連載『食養生の物語』139『お酒を嗜む』

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投稿日:2024.12.23

あはき連載

 年の瀬を迎えました。今年は例年より年末年始は休みが長くなり、人と会ってお酒を口にする機会も増えそうです。

 「酒は百薬の長」といわれます。食前酒として胃腸の働きを活発にし、血液の循環をよくして気持ちを楽しく盛り上げたり、人間関係を潤滑にしたりと、ちょっとした不調なら吹き飛ばしてしまう面はあるのでしょう。

 12月に入って、日本の「伝統的酒造り」が無形文化遺産に登録決定とのニュースが入ってきました。日本酒や焼酎、泡盛といった日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されると決まったのです。奈良時代にはすでに麹を使用して日本酒が造られていたと分かっており、室町時代には「伝統的酒造り」の原型が確立していたとされています。500年以上も前から「米や麦などを蒸す」「こうじを作る」「もろみを発酵させる」など、伝統的な技術が各地の気候や風土に応じて発展しました。自然と深く結びつき伝承されてきたこと、儀式や祭礼など日本の文化で重要な役割を果たしてきたことも評価されているのでしょう。

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