連載『食養生の物語』138『令和の米騒動から』
2024.11.23
投稿日:2020.08.27
セラピ株式会社(大阪市北区)のオリジナルディスポ鍼『醫鍼』シリーズの最新ラインアップ、『ishin CURE(醫鍼キュア)』は、美容医療で使用されている注射針からヒントを得て開発したという。シリコーンは医療分野や化粧品、建築資材など幅広い分野にシリコーン素材を供給している安全性の高いシリコーンメーカーのものを採用した。
また、醫鍼シリーズ共通の、独自の特許技術による鍼柄を丸く密閉した仕様で、施術者の指への負担も軽減。「患者様が一番嫌がる『痛み』を極力軽減でき、さらに施術者の指への負担も軽減できたことがご好評をいただいている要因の一つですね」と、同社・渋田秀和部長。
同社では二十数年前からディスポ鍼の開発・製造に着手、海外の現地工場に語学が堪能な鍼灸師とともに何度も足を運ぶなどして品質やコスト改善に努めてきた。開発でも試行錯誤を重ねており、施術者の負担軽減と鍼抜け防止を兼ねた鍼柄の密封や持ちやすくするための「刻み」加工は、同社が先駆け。
上田克郎副社長は「日本製にこだわる鍼灸師の先生は少なくないが、一度使ってもらうと『日本製と遜色なく、コストパフォーマンスも高い』と、当社のディスポ鍼のファンになっていただける」と話した。今後は海外での展開も視野に入れているという。
【製品データ】
▽サイズ=寸3-1・寸3-2・寸3-3・寸3-5・寸6-1・寸6-2・寸6-3・寸6-5
▽入り数=240本(1シート:鍼4本+鍼管1本入り×60シート)
▽価 格=1,280円(税別)
販売に関する問合せはセラピ株式会社(06-6312-1077)へ
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