日東医第46回学術大会 軟部組織障害に対する鍼灸テーマに
2021.04.23
血流改善、腱板病変予防に
一般社団法人日本東洋医学系物理療法学会の第46回学術大会が3月6日、7日、オンライン形式で開催された。テーマは『軟部組織障害に対する鍼灸手技療法の最前線』。
教育講演では、水出靖氏(東京有明医療大学准教授)が登壇した。肩関節周囲炎の病期を、freezing phase、frozen phase、thawing phaseに分けて解説の上で、 (さらに…)
日東医第46回学術大会 軟部組織障害に対する鍼灸テーマに
日東医第46回学術大会 軟部組織障害に対する鍼灸テーマに
2021.04.23
血流改善、腱板病変予防に
一般社団法人日本東洋医学系物理療法学会の第46回学術大会が3月6日、7日、オンライン形式で開催された。テーマは『軟部組織障害に対する鍼灸手技療法の最前線』。
教育講演では、水出靖氏(東京有明医療大学准教授)が登壇した。肩関節周囲炎の病期を、freezing phase、frozen phase、thawing phaseに分けて解説の上で、 (さらに…)
全日、海外での研究発表の渡航費等に助成金 15万円を上限に
全日、海外での研究発表の渡航費等に助成金 15万円を上限に
2021.04.19
公益社団法人全日本鍼灸学会は4月18日、2021年度の「海外研究発表助成応募要領」をホームページで公表した。
鍼灸や東洋医学の発展等に寄与する国際学会やシンポジウムで研究発表を行う者を対象とし、海外渡航費や参加費、宿泊費を15万円まで助成する。ウェブ開催の場合は登録費。
応募資格は同学会員や研究・教育機関、臨床施設に所属する者及び同学会が適当と認める者。応募受付は、今年の秋開催予定の学会の場合は6月30日(水)、来年春開催は11月12日(金)まで。
詳細
全日中部支部・B講座 『閃めく経絡』訳者が講演
全日中部支部・B講座 『閃めく経絡』訳者が講演
2021.03.25
論文検索で知識の更新も訴え
公益社団法人全日本鍼灸学会(若山育郎会長)中部支部のB講座が2月11日、オンラインで開催された。
『閃めく経絡―鍼灸医学を現代の言葉で説明する』『海外鍼灸論文のトレンド』の二つのテーマで、建部陽嗣氏(鍼灸師・量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所研究員)が講演した。 (さらに…)
臨スポとAT学会、スポーツ外傷調査の標準化目指す
臨スポとAT学会、スポーツ外傷調査の標準化目指す
2021.03.24
日本臨床スポーツ医学会(松本秀男理事長)と日本アスレティックトレーニング学会(広瀬統一代表理事)が昨年末、スポーツ現場の外傷・障害調査フォーマットの標準化に向けた合同プロジェクトチームを発足させた。
国内におけるスポーツ外傷・障害の調査手法のあり方について標準化される必要性があり、その提言を行う目的で立ち上げられた。令和4年春頃に提言書を公開する予定という。
「スポーツ現場における外傷・障害調査フォーマットの標準化」に関する合同プロジェクトチーム発足について
全日・福岡大会、6月にオンラインで 参加申込は5月10日まで
全日・福岡大会、6月にオンラインで 参加申込は5月10日まで
2021.03.19
『第70回(公社)全日本鍼灸学会学術大会 福岡大会』が6月4日(金)から6日(日)まで、オンラインで開催される。大会テーマは「健康・医療のブレークスルーと鍼灸―からだとこころをとらえる五感の医術」。参加申込受付は5 月10日(月)まで。
九州看護福祉大学鍼灸スポーツ学科教授の篠原昭二氏が大会会頭を務め、「鍼灸医学における経脈の臨床的意義」をテーマに会頭講演を行う。特別講演は「フクロウ型と漢方治療」(久留米大学医療センター先進漢方治療センター教授・恵紙英昭氏)、「鍼灸治療の自律神経を介した生体反応について」(東京都健康長寿医療センター研究所専門副部長・内田さえ氏)。
