倉敷市、「施術所」でクラスター発生
2021.01.07
岡山県倉敷市は1月5日、市内で8、9例目となる新型コロナウイルスのクラスターが発生したと発表。8例目(5人)は「施術所」だった。一部メディアでは「マッサージ施術所」と報じられている。
倉敷市、「施術所」でクラスター発生
倉敷市、「施術所」でクラスター発生
2021.01.07
岡山県倉敷市は1月5日、市内で8、9例目となる新型コロナウイルスのクラスターが発生したと発表。8例目(5人)は「施術所」だった。一部メディアでは「マッサージ施術所」と報じられている。
NHK『東洋医学 ホントのチカラ』、13日放送
NHK『東洋医学 ホントのチカラ』、13日放送
2021.01.06
過去の放送で大きな反響を呼んだNHK『東洋医学ホントのチカラ』が、1月13日(水)の午後7時半からNHK総合で放送される。
第3弾となる今回のテーマは、「新型コロナに負けない心と体」。免疫アップやストレス解消に役立つツボ(鍼灸・指圧)や漢方薬、太極拳などの最新の健康法が紹介される予定。東京大学医学部付属病院鍼灸部門主任の粕谷大智氏らが出演し、鍼灸の効果や役割などを解説するという。
NHK『東洋医学 ホントのチカラ―今年も元気に!健康長寿SP』
「年末年始の過ごし方」など、養成校でもコロナで注意喚起
「年末年始の過ごし方」など、養成校でもコロナで注意喚起
2020.12.28
新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大しており、国が警鐘を鳴らす中、あはき・柔整の養成校でも「年末年始の過ごし方」や「帰省」についての注意喚起を行っている。
赤門鍼灸柔整専門学校(宮城県)は「現在、宮城県内含め全国的に感染者が急増しています。当局から発表されている『新しい生活様式』を遵守し、年末年始の旅行は極力控え、やむを得ず帰省する場合は、移動先、帰省先での過ごし方について徹底した感染予防症対策をしてください」、呉竹鍼灸柔整専門学校(神奈川県)は「1年生・2年生は進級に向けて、そして3年生は国家試験合格に向けて、これから大事な時期を迎えます。ひとたびクラス内で感染が拡大すれば、出席停止や臨時休校などその影響は計り知れません」などとホームページ上で呼びかけている。
新型コロナ 柔整・あはきも「業種別ガイドライン」登録 全柔協と日整、全鍼師会が3つ同時に
新型コロナ 柔整・あはきも「業種別ガイドライン」登録 全柔協と日整、全鍼師会が3つ同時に
2020.12.25
「医療サービス等」の項目に
新型コロナウイルスの感染拡大と予防の対策指針として、内閣官房が策定する「業種別ガイドライン」に、柔整・あはき団体の作成したガイドラインが登録された。12月18日更新分から「医療サービス等」の項目に掲載され、業界としては初となる。全国柔整鍼灸協同組合(全柔協)、日本柔道整復師会(日整)・日本柔道整復接骨医学会連名、全日本鍼灸マッサージ師会(全鍼師会)による3つのガイドラインが同時の掲載となった。 (さらに…)
二審も新設認めず 東京・仙台高裁ともに
二審も新設認めず 東京・仙台高裁ともに
2020.12.25
あマ指師課程新設をめぐる裁判
晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程の新設が認められないのは憲法22条の「職業選択の自由」に違反すると、学校法人平成医療学園が訴えた裁判について、12月8日に東京高裁で二審判決が下され、北澤純一裁判長は「あはき法19条を合憲」とした一審判決を支持し、学園側の訴えを退けた。
また、同様の訴訟を起こしている仙台での二審でも、仙台高裁(小林久起裁判長)が12月14日に学園側の控訴を棄却した。
東京高裁の二審判決では、「重度の視覚障害者を中心にあはき業への依存度は高く、生計の維持が著しく困難な状況が続いている」と指摘し、依然としてあはき法19条の正当性・必要性があると判断した。
同学園の岸野雅方理事長は「今回の判断は、50年以上も視覚障害者の生活実態が向上されていないことを認めた証拠といえる。その実の原因が、国の不作為と無資格者の野放し状態にあるだけに、この結果は残念でならない」と述べ、上告する考えを示した。
『医療は国民のために』309 「復委任の範囲の限定」によって柔整師団体の仕事が取り上げられる?
『医療は国民のために』309 「復委任の範囲の限定」によって柔整師団体の仕事が取り上げられる?
