連載『医療再考』13 病院の医学から家庭の医学へ―モバイルとIoT

  • TOP
  • 連載『医療再考』13 病院の医学から家庭の医学へ―モバイルとIoT

投稿日:2020.03.10

連載

 医療は日々進歩しています。特に病気を見つける検査技術の進歩は目覚ましく、今日の医学の礎となっているといっても過言ではありません。しかしながら従来、検査から得られる情報の多くは検査日に限ったある一時点の断片的な情報であり、全ての病気を見つけ出すことは困難でもありました。しかし、ウエアラブルデバイスの進歩により、日々の連続した情報の取得が可能となったのです。そのため、病気の診断や解析にも、病院で行う検査だけでなく、日々の生活情報(生活ログ)を活用しようという動きが盛んとなっています。

 現在本邦で一般的にみられるウエアラブルデバイスでは、心拍数やそこから算出されるストレス度、さらには歩行数(活動量)や睡眠深度などが測定可能ですが、海外では体温や発汗量、血糖値などを測定できるウエアラブルデバイスも存在しており、その測定項目は日々増え続けています。

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

連載

この記事をシェアする

広告 ×

本研究会は、日本で最大数の臨床実績をもつ「塩川カイロプラクティック」が主催されている内容で、現場で即活かせる”哲学×科学×技術”を総合的に学ぶ絶好の機会となります!

全柔協 R7年度 カイロ&オステ研究会OPEN