富山あはき社団が県と災害支援協定結ぶ
2024.06.10
能登地震での活動も反映
4月22日、公益社団法人富山県鍼灸マッサージ師会と富山県が「災害時の避難所等における支援活動に関する協定」を締結。県庁で同会会長の澤田勝芳氏が新田八朗県知事と協定書を取り交わした。 (さらに…)
富山あはき社団が県と災害支援協定結ぶ
富山あはき社団が県と災害支援協定結ぶ
2024.06.10
能登地震での活動も反映
4月22日、公益社団法人富山県鍼灸マッサージ師会と富山県が「災害時の避難所等における支援活動に関する協定」を締結。県庁で同会会長の澤田勝芳氏が新田八朗県知事と協定書を取り交わした。 (さらに…)
【NHKディレクター×統合医療の専門家】綿密な取材情報を元にした東洋医学の専門書を出版
【NHKディレクター×統合医療の専門家】綿密な取材情報を元にした東洋医学の専門書を出版
2024.06.10
東洋医学はなぜ効くのか―ツボ・鍼灸・漢方薬、西洋医学で見る驚きのメカニズム
講談社ブルーバックス
1,210円(税込)
NHK『東洋医学ホントのチカラ』ディレクターの山本高穂氏と同番組にも出演する統合医療や補完代替医療の専門家・大野智氏(島根大学医学部附属病院臨床研究センター長)の共著『東洋医学はなぜ効くのか―ツボ・鍼灸・漢方薬、西洋医学で見る驚きのメカニズム』が発刊された。
執筆に踏み切ったのは、「テレビで紹介しきれなかった取材情報や世界中の最新研究を伝えて、多くの人に鍼灸と漢方薬の良さを広めたい」との思いから。番組での現地取材は日本だけでなく、アメリカ、メキシコ、イギリス、スウェーデン、イタリア、ドイツ、南アフリカ、ウガンダ、と3大陸にまたがる9カ国にも及び、アメリカやイギリスにおいては東洋医学の認知度が高く研究も活発に行われていると実感したという。
書籍では、西洋医学的視点でみた東洋医学の解説から、根拠を示す臨床試験、最後にはツボ押しのセルフケアも収録する。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』238 溢泌(いっぴつ)
連載『汗とウンコとオシッコと…』238 溢泌(いっぴつ)
2024.06.10
今年は「ザ・五月晴れ」といった過ごしやすい日が少なかった。また、季節外れの暑さや涼しさがあり、見上げるとスジ雲が漂い秋の空のようになっている。
今年の司天は「太陽寒水」が入るので、高層の乾いて冷たい風が吹き下ろされやすい年回りだからだ。通常の夏モード(旧暦)で温められた海水と上空からの冷たく乾いた空気が触れ合うと、気化が激しく雲が増え、雨が多くなるのは当然だ。故に前半は涼しく暑さがずれるという状況になる。
これは気象庁の予報と大きく外れていないので、古代人の気象観察の力量には頭が下がる次第である。こうなると、痺の病が多くなり、今年は稼ぎ時という嫌な言葉が頭によぎる。
「2カ月前から右足の甲に痺れがあるんです。腰椎ヘルニアと診断されて、薬を飲んでいますがかえって悪くなっているような感じがして……」と訴えるのは馬場さんという50代後半の身体ががっしりした男性。中小企業の役員で奥様の紹介で来院した。腰椎ヘルニアの特異的な所見はなく、年齢的に肝数値は標準、糖尿もなく、健康診断でも比較的健康である。毎週ゴルフに行ってカートに乗らずに人生後半戦を謳歌していた矢先の話だと言う。
横転先生は「痺れているのは母趾側?」と問う。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第16回 エンゲージメントと健康管理
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第16回 エンゲージメントと健康管理
2024.06.10
人口減少社会の日本では、人材の確保が難しいのが実情です。そのため、企業は労働力を確保するために、新規採用を増やすか、働く人の生産性を高めるかのどちらかを選択しなければなりません。とはいえ、人口減少社会の中で新規採用を増やすことは難しいことから、現在の従業員の生産性を高めるためのアプローチに力を入れるようになっています。