2020.12.25
今後、柔整療養費検討専門委員会で積極的に意見が交わされる議題として、「復委任」問題が挙げられる。議論いかんでは、施術者団体の存在自体にも影響を与える疑念をはらんでいると考える。 (さらに…)
第2回伝統医療看護連携学会学術大会 近年の中国、「日本の腹診」に注目
第2回伝統医療看護連携学会学術大会 近年の中国、「日本の腹診」に注目
2020.12.25
悪阻への鍼灸など妊産婦ケアの講演も
『第2回伝統医療看護連携学会学術大会』が11月29日~12月20日、オンデマンド配信方式で開催された。大会テーマは『拡げよう連携医療の「わ」』。
学術大会長講演は『東洋医学こぼれ話―東西融合のコンセンサス成熟を目指して』と題して、亀井啓氏(中庸堂亀井接骨鍼灸治療院院長)が登壇。 (さらに…)
第1回美容鍼灸Academic Conference 美容鍼灸代表する各流派 動画で
第1回美容鍼灸Academic Conference 美容鍼灸代表する各流派 動画で
2020.12.25
「美容鍼灸学」皮膚科やエステも取り入れ
第1回美容鍼灸Academic Conferenceが11月22日、東京大学(東京都文京区)及びZoomで開催された。
動画供覧では、美容鍼灸を代表する各流派から9人の施術者による、「今注目すべき美容鍼技術」をまとめた動画が紹介された(下表)。川﨑真澄氏(一般社団法人日本鍼灸協会代表理事)はニキビ美容鍼を紹介。 (さらに…)
柔整・あはき政治団体の令和元年収支報告
柔整・あはき政治団体の令和元年収支報告
2020.12.25
総務省が11月27日、毎年定期公表している「政治資金収支報告書」の令和元年分をホームページ上に公開。政治団体に対しては、政治資金規正法により1年間の収入と支出の総額と一定の条件での内訳の情報提示が義務付けられており、柔整・あはき業界の政治団体も掲載されている。 (さらに…)
インタビュー企画 SNSで話題の「政治×鍼灸」って何?〈前編〉
インタビュー企画 SNSで話題の「政治×鍼灸」って何?〈前編〉
2020.12.25
いったん終息に近づいたかに見えた新型コロナウイルス感染症だが、第3波の襲来で、感染者が再び急増している。学会やイベントのオンライン開催が通常化する中、SNSで注目されているのが「政治×鍼灸」というオンライン企画だ。
鍼灸師は政治とどのように関わるべきなのか、また、政治は鍼灸業界にどんな影響を与えるのか――。毎回講師を招いて政治についての話を聞き、参加者がざっくばらんにディスカッションするという無料のオンラインイベントとなっている。どのようなことが話し合われたのか。企画を立ち上げた経緯と今後の展望も含めて、発起人の川井大輔氏(川井治療院院長)にインタビューした。
若手鍼灸師にもっと政治に関心を
(さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』153 大掃除に思う、「柑橘類」の作用
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』153 大掃除に思う、「柑橘類」の作用
2020.12.25
大掃除の時期になりましたね。今年はコロナで右往左往しているうちに、あっという間に過ぎ去っていきました。日本でもワクチン承認申請がなされたようですし、来年は騒動が沈静化することを祈りながら、掃除で気分を一新いたしましょう。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』189 専門学校教育における超音波画像観察装置
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』189 専門学校教育における超音波画像観察装置
2020.12.25
竹本 晋史(筋・骨格画像研究会)
今回は専門学校教育における超音波画像観察装置(以下:US)の学習状況をお伝えする。平成30年度から新カリキュラムが導入され臨床実習が1単位45時間から4単位180時間に拡充されたほか、競技者、高齢者に特化した生理学や職業倫理、社会保障制度等、開業を前提とした内容に改正された。その中で柔道整復術適応の臨床的判定として「医用画像の理解」が2単位組み込まれ、画像読影が必修となった。当校、平成医療学園専門学校は新カリキュラム導入以前の平成26年度よりUSを正規授業に取り入れ、学生に教育を行っている。 (さらに…)
医学書院から新刊 『疼痛医学』
医学書院から新刊 『疼痛医学』
2020.12.25
疼痛医学
株式会社医学書院から新刊『疼痛医学』が発行された。監修は田口敏彦氏(山口労災病院院長)、飯田宏樹氏(岐阜大学大学院麻酔・疼痛制御学教授)、牛田享宏氏(愛知医科大学学際的痛みセンター教授)。B5判400頁、本体価格6,000円。 (さらに…)
柔整学校協会 2020年度入学者アンケート 柔整夜間部、定員割れ激しく
柔整学校協会 2020年度入学者アンケート 柔整夜間部、定員割れ激しく
2020.12.25
定員削減しても地方では25%前後の充足率
公益社団法人全国柔道整復学校協会による、2020年度入学者の構成に関するアンケート調査の結果が11月1日に公開された。調査対象は全国の柔整師養成施設56校の2020年度入学者2,792人。5月18日から6月26日にかけて実施され、回答率は96.9%(2,706人)。定員充足率や、年齢などの入学者の属性を調査した。志望動機では、午前では「施術を受けた接骨院院長の勧め」が最多である一方、午後・夜間では「独立開業」が最も多く、他資格者の「施術技能拡大目的」との回答割合も増加する傾向がみられた(結果を下記に一部抜粋。※「年齢区分」は資料を基に合算)。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 「施術継続理由・状態記入書」は今後必要ないのでは / コロナ禍における同意書の「特例」はもう出ないの?