ほかに、シンポジウムや実技供覧、一般演題、セミナー等も予定。
大会HP
埼玉鍼灸学会認定パネルディスカッション 慢性疼痛に対する鍼灸治療戦略
埼玉鍼灸学会認定パネルディスカッション 慢性疼痛に対する鍼灸治療戦略
2021.03.10
古典・中医・現代医学、それぞれの立場から
令和2年度第2回埼玉鍼灸学会認定研修C講座として、パネルディスカッション『慢性疼痛に対する鍼灸治療戦略』が1月24日、埼玉医科大学かわごえクリニック(埼玉県川越市)とオンラインで開催された。
古典的鍼灸治療の立場から小泉智裕氏(小泉漢方堂鍼灸療院院長)、中医学的鍼灸治療の立場から齋藤隆裕氏(鍼灸らせん堂CEO)、現代医学的鍼灸治療の立場から吉川惠士氏(吉川はり物療院院長)の3名が登壇した。
小泉氏は経絡治療について、「病に係る経絡の虚実を経絡別に分類し、その歪に鍼灸を用いて補瀉し、生体が病を克服するように仕向ける医術」と概観した上で、四診の中でも脈診を重要視しながら総合的に判断するもので、使用する脈診法は (さらに…)
接骨医学会、第29回学術大会 『臨床と学術の融合』大会テーマに
接骨医学会、第29回学術大会 『臨床と学術の融合』大会テーマに
2021.03.10
コロナ下、オンライン配信で実施
一般社団法人日本柔道整復接骨医学会(安田秀喜会長)が1月30日、31日、第29回学術大会を開いた。新型コロナの影響で初のウェブ開催となり、講演やパネルディスカッションなどはライブ配信で、会員発表はオンデマンドで実施された。大会テーマは『臨床と学術の融合―Foot & Ankle ver.』。
昨年7月に就任した安田会長による大会会長講演では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う柔整学科における学生教育の現況と課題について語られた。安田会長は帝京平成大学の健康医療スポーツ学部長を務めており、同学では今年度前期の授業をほぼオンラインに変更し、学習管理サイト(LMS)を利用して講義動画や課題資料を配信するなどして教育に当たったと説明。 (さらに…)
全日、『鍼灸安全対策ガイドライン』英語版を公開
全日、『鍼灸安全対策ガイドライン』英語版を公開
2021.03.05
あはき業界最大級の学術団体、(公社)全日本鍼灸学会はこのほど、『鍼灸安全対策ガイドライン2020年版』を英訳した『Safety Guideline for Japanese Acupuncture and Moxibustion Practice 2020』をホームページで公開した。
日本語版と同様にPDF及びテキストを無料でダウンロードでき、同学会では「英語論文作成の際にご参考にしていただければ」としている。
ダウンロードページ
日本内経医学会の新年発表会 宮川会長「現在の東洋医学は偏っている」
日本内経医学会の新年発表会 宮川会長「現在の東洋医学は偏っている」
2021.02.25
生活習慣や呼吸法、内経以前の養生書に
日本内経医学会の新年発表会が1月10日、オンラインで開催された。20年間会長を務めた宮川浩也氏が今年度で退任となり、退任記念講演として登壇した。宮川氏は「長く会長を務め過ぎても良いことはないと考え、20年の節目で退任を申し出て、ご快諾を頂けました」と挨拶した。
講演テーマは『病気の成り立ち―養生書と医書』。最古の中医学書である『黄帝内経』にさかのぼること200年あまり、戦国時代末期に記され前漢初期に被葬された養生書『引書』を紹介。同葬された『脈書』が十二経脈の祖型と目される『陰陽十一脈灸経』とほぼ同じ内容であることからも、黄帝内経、さらには現在の中医学につながる継続性があるとして、それらを比較した。 (さらに…)
2度目の緊急事態宣言、施術所は? 「来院控え」前回より目立たず
