連載『中国医学情報』230 脊髄損傷による神経因性膀胱の鍼治療―標準鍼と火鍼併用のランダム化比較 ほか

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投稿日:2024.05.10

あはき連載
☆脊髄損傷による神経因性膀胱の鍼治療―標準鍼と火鍼併用のランダム化比較

 河北省滄州市中西医結合病院・王学乾らは、脊髄損傷による神経因性膀胱(NB)患者で、標準鍼法とそれに火鍼を併用した治療を比較(鍼灸臨床雑誌、2023年6期)。

 対象=
リハビリ科入院患者120例(男68例・女52例)、平均50.8±6.16歳、平均罹患期間4.17±1.38カ月。損傷部位:頸14例・胸57例・腰49例、米国脊髄損傷協会(ASIA)分類:グレイドB~D。これをランダムに、標準群・併用群各60例に分けた。

 治療法=
治療は連続1カ月間。両群とも以下も行う―①毎日の飲水量を1,500~2,000mLに制限し、睡眠前の飲水を避ける。②尿道からカテーテル(管)を挿入する清潔間欠導尿による尿排出。③骨盤底筋訓練(ケーゲル体操)を毎日2~3セット。

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