オン資導入のYouTube説明会、厚労省が今週末に
2024.11.19
投稿日:2021.11.25
機能訓練指導員は『病気や怪我、高齢など障害を持つ者に対し、日常生活を営むのに必要な機能の減退を防止するための訓練を実施する者』と定義されています。よって、身体機