連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』46 新人への質問

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投稿日:2022.02.10

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 今年は京都市中心部ですら14cmの積雪。5年ぶりだそうです。この季節、女性患者さんの足に鍼をする時、いつも目に入るのは乾燥肌です。終了後に床にモップをかけると、脱落した皮膚の粉(落屑)がモップ置き場に溜まります。当院では、新入職員によく「どうして冬は乾燥肌になるのか」という質問をします。持っている知識を基に、考察力を問うわけです。

 まず、一定量の空気が含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)は温度によって大きく異なります。0℃なら1㎥に約5g、25℃なら約23gの水蒸気を含むことが出来ます。

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