編集後記

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投稿日:2024.06.25

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 ▽新聞社にきてはや2年。同職種でもグルメやエンタメ中心だったのが畑違いになり、悩みながらも「鍼灸すごい」と思いはじめた当初を思い出す出来事がありました。

 中学校の授業参観でのこと、中3ともなると来る人もちらほら。廊下で顔なじみのママと話していると、気になる言葉が聞こえてきました。「足三里」と。耳をすますと授業は国語、松尾芭蕉の『奥の細道』でした。先生は芭蕉が旅の疲れを灸でとる場面を経穴の場所も交えて説明していました。

 その時思い出したのが当時取材したある研究会の講演。灸の科学的検証の最後は『奥の細道』の引用で締めくくられ「粋な先生!」と感心すると同時に時を超えたつながりを面白く感じました。

 子どもたちの頭の片隅に「灸」、息づくといいなと思います!(中)

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