鍼灸安全対策マニュアル 鍼灸治療のリスク対策を網羅 医歯薬出版から発刊

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投稿日:2024.08.09

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 医歯薬出版株式会社が7月、鍼灸師に必要なリスクマネジメントの知識を網羅した『鍼灸安全対策マニュアル』を発刊した。公益社団法人全日本鍼灸学会の臨床情報部安全性委員会が編集し、2020年に公表した「鍼灸安全対策ガイドライン2020年版」に準拠した内容で、「鍼灸の安全」に関する最新の考え方や知見が盛り込まれている。

 監修は坂本歩氏(同会監事、学校法人呉竹学園理事長)、編集は形井秀一氏(筑波技術大学名誉教授)と同会安全性委員会。

 本書は法律や科学的根拠に基づいた鍼灸師が遵守・注意すべき事柄や、臨床で遭遇することの多いアクシデントへの対策などを網羅的に紹介。「総論」「各論」「関連療法の安全対策」の3章構成で、有害事象が発生した場合の具体的な対策・対処法も提示している。

 「刺鍼深度」や「気胸」などの項目が並ぶほか、コロナ禍を経て重要度が増している「感染対策」についてもページを割いて解説する。有事の際の対応マニュアルとして活用できる一冊。

 価格4,620円(税込)、B5判、266頁。

 医歯薬出版ホームページ『鍼灸安全対策マニュアル』

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

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