そこで、人材価値を十分活用できているかどうかを知るための方法として、「従業員エンゲージメント」という考え方があります。従業員エンゲージメントとは「働く人がもつ、企業や仕事そのものへの熱意や思い入れの程度を表す指標」のことであり、働く人のココロ(心)に企業としてどれだけ寄り添えているかの程度を表しています。
そのため、多くの企業は従業員エンゲージメントを定期的に測定し、それを向上させるために従業員のコンディションやチームにおける懸念点を解消していく必要があります。従業員エンゲージメントが改善されると退職率が減少するだけでなく、仕事の効率も良くなり、生産性が上がることが示されています(図)。
(さらに…)
日本一を選ぶ「あマ指コンテスト」、5年ぶり開催
日本一を選ぶ「あマ指コンテスト」、5年ぶり開催
2024.05.29
一般財団法人一枝のゆめ財団が8月25日、あん摩のプロ日本一を選ぶ「第3回全国あん摩マッサージ指圧コンテスト2024」を開催する。
コロナ禍を経て約5年ぶりの実施で、さいたま市内の呉竹医療専門学校で行われる。日本視覚障害者団体連合との共催。
コンテストは、国家資格者であるあマ指師の手技とホスピタリティを競う。3回目となる今回は、慢性的な筋・筋膜性腰痛患者への局所施術が課題で、持ち時間は15分間。施術中のコミュニケーションも評価対象となり、プロの有資格者と一般参加者による審査員が100点満点で採点する。
また、今回から養成校2年生以上の学生を対象とした「あん摩マッサージ指圧甲子園」も同時開催。各部門ごとに、最優秀賞1名、優秀賞2名を表彰する。
現在、コンテストに出場する治療家及び学生を募集している(6月30日まで)。定員は各30人で、先着順を原則とするが、応募者が多数の場合は抽選。参加費は、一般部門が15,000円、学生部門が5,000円。
申込みを含む詳細は、同コンテストのウェブサイトから。
広告検討会 日整、「整骨院不可」の見直し要望
広告検討会 日整、「整骨院不可」の見直し要望
2024.05.24
反省やお詫びを交え「今一度、議論を」
10回目となる「あはき師・柔整師等の広告に関する検討会」が5月20日、都内で開催され、1年3カ月ぶりに議論が再開した。
これまでの会議を踏まえ、厚労省から「ガイドライン(GL)に記載する内容(案)」が提示されたが、柔整側メンバーである日本柔道整復師会(日整)が一転して、既に合意形成された「整骨院の名称を不可」とする事項の見直しを求める訴えを出した。反対意見が出たものの、継続審議となり、GLの議論と並行して引き続き話し合いが行われることになった。
反対出るも継続審議へ望みつなぐ
「整骨院」の名称については、大臣告示に規定されておらず、法令で認められていないとの理由で、検討会においてその使用の是非をめぐって大きな論点となり、前回の第9回会議で「今後、整骨院を新規で名乗る場合に使用できない」とする案が合意された。なお、この案では、既に整骨院を使用する施術所には当面の猶予を与える緩和措置も盛り込まれている。 (さらに…)
日本鍼灸師会第5回医療連携講座 腰痛治療から医療連携を考える
日本鍼灸師会第5回医療連携講座 腰痛治療から医療連携を考える
2024.05.24
3月31日に日本鍼灸師会の『第5回医療連携講座―腰痛の医療連携』が呉竹医療専門学校(さいたま市大宮区)とオンラインで開催、約200名が参加した。
レッドフラッグを念頭に
税田和夫氏(埼玉医科大学総合医療センター整形外科教授)は医師の目線で腰痛の診断と治療を解説した。『腰痛診療ガイドライン2019』では腰痛の85%が非特異的腰痛とされ、部位の特定にとらわれず命や重大な後遺症にかかわる疾患の可能性を検証し治療すべきと述べた。
注意すべきレッドフラッグを「FACET(椎間関節)」になぞらえ①Fracture(骨折)、②Aorta(腹部大動脈瘤、大動脈解離)、③Compression(脊髄圧迫症候群)、④Epidural abscess(硬膜外膿瘍、骨髄炎)、⑤Tumor(脊椎腫瘍、骨転移)と伝えた。また痛みが感覚と情動からなり、特に慢性疼痛においては痛覚が過敏になるアロディニアの要素も考慮すべきと語った。