2度目の緊急事態宣言、施術所は? 「来院控え」前回より目立たず
2021.01.25
1月7日に新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言が再発令され、その対象区域が11都府県(埼玉、千葉、東京、神奈川、栃木、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡)に拡大される中、あはき・柔整の施術所にも影響が出ている。だた、前回の宣言時(昨年4月~5月)のような混乱は見られず、感染を恐れた患者による「来院控え」もそれほど目立っていないようだ。
感染への危機意識の薄れに注意
前回、特に問題となったのは、「あはき・柔整の施術所が休業要請の対象なのかどうか」だった。行政が休業要請の対象施設を決め、発表したのが、宣言発令後の4月中旬以降だったことから、時短営業や臨時休業とするのか、通常通り営業とするのかの判断は施術所に委ねられ、迷う施術所も多かった。しかも、給付金や助成金などの支援策も流動的だった。
結果として、施術所は病院、診療所、歯科、薬局とともに、「社会生活を維持するうえで必要な医療施設」として休業対象から外されており、今回の宣言後は混乱もなく、通常通り治療を行う施術所が多いようだ。1月中旬、施術所も多く軒を連ねる大阪の『天神橋筋商店街』や『千林商店街』などでは、ほぼ全ての施術所が院外に府発行の「感染防止宣言ステッカー」を掲示するなど感染症対策に注意を払い、通常の受付時間で治療を行っていた。
リラク大手が時短で患者増や往療断りの介護施設など様々
昨春の第1波の際に頻発した「患者の来院控え」も、2回目の宣言後は起こっていない模様だ。対象である愛知県の柔整師は、「昨年のコロナによる来院患者の減少を5%ほどまで持ち直したところに再び宣言が出されたが、今はこれといって変化はない」と話す。また、リラクゼーション大手が時短営業など自粛を行っていることで患者が増えた施術所もあり、「患者さんから『やっぱりプロの仕事は違うわね』と喜んでもらっています」と神奈川の鍼灸マッサージ師。
ただ、東京・葛飾区の鍼灸師が、介護施設への往療で施設側からの断りの連絡が増えたと話すように少なからず影響は出ている。そして、2回目の宣言が飲食店を中心とした限定的な対応のため、業界関係者からは「感染への危機意識が薄れてきているのでは」と心配する声が聞かれる。
業種別ガイドラインの遵守などで対応
今年に入って、岡山・倉敷市の施術所や、栃木・真岡市の整骨院が母体のデイサービスでクラスターも発生している。内閣官房が策定する「業種別ガイドライン」には、あはき・柔整業界から、全国柔整鍼灸協同組合、日本柔道整復師会・日本柔道整復接骨医学会連名、全日本鍼灸マッサージ師会の三つが登録されており、これらを遵守した施術所内での感染防止対策などが一層求められそうだ。
日本統合医療学会 第24回学術大会 「新型コロナのセルフケア」にツボ紹介
日本統合医療学会 第24回学術大会 「新型コロナのセルフケア」にツボ紹介
2021.01.25
あはき一般演題は6題、理学療法等も
日本統合医療学会の第24回学術大会が、昨年12月、ウェブ配信で開催された。同月12日、13日にライブ配信が行われたほか、配信用の学会特設サイトではオンデマンド配信期間とされた27日まで、参加者は講演動画・ポスターPDFなどを閲覧可能だった。
ライブ配信での鍼灸関連の発表では、新型コロナウイルスに関連した統合医療によるセルフケアをテーマにしたミニレクチャーに、和辻直氏(明治国際医療大学教授)が登壇。 (さらに…)
新型コロナ 柔整・あはきも「業種別ガイドライン」登録 全柔協と日整、全鍼師会が3つ同時に
新型コロナ 柔整・あはきも「業種別ガイドライン」登録 全柔協と日整、全鍼師会が3つ同時に
2020.12.25
「医療サービス等」の項目に
