筋・筋膜性疼痛に対する物理療法 日東医、第48回学術大会
2023.04.10
痛み評価で治療対象を特定
一般社団法人日本東洋医学系物理療法学会(日東医)の第48回学術大会が3月4日、5日にオンラインで開催された。テーマは『痛みに対する物理療法の最前線―筋・筋膜性疼痛に対する鍼通電・手技・ストレッチの治療戦略』。
(さらに…)
筋・筋膜性疼痛に対する物理療法 日東医、第48回学術大会
筋・筋膜性疼痛に対する物理療法 日東医、第48回学術大会
2023.04.10
痛み評価で治療対象を特定
一般社団法人日本東洋医学系物理療法学会(日東医)の第48回学術大会が3月4日、5日にオンラインで開催された。テーマは『痛みに対する物理療法の最前線―筋・筋膜性疼痛に対する鍼通電・手技・ストレッチの治療戦略』。
(さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』224 火が乗ず
連載『汗とウンコとオシッコと…』224 火が乗ず
2023.04.10
桃色の桜、白色の雪柳、黄色の菜の花のコラボが終われば、もう夏に突入する。旧暦の夏は5月からだ。我々現代人が夏と認識をしている7月、8月の暑さは土用に属すものだ。この春から夏にかけては木象に火象が乗じる反応が非常に多い。
例えば、イライラして動悸する、頭痛があり不眠が起こるなどで、身体の上部に現れる症状と「身熱」に代表される熱の反応が出て、複雑な症状を訴える。それに対し身体の下部は相対的に虚して、足腰の痛みや少腹痛など、上下に分かれて反応が現れる上熱下冷の症状が多くなるわけだ。このような時期は、どれだけうまく補して脈を調えても、局所熱源の強い所を上手く瀉さないと症状がすぐに戻ってしまう傾向にある。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第2回 医療としての鍼灸・柔整からの脱却
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第2回 医療としての鍼灸・柔整からの脱却
2023.04.10
医療費は年々増え続けているが、それはなぜなのであろうか? 医学は常に進歩を続けているため、将来的には病気が克服され、やがて病人が減ることで医療費が下がると思われがちである。しかし、医学が進歩した結果、検査は高度化し、今まで見逃されてきた病気までもが初期のうちに発見できるようになった。その結果、次々と新しい治療法が開発され、処方されている。 (さらに…)
第31回あはき・柔整国試の合格発表(速報)、柔整師の合格率50%切る
第31回あはき・柔整国試の合格発表(速報)、柔整師の合格率50%切る
2023.03.24
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔整師のそれぞれ第31回国家試験の合格者が厚労省のホームページで発表された。
免許別の合格率は、あマ指師88.6%、はり師70.4%、きゅう師71.7%、柔整師49.6%だった。柔整師は50%を切り、過去最低となった。合格者数の推移など、詳細は今後の本紙に掲載する。
厚労省ホームページ(国家試験合格発表)
令和4年の 家計調査 1世帯の治療院代2,764円
令和4年の 家計調査 1世帯の治療院代2,764円
2023.03.24
ようやく「コロナ以前の水準」か
総務省が2月7日に発表した『令和4年の家計調査』で、昨年1年間に整骨院(接骨院)や鍼灸院で使った治療代は、1世帯当たり2,764円だった(下表参照)。前年(令和3年)と比べ6.0%増加(157円増)。2年連続の増加で、コロナ以前の利用状況に戻りつつあるようだ。 (さらに…)
鍼灸臨床における安全性とは 鍼灸安全性セミナー開催
鍼灸臨床における安全性とは 鍼灸安全性セミナー開催
2023.03.24
安全管理基本のキ