医師の腰椎治療では、原則として下肢症状のない腰痛は手術しないと述べ、腰椎椎間板ヘルニアを例にフローを解説した。まずは、下肢や大腿神経の伸展テストなどで神経所見の有無を確認し、鎮痛剤や筋弛緩剤など投薬し様子をみるという。所見が認められ回復がなければ手術をする。
患者に多いのが「手術で根治できる」との誤解だと話す。腰部脊柱管狭窄症手術292例でしびれの残存率が約8割という調査結果もあり、さらにしびれ消失群に至っても、満足度が5点満点中4.1点であったと報告。「あるべき部位の切除、長い期間神経が圧迫された負荷などにより、手術で元の状態に戻るわけではない」と話した。
下肢症状がない腰痛においては治療の優劣が明らかでないといい、薬剤投与や物理療法のほか鍼灸も世界で認知されていると述べた。
山口智氏(埼玉医科大学医学部東洋医学科客員教授)は非特異的腰痛の鍼灸治療を解説した。腰痛の概念はかつて脊椎の障害だったが、現在は身体・精神・社会的要因による疼痛症候群となり鍼灸の強みが生かせる分野であると強調。
鍼灸治療の対象としては①筋・筋膜・靭帯、②椎間関節・仙陽関節、③椎間板、④神経根・神経、⑤下肢の要穴を上げた。鍼灸治療で疼痛とともに、VAS、QOLをが向上したとの研究結果なども示し、「心身一如」を裏付けた。筋筋膜性疼痛の治療の実技供覧も行った。
河原保裕氏(アコール鍼灸治療院院長)は東洋医学的な観点から黄帝内経や素問、霊枢と古典を引用し痛みを解説したのち、崑崙による膀胱経の操作から中枢部の痛みのポイントを絞り込む様子をみせた。また、圧痛や硬結でなく、愁訴が軽減するポイントを探ると教えた。
同意書を書いてもらうには?
小林潤一郎氏(小林はりきゅう院院長)は医師への紹介状や報告書の書き方を解説した。医師が同意書を断る理由は、「忙しい」「保険併給の可否をはじめ法律を理解していない」「受付で断る決まりである」など、発行する理由は様々だと報告。それをふまえ、他施設の鍼灸併用事例を上げ必要性を伝える、医師の領域である負傷名の特定をしないなど、お願い状記述のコツを伝えた。
また、在宅診療に注力するクリニックは比較的頼みやすい、新規開業時は挨拶しておくなど、依頼先探しのポイントにもふれた。施術報告書においては、医師向けの文書である意識を持ち、東洋医学の専門用語は避け、現代医学用語を用いることなど要点を解説。医療連携のための文書作成の重要性を強調し「患者の視点で鍼灸以外も視野に入れ最善の手段を考える必要がある」と訴えた。
質疑では報告書作成の際、「夜間の運動器痛の改善」を「夜間痛が取れた」など、医科に報告すべきレッドフラッグを放置したと誤解を受ける記述に注意すべきと声が上がった。また、紹介状を書きたくない理由に「たったの1,000円しか受け取れない」という医者の内情も話された。
同会の地域ケア委員会からは、菅野幸治氏(鍼灸治療楓鈴堂院長)と藤森文茂氏(日野春治療院院長)が医師や医療専門職との緊密な連携の必要性や、信頼関係の構築法などを伝えた。また、同委員会の取り組み「地域ケアZoom行脚」では、地域での鍼灸師の活躍や参入の成功例、困りごとなどを共有・意見交換していると話し、参加をよびかけた。
アースデイ 東京2024 204名にお灸体験 モクサアフリカジャパン
アースデイ 東京2024 204名にお灸体験 モクサアフリカジャパン
2024.05.24
灸の普及と結核治療における灸の有効性の研究に努めるチャリティ団体「モクサアフリカジャパン」が4月13日、14日に代々木公園(東京都渋谷区)で行われた『アースデイ東京2024』に出展。天候にも恵まれ2日間で204名が灸を体験した。ボランティアには遠くは岩手県や沖縄県など、全国から治療家や学生総勢40名が集まった。
もぐさの消費を増やして生産を促進させたい