Q&A『上田がお答えいたします』 「施術継続理由・状態記入書」は今後必要ないのでは / コロナ禍における同意書の「特例」はもう出ないの?
2020.12.25
「施術継続理由・状態記入書」は今後必要ないのでは
Q.
12月1日のあはき療養費の料金改定とともに、施術報告書に「月平均〇回実施」という施術の頻度を記載する項目が追加されましたね。平成29年から義務付けられている「1年以上・月16回以上施術継続理由・状態記入書」はこの項目を新設するための、言わば「データ収集」のためのものだと理解していました。その役目は終わり、もう必要はないということにはならないのでしょうか。
A.
今回の項目追加は、あくまで療養費検討専門委員会で議論された上で了承されたことが反映されているものです。 (さらに…)
連載『食養生の物語』91 お屠蘇を、どうぞ
連載『食養生の物語』91 お屠蘇を、どうぞ
2020.12.25
お正月、おせち料理と合わせていただくのが「お屠蘇」。元旦に日本酒の封を切り、お屠蘇として飲むところも多いようですが、本来「お屠蘇」は特別なお酒です。
屠は「屠る」で邪気祓いを、蘇は「蘇り」で生気の蘇生を意味します。新年の無病息災を願い、数種の薬草を組み合わせた「屠蘇散」を日本酒に浸して作ります。屠蘇散には漢方の生薬を用い、主として、 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』26 七情と歪み(ひずみ)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』26 七情と歪み(ひずみ)
2020.12.25
邪気は、体表を隙間なく守っている衛気に歪みが起こり隙が出来たところから体内に侵入します。古典には七情でどのように歪みが起こるのか具体的に書かれていて、憂うと気は沈み、恐れると下がり、思うと結し、驚くと乱れ、喜ぶと緩み、怒すると上り、悲すると消えるそうです。いずれもゼロにはできないので、どれもほどほどで過ごせればと思います。
【連載執筆者】
かしはらたまみ
あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師
自身の子どもに東洋医学の概念を伝えるため「絵本」という表現を選択。色粘土を使った独自の手法で絵を描いている。これまでに『陰陽五行 まわるき』『おなかがいたくなるまえに』を自費出版し、ブログで『やわらか黄帝内経素問』も連載。絵本の購入はネット通販サイト・BASE「やわらか東洋医学」(https://touyouigaku.thebase.in/)から。
今日の一冊 コロナ不安に向き合う 精神科医からのアドバイス
今日の一冊 コロナ不安に向き合う 精神科医からのアドバイス
2020.12.25
コロナ不安に向き合う 精神科医からのアドバイス
藤本 修 著
平凡社新書 924円
コロナ感染者の動画と志村けんさんの急逝を機に恐怖が膨らみ、出勤できなくなった20代女性。潔癖な性格が災いし、コロナ禍の中で強迫性障害を発症した30代男性。店長を務める飲食店が休業し、鬱状態となり過度の飲酒を止められなくなってしまった40代男性――。実際の事例を基に、全世界の人々がコロナ不安に向き合う中で現れる心の病と、その背景にある心の動きを解説。「政府や放送メディアをすぐに信じない」、「『わからないことはわからない』と割り切る」など、コロナ不安に向き合う10箇条も紹介する。
編集後記
編集後記
2020.12.25
▽年も暮れ、結局コロナ一色でしたね。振り返ると、医療としての位置付けという面で、例年以上に業界が翻弄された年に感じます。今号に取り上げた業種別ガイドラインは「医療サービス等」に含まれましたが、先月の総務省の発表で「医業類似行為」に該当すると断言され、さらに緊急事態宣言下で休業要請対象外として病院、薬局とともに「医療施設」に区分けされましたが、医療・介護従事者向けの慰労金は受けられず。何ともはっきりしない上、公助も不十分。これらはやはり業界の政治的まとまりの無さが原因ですね。先日、米科学誌が今年最大の成果を「コロナワクチンの実用化」とし、「様々な力が結集し、革新的な速度で生み出された」とコメントしました。来年こそ「力の結集」。では良いお年を。(和)
伊藤和憲氏、『読売中高生新聞』でツボ押しなど指南
伊藤和憲氏、『読売中高生新聞』でツボ押しなど指南
2020.12.24
本紙で連載執筆中の伊藤和憲氏(明治国際医療大学教授)が12月18日号発行の『読売中高生新聞』の企画「合格応援団」で、「ツボを使って免疫力を上げる方法」について解説した。
同企画は、「受験生を全力サポートする」ことを目的として11月からスタートした別刷り4ページの特別付録。なお、伊藤氏の解説は動画としてYouTubeでも配信されている。