『これだけは押さえておくべき―鍼灸師に必要な安全性セミナー』が1月から4回にわたりオンラインで開催された。セイリン株式会社主催。2月18日の第4回では、森ノ宮医療大学大学院鍼灸情報センター長の山下仁氏が登壇し、臨床現場で取り組む安全管理の基本について解説した。
(さらに…)
今年の鍼灸師国家試験を振り返る
今年の鍼灸師国家試験を振り返る
2023.03.24
芦野 純夫
元厚生労働教官 (財団国試評価委員)/横浜医療専門学校 学術顧問
東洋療法研修試験財団に委託された鍼灸師の国家試験も31回目を迎え、試行錯誤的に始まった発足当初から関わってきた私から見ても、今回は他の医療系国試と比べて遜色ないレベルに昇華されており、一応の安堵感が得られたが幾つかの問題点も見られた。 (さらに…)
千葉裁判とは何? オンラインイベント『第9回政治×鍼灸』
千葉裁判とは何? オンラインイベント『第9回政治×鍼灸』
2023.03.24
原告団長・息才氏、当時振り返る
鍼灸師がZoom(オンライン)を通じで語り合う『政治×鍼灸』が2月3日に開かれた。9回目の今回は、あはき療養費の受領委任を認めないのは不当だとして2000年に国などを訴えた、いわゆる「千葉裁判」の原告側団長・息才博氏(轟はり灸治療院)がゲストに招かれ、裁判当時を振り返りつつ、そこからの教訓などが伝えられた。
あはき療養費の受領委任は2019年から導入され、現行認められているが、それ以前は各保険者と個々に交渉し、協定・契約を交わして委任払いを行っていた。保険者によっては恣意的な判断で委任・支払いが拒否されるケースも少なくなく、そんな状況下の2000年1月に全国保険鍼灸師マッサージ師連合会(全国保鍼連、現・一般社団法人全国鍼灸マッサージ協会)と、有志で集まった125名のあはき師が、柔整師には認められている受領委任をあはき師にも一律に認めるよう求めたのが千葉裁判だ。
息才氏は、当時の状況として、 (さらに…)
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』25 接骨院に通所型サービスを 併設する運動を!
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』25 接骨院に通所型サービスを 併設する運動を!
2023.03.24
柔整療養費が毎年100億円規模で減り続けています。私は、柔整業界に30年以上いますが、このような異常事態を経験したことがありません。また、「療養費では経営できない」と言って、自費治療や物販に力を注ぐ接骨院も増え、まるで柔整師が整体師やエステシャンであるかのようになっていて、この業界の衰退が日々加速しているように思われます。 (さらに…)
中外医学社から新刊 図解 経絡と解剖学
中外医学社から新刊 図解 経絡と解剖学
2023.03.24
鍼灸師の吉田啓氏(はりきゅう治療院伍行庵)の新刊『図解 経絡と解剖学』が発刊された。B5判、 260頁、3,960円(税込)。
東洋医学の医学的根拠に深く興味を抱き、定期的に海外の解剖実験にも参加する著者が、自身が感じてきたジレンマを解決するテキストとして制作。
日本では最も東洋医学に精通しているのが鍼灸師であるが、「現代医療とは別の角度から病と人を診る」強みと、西洋医学の良さの両方を充分発揮できていないとの課題に長年向き合った臨床経験から、中医学を「現代医学との共通言語で」説明することに重点を置き執筆、イラストも手がけた。
中医学の基礎に始まり、経絡の順に従い臓腑と経脈、経筋と可能な限り現代医学的な視点で解説する、身体に関わる全ての人、東洋医学を学ぶ人に向けた一冊。
(さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 広告ガイドライン発出後、 「〇〇柔道整復治療院」は認められるよね?
Q&A『上田がお答えいたします』 広告ガイドライン発出後、 「〇〇柔道整復治療院」は認められるよね?
2023.03.24
Q.