新型コロナウイルスの感染拡大と予防の対策指針として、内閣官房が策定する「業種別ガイドライン」に、柔整・あはき団体の作成したガイドラインが登録された。12月18日更新分から「医療サービス等」の項目に掲載され、業界としては初となる。全国柔整鍼灸協同組合(全柔協)、日本柔道整復師会(日整)・日本柔道整復接骨医学会連名、全日本鍼灸マッサージ師会(全鍼師会)による3つのガイドラインが同時の掲載となった。 (さらに…)
第2回伝統医療看護連携学会学術大会 近年の中国、「日本の腹診」に注目
第2回伝統医療看護連携学会学術大会 近年の中国、「日本の腹診」に注目
2020.12.25
悪阻への鍼灸など妊産婦ケアの講演も
『第2回伝統医療看護連携学会学術大会』が11月29日~12月20日、オンデマンド配信方式で開催された。大会テーマは『拡げよう連携医療の「わ」』。
学術大会長講演は『東洋医学こぼれ話―東西融合のコンセンサス成熟を目指して』と題して、亀井啓氏(中庸堂亀井接骨鍼灸治療院院長)が登壇。 (さらに…)
第1回美容鍼灸Academic Conference 美容鍼灸代表する各流派 動画で
第1回美容鍼灸Academic Conference 美容鍼灸代表する各流派 動画で
2020.12.25
「美容鍼灸学」皮膚科やエステも取り入れ
第1回美容鍼灸Academic Conferenceが11月22日、東京大学(東京都文京区)及びZoomで開催された。
動画供覧では、美容鍼灸を代表する各流派から9人の施術者による、「今注目すべき美容鍼技術」をまとめた動画が紹介された(下表)。川﨑真澄氏(一般社団法人日本鍼灸協会代表理事)はニキビ美容鍼を紹介。 (さらに…)
インタビュー企画 SNSで話題の「政治×鍼灸」って何?〈前編〉
インタビュー企画 SNSで話題の「政治×鍼灸」って何?〈前編〉
2020.12.25
いったん終息に近づいたかに見えた新型コロナウイルス感染症だが、第3波の襲来で、感染者が再び急増している。学会やイベントのオンライン開催が通常化する中、SNSで注目されているのが「政治×鍼灸」というオンライン企画だ。
鍼灸師は政治とどのように関わるべきなのか、また、政治は鍼灸業界にどんな影響を与えるのか――。毎回講師を招いて政治についての話を聞き、参加者がざっくばらんにディスカッションするという無料のオンラインイベントとなっている。どのようなことが話し合われたのか。企画を立ち上げた経緯と今後の展望も含めて、発起人の川井大輔氏(川井治療院院長)にインタビューした。
若手鍼灸師にもっと政治に関心を
(さらに…)
全日、「特別講演会」を来年1月31日まで限定配信
全日、「特別講演会」を来年1月31日まで限定配信
2020.12.18
公益社団法人全日本鍼灸学会は9月に行った「特別講演会」の動画をホームページで配信している。来年1月31日までの限定配信。
講演内容は、教育講演 『鍼灸に関する国際情勢概観』(同学会会長・若山育郎氏)、特別講演1 『鍼灸と呼吸器疾患(COVID-19 を含めて)』(福島県立医科大学会津医療センター漢方医学講座准教授・鈴木雅雄氏)、特別講演2 『泌尿器領域における鍼灸医療の役割―過活動膀胱に対する鍼灸の基礎と臨床』(宝塚医療大学保健医療学部鍼灸学科教授・北小路博司氏)の3題。
なお、同学会の生涯研修に係る認定制度の認定点数は、講演会に事前登録あるいは現地参加した者のみに付与され、動画の視聴だけでは付与されない。
動画配信サイト
第48回日本伝統鍼灸学会学術大会 COVID-19と養生テーマに
第48回日本伝統鍼灸学会学術大会 COVID-19と養生テーマに
2020.12.10
通院・投薬頼りの健康観が変化
第48回日本伝統鍼灸学会学術大会(形井秀一会長)が11月15日、タワーホール船堀(東京都江戸川区)及びZoomで行われた。当初予定されていた沖縄大会が新型コロナウイルスの影響で延期され、代替として開催されたもの。また、同日の総会で、来年4月からの次期会長として石原克己氏(東明堂石原鍼灸院院長)が承認された。