モクサアフリカジャパンの同イベント参加は今年で4回目。今年準備した体験は直接灸と竹塩灸で、参加者から一種類1,000円、両方で1,500円の寄付を募る。「直接灸はモクサアフリカの活動の基本として海外でも用いている。直接灸に使う最上級のもぐさを作るヨモギも技術も日本にしかない。たくさんの人に知ってもらって、消費を増やして、生産者を底上げしたい」と山川義人氏(モクサアフリカジャパン事務局)。 (さらに…)
上田孝之氏の新刊、好評発売中 療養費問題の最前線
上田孝之氏の新刊、好評発売中 療養費問題の最前線
2024.05.24
療養費の「今」が分かる!保険者や行政も無視できない、「療養費マニュアル」の決定版がKindle対応電子書籍で発売!
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和5年度版―知らないと損する療養費の現状』が、5月17日に株式会社日本医療福祉新聞社から電子版で発刊した。価格1,250円。初の電子書籍でAmazonの電子書籍サービスKindleで配信。 (さらに…)
令和6年 春の叙勲・褒章
令和6年 春の叙勲・褒章
2024.05.24
あはき・柔整業界からは以下の8名。(敬称略)
◇旭日双光章
石原 誠(元公益社団法人香川県柔道整復師会会長・香川県)
富永敬二(元公益社団法人佐賀県柔道整復師会会長・佐賀県)
松岡 保(元公益社団法人福岡県柔道整復師会会長・福岡県)
◇黄綬褒章
中島勝光(中島治療院・新潟県)
中村 亮(中村治療院院長・岩手県)
◇藍綬褒章
古賀慶之助(公益社団法人福岡県鍼灸マッサージ師会会長・福岡県)
髙島弘和(公益社団法人徳島県鍼灸マッサージ師会会長・徳島県)
水上弘祥(公益社団法人北海道鍼灸柔整マッサージ師会会長・北海道)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』235 属人的な技術から標準的な学問へ
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』235 属人的な技術から標準的な学問へ
2024.05.24
友人が「東京すしアカデミー」に通い始めたようです。いつも一人で出航して船釣りをしている友人ですが、釣った魚を握りたくなったようです。東京すしアカデミーは、通常は何年も修行しなければならない寿司職人の技術を、理論に基づいた効率的な指導で、未経験者でも短期間で戦力へと育て上げる寿司職人養成学校です。最短2カ月で寿司職人になることも可能だといい、仕事をしながら週末のみの受講でも11カ月で習得できるので、私もいつか学んでみたいなと思っています。
寿司職人のなかには、伝統的な修行方法の軽視だと感じる人もいます。寿司職人の修行は、通常は長年にわたる徒弟制度を通じて行われ、師匠の背中を見て技術を磨くことが重視されます。この伝統的な修行方法には、技術だけでなく、職人としての精神や心構えを学ぶ重要な側面があります。 (さらに…)
大和書房から新刊 子どもの養生習慣60 寝る・食う・動く
大和書房から新刊 子どもの養生習慣60 寝る・食う・動く
2024.05.24
大和書房から『子どもの養生習慣60―寝る・食う・動く』が発刊。著者は鍼灸師の若林理砂氏。A5判、192頁、1,760円(税込)。
子どもが病院に行かなくてはいけないほどの不調になる前に兆候に気づき、対処する「未病治」を実践する知恵を著者自身の経験もふまえ紹介。不調が少なく、メンタルが安定して、朗らかでいるには毎日きちんと「寝る」「食う」「動く」を習慣にして、自律神経を安定させることが要だと伝える。
「ぐっすり眠ってすっきり起きる10の養生」「おいしく食べてすっきり出す10の養生」など6章構成で、各10項目ずつ「布団に入ってもなかなか寝つけない」「だらだら食べて、食事の時間が長い」など具体的な「子どもの気になる様子」をあげ、対処法を教える。
巻末ではペットボトル温灸やつまようじ鍼、本書で登場したツボの紹介をし、東洋医学への一歩を後押しする。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』訪問施術料の導入で医科との併給も解決できるのか?