私たち柔整師の施術所において「整骨院」の表記や広告が認められないこととなってしまいました。残念でなりません。一方で、あはきは「業態+治療院」が認められる予定であれば、私たちも「柔整治療院」が認められ、今後は「柔整治療院」がトレンドとなるのでしょうか? (さらに…)
コロナ禍の受療控えにより 柔整・あはきとも後期高齢が大幅減 厚労省・令和2年度の保険者別療養費
コロナ禍の受療控えにより 柔整・あはきとも後期高齢が大幅減 厚労省・令和2年度の保険者別療養費
2023.03.24
厚労省保険局調査課が1月に公表した『医療保険に関する基礎資料』において、令和2年度の保険者別療養費の状況が示された。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』53 素問・十五 『玉版論要』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』53 素問・十五 『玉版論要』
2023.03.24
王様は上古聖人が見つけた医学の知識が正しく未来に伝わることを願って本を作っています。 (さらに…)
第9回広告検討会の議事録が公開
第9回広告検討会の議事録が公開
2023.03.14
柔整師が開設する施術所の名称に「整骨院を使えない」とする案などが合意された「第9回あはき師・柔整師等の広告に関する検討会」の議事録が、厚労省ホームページ上に公開された。約1時間半の会議の模様が記録されている。
一方、「私たち柔道整復師にこれからも整骨院を使い続けさせてください」という整骨院の使用存続を求める署名運動も起きており、今現在(3月14日10時)で700人以上の賛同者を集めている。
■第9回広告に関する検討会の議事録
https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/001071602.pdf
■整骨院の使用存続を求める署名活動
https://www.change.org/keep-seikotsuin
NHK『東洋医学 ホントのチカラ』、3/20放送
NHK『東洋医学 ホントのチカラ』、3/20放送
2023.03.13
「鍼灸(ツボ)」などの東洋医学の治療効果を最新科学の視点で紹介するNHK『東洋医学ホントのチカラー心と体を整えるSP』が3月20日の夜7時半から放送される。2018年から過去5回に渡って放送され、今回は「季節の変わり目に多い心身の不調」がテーマ。
漢方薬やヨガ、鍼灸、ツボが取り上げられ、鍼灸では弊紙連載中の伊藤和憲氏(明治国際医療大学教授)がスタジオで頭痛を改善するツボ押しのセルフケアなどを紹介するようです。
番組HP『東洋医学 ホントのチカラー心と体を整えるSP』
マスク着脱緩和に伴い 柔整あはき業種別GL見直し
マスク着脱緩和に伴い 柔整あはき業種別GL見直し
2023.03.10
施術時は着用、来院患者に着用推奨
コロナ禍で定着した「マスク着用」について、3月13日から「屋内・屋外問わず個人の判断に委ねる」との政府方針が示されたことで、柔整・あはきの施術所でもその対応を考える必要が出てきた。 (さらに…)
京都府鍼灸マッサージ師会 法人認可70周年記念式典・祝賀会
京都府鍼灸マッサージ師会 法人認可70周年記念式典・祝賀会
2023.03.10
師会の歴史や実績を次世代に語り継ぐ
1月22日、公益社団法人京都府鍼灸マッサージ師会の「法人認可70周年記念式典・祝賀会」を京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都にて開催しました。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』59 コロナに かからない人
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』59 コロナに かからない人
2023.03.10
昨年末、不妊治療で通院されていて「タイミング指導段階」(注)の方に「年末年始頃に排卵するだろうから、その休暇中に夫婦生活をお願いします」とお伝えしました。その方は、年明けに来院され、12月27日にご主人がコロナ感染陽性となり発熱したとのこと。通常数日間の隔離をすべきでしたが「先生、主人の熱も下がったので29日からタイミングを取り始めました」と。これには驚きましたが、「それから毎日検査していますけど、私感染してないんです」とも。確かにインフルエンザもコロナもワクチンを接種していないのに、感染したことがないという初老の女性がおられました。それって偶然か、と思いきや、実は特定のウイルスに絶対に感染しない人がいるらしいのです。 (さらに…)
連載『中国医学情報』216 橈骨遠位端骨折34例に灸頭鍼併用治療―整復後副木固定治療とのランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』216 橈骨遠位端骨折34例に灸頭鍼併用治療―整復後副木固定治療とのランダム化比較 ほか
2023.03.10
☆橈骨遠位端骨折34例に灸頭鍼併用治療―整復後副木固定治療とのランダム化比較
海南省瓊海市中医院・李順らは、骨粗鬆症性の橈骨遠位端骨折(DRF)患者で、常軌治療群とそれに灸頭鍼を併用した群を比較(上海鍼灸雑誌、2022年11期)。 (さらに…)
小児の4割弱がアレルギー 兵庫県鍼灸師会の第3回学術講習会
小児の4割弱がアレルギー 兵庫県鍼灸師会の第3回学術講習会
2023.03.10
皮膚バリアの低下に注意
兵庫県鍼灸師会の第3回学術講習会が1月22日、神戸市内の兵庫県鍼灸師会館とオンラインで開催された。 (さらに…)