▲形井秀一会長(左)と石原克己次期会長(右)
「今回の会頭が最後の仕事」と語った形井氏の会長講演『COVID-19と「養生」の思想』では、東京都等で4月以降に告知された緊急事態措置で、鍼灸・マッサージ治療院や整骨院が、一時は整体と混同されながらも、医療施設として「『不要不急』ではない」「生活を維持するのに必要なもの」と扱われたことに注目。 (さらに…)
【寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と鍼灸 若山育郎(関西医療大学教授・保健医療学部長)
【寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と鍼灸 若山育郎(関西医療大学教授・保健医療学部長)
2020.12.10
■はじめに
我が国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関しては、施術者、患者双方の感染リスクを考えるとCOVID-19に対する治療手段としての鍼灸の出番はないと考えられる。一方中国では、COVID-19が武漢で激しく感染拡大し始めた2020年1月末に既に「新型冠状病毒肺炎诊疗方案 中医方案部分(COVID-19中医薬診療ガイドライン)」を策定し、本年8月には第八版1)まで重ねている。鍼灸に関しては、中国針灸学会が2月9日に「新型冠状病毒肺炎针灸干预的指导意见(COVID-19鍼灸介入ガイドライン)」第一版と第二版を策定している。
我が国の鍼灸界の対応は、①鍼灸院等での感染予防対策ガイドラインの策定、②中国針灸学会の鍼灸介入ガイドラインを和訳して紹介、③COVID-19関連鍼灸文献紹介などである。本稿では、COVID-19の一般的な疫学、病態、治療などについては触れず、鍼灸に関するいくつかの論文に絞って解説する。
■1.中国針灸学会の鍼灸介入ガイドライン
中国針灸学会の「COVID-19に対する鍼灸介入ガイドライン(第二版)」3)が、2020年3月21日に世界鍼灸学会連合会(WFAS)本部を通じて「COVID-19中医薬診療ガイドライン」とともに日本の執行理事に送られてきた。日本伝統鍼灸学会をはじめ、幾つかの団体がそれを日本語に訳しWebに掲載している。 (さらに…)
全日の「高木賞奨励賞」、宮崎彰吾氏らの研究グループが受賞
全日の「高木賞奨励賞」、宮崎彰吾氏らの研究グループが受賞
2020.12.04
公益社団法人全日本鍼灸学会の「高木賞奨励賞」を、宮崎彰吾氏(帝京平成大学教授)が代表を務める研究グループが受賞した。当該論文は『鍼治療を含む施術費用への助成はオフィスワーカーのプレゼンティーイズムに有用か:実用的多施設共同ランダム化比較試験による検証(中間解析)』と題し、企業の損失の要因の一つとされる労働者のプレゼンティーイズム(心身の不調によって労働遂行能力が低下している状態)が鍼灸の施術費用助成によって改善されることを示唆したもの。
「高木賞」は、同学会の初代会長・高木健太郎氏の遺族からの寄付等を基金として、会員の優秀な研究業績に対して贈られる。
論文原著PDF
JASTACのコロナ対策セミナー 空気と手から感染、鍼灸院内で注意
JASTACのコロナ対策セミナー 空気と手から感染、鍼灸院内で注意
2020.11.25
高齢者は「うつりやすく、うつしやすい」
「鍼灸院のための新型コロナウイルス感染症の防止対策」をテーマとしたウェブセミナーを、日本鍼治療標準化学会(JASTAC)が10月8日に開いた。Zoomを用いたウェブ講義で、同学会代表理事の加藤容崇氏が、ウイルスの特性や感染状況などを踏まえて鍼灸院での実践的な感染症対策を紹介した。
重症度の問題から注意すべきは、まず高齢患者だと指摘 (さらに…)