日本医療研究開発機構・委託研究 伝統医療利活用で公開シンポ

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投稿日:2021.12.10

あはき
中国は「知的財産権強国」へ

 公開シンポジウム『未来に資する日本の伝統医療を継承し、利活用するために』が10月31日、オンラインで開催された。独立行政法人日本医療研究開発機構の委託研究である、漢方・鍼灸の国際規格策定に関する研究班が主催したもの。国際標準化と権利の保護の取り組みが進む中、医療資源の利活用の側面が掘り下げらている状況が報告された。

 司会の小野直哉氏(明治国際医療大学)は、ISO(国際標準化機構)の健康情報・中医学分野の部会での議論や、WHOのICD―11策定を中心に、CBD(生物多様性条約)、WIPO(世界知的所有権機関)による遺伝資源・伝統的知識の保護、世界遺産登録など、多くの情勢が相互に影響しつつ進行しているとした。知的財産権を専門とする田上麻衣子氏(専修大学)は、CBD第15回締結会議の

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あはき

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