Q&A『上田がお答えいたします』訪問施術料の導入で医科との併給も解決できるのか?
2024.05.24
Q.
今年の令和6年改定で訪問施術料が導入されると聞きました。そうすると、これに伴って医師と連携も深まり、今後、はり・きゅう療養費で医科との併給も可能となるということは考えられますか?
A.
訪問施術料の新設は、業界が長らく願っていた要望が実現したという点でご同慶の至りです。この訪問施術料と、突発的な事象に対応するメニューに変わる往療料を含めた新たな仕組みでは、これまで以上に同意医師との連携が重要となり、同意医師が認めた事例であれば、はり・きゅう療養費との併給も認めてよいのでは、とさらなる期待も生まれてくるのも分かります。しかし、残念ながら、現時点ではその可能性は極めて低いというほかありません。 (さらに…)
白檀の香りが楽しめる灸の火種「灸都」
白檀の香りが楽しめる灸の火種「灸都」
2024.05.24
京都にあるお香の老舗から発売
300年を超えるお香の専門店、香老舗 松栄堂(京都市中京区)から、灸の火種「灸都」が発売されている。開発は、同社の線香製造現場「香房」の見学に訪れた東洋医学博士の伊田屋幸子氏(モクサアフリカ)が、その際に灸の火種の香りの強さや折れやすさなど悩みを伝えたのがきっかけ。
(さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』67 素問・二十九 『太陰陽明論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』67 素問・二十九 『太陰陽明論』
2024.05.24
この篇は、脾について詳しく書かれています。
王様
「肝は春、心は夏、肺は秋、腎は冬、と当てはまるのに、どうして脾には当てはまる季節が無いのだ?」 (さらに…)
『ちょっと、おじゃまします』 選手を治療と指導両面でサポートしたい 奈良市西登美ケ丘<おがた治療院>
『ちょっと、おじゃまします』 選手を治療と指導両面でサポートしたい 奈良市西登美ケ丘<おがた治療院>
2024.05.24
まるでトレーニングジムのようにカラフルな器具が並ぶおがた治療院。教員の経歴もある尾形秀明先生を頼り、未来のトップアスリートたちが大勢訪れています。
かつては、日本体育大学で十種競技に取り組んでいた尾形先生。卒後は保健体育教員の道を歩み、陸上競技指導者の資格も取得して、部活動の顧問も務めました。そんな中、「指導だけでなく、治療もできれば」との思いで、鍼灸の資格を取得しました。その後は6年間、治療院で腕を磨き平成28年に開業。教員の経験やスポーツの専門知識を見込まれ、鍼灸を学んだ母校の講師を引き受けることに。さらに地元の高校の陸上競技部やバスケットボール部などからも声がかかり4つの部活動のコーチやトレーナーとしても活動を始めました。 (さらに…)
上田氏の電子書籍「療養費問題の最前線」、本日5/17配信
上田氏の電子書籍「療養費問題の最前線」、本日5/17配信
2024.05.17
株式会社日本医療福祉新聞社は5月17日に、全国柔整鍼灸協同組合理事長・上田孝之氏の新刊『療養費問題の最前線 令和5年度版―知らないと損する療養費の現状』をAmazonの電子書籍サービスKindleで配信した。同シリーズ初の電子書籍で、価格1250円。
