今日の一冊 毒薬の手帖

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投稿日:2020.11.25

今日の一冊

毒薬の手帖
デボラ・ブラム 著
青土社 2,860円

 ヒ素、水銀、クロロホルム、メチルアルコール、ラジウム、タリウム――。これらの物質は、「毒殺」の道具としても用いられてきた。毒物学や法医学が未発達な近代まで、明確な動機がありながら毒殺の証拠をつかめずに無罪放免となった者は枚挙にいとまがないという。1,900年代初頭のニューヨーク。監察医務局長の座に就いたカリスマ的病理学者のチャールズ・ノリスは有能な化学者、アレグザンダー・ゲトラーを部下に迎え、毒殺の究明と防止に果敢に挑む。良質な小説としても楽しめる、科学ノンフィクション。

今日の一冊

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