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今日の一冊　心理療法が宗教になるとき　セラピーとスピリチュアリティをめぐる社会学

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  • 今日の一冊　心理療法が宗教になるとき　セラピーとスピリチュアリティをめぐる社会学

投稿日：2023.09.25

今日の一冊
小池　靖　著
立教大学出版会　3,080円

　「カルト」も「セラピー（心理療法）」も人の心に働きかけるもの。そして、宗教とセラピーの結びつきには長い歴史がある。現代、セラピー文化はメディアや公共圏に広がり、自己の感情の優先や、自己実現、コミュニケーション論と様々なメッセージで語られ社会に影響を与えている。

　さて、グローバル化、経済重視に向かう動向においてセラピー文化は潮流に沿うものか？　セラピーの歴史や宗教化、メディアにみるスピリチュアリティ、ネオリベラリズムとの親和性など「こころをめぐる知」の変遷をたどる。

今日の一冊

1201号（2023年9月25日号）、

今日の一冊、

紙面記事、

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