施術者団体の幹部として療養費の受領委任取り扱いに関して保険者や行政と折衝などを重ねている著者が、長年の経験をもとに業界への提言するほか、自らの活動内容をまとめた「療養費のマニュアル」的事例集。
ご購入・詳細は、Amazonの本書販売ページから。
5月19日放送の「NHKスペシャル」は東洋医学の最前線がテーマ
5月19日放送の「NHKスペシャル」は東洋医学の最前線がテーマ
2024.05.16
5月19日放送の「NHKスペシャル」のテーマは『東洋医学を“科学”する―鍼灸・漢方薬の新たな世界』。セルフケアで灸や漢方薬を取り入れてきたと話すモデルの富永愛さんが、専門家の話やツボや灸をつかう治療を通し、東洋医学の最前線を体感。東洋医学の最新情報や新たな医療の可能性を伝える。
近年、東洋医学のメカニズムの科学的解明が進み、ツボは体内の神経ネットワークを介し免疫機能に働きかけ、漢方薬は腸内細菌の助けにより効果を生むといわれている。外科や救急医療と西洋医学の世界でも東洋医学は全身を整えると知られ、「未病」段階で取り入れ「予防医療」につなげる動きが広がりつつあると解説する。
世界の最新研究や臨床現場のドキュメントもあり、東洋医学の知られざる世界と東・西医学の融合で実現する新しい医療について展望する。
NHKスペシャル
『東洋医学を“科学”する―鍼灸・漢方薬の新たな世界』
NHK総合 5月19日(日)午後9時~9時49分
※再放送 5月23日(木)午前0時35分~
広告検討会が1年以上ぶりの開催へ、「整骨院」の名称はどうなる?
広告検討会が1年以上ぶりの開催へ、「整骨院」の名称はどうなる?
2024.05.15
5月20日、「あはき師・柔整師等の広告に関する検討会」が約1年3カ月ぶりに開催されることになった。厚労省のホームページで発表された。
前回の会議で「整骨院」という名称を今後柔整師が名乗れなくなるとする提案が合意されたことを受け、反対の署名活動も起こるなど柔整業界内で大きな騒動となったが、この点が10回目となる今回の議論の焦点となりそうだ。
5月16日放送のNHK「トリセツショー」でツボを特集!鍼灸師300人が選ぶおススメのツボも発表
5月16日放送のNHK「トリセツショー」でツボを特集!鍼灸師300人が選ぶおススメのツボも発表
2024.05.13
5月16日に放送するNHK「あしたが変わるトリセツショー」では、「ツボとは何か?」「なぜさまざまな不調に効くとされるのか?」とツボの秘密を大解明!
テーマは『ツボのパワーを大解明!肩こり・腰痛・疲労改善&美容 SP』。患者の手足を触るだけで体の不調を見つけ出す“ゴッドハンド”の披露や、腰痛、肩こり、疲労改善にお勧めのツボを全国 315 の鍼灸師による投票で選ぶ「ツボ総選挙」の結果発表、ツボの正体とメカニズムや美容に効果が期待できるトリセツ流推しツボ“リフトアップ★12”なども紹介する。
なお、同番組は食・健康・生活と様々なジャンルの「あしたが変わる」知識を、最新科学や実験、調査で大検証。真のお役立ち情報をよりすぐり「トリセツ」として解説している。MCは石原さとみ。
あしたが変わるトリセツショー
『ツボのパワーを大解明!肩こり・腰痛・疲労改善&美容SP』
NHK総合 5月16日(木) 午後7:30〜午後8:15
※再放送 5 月 22 日(水)NHK 総合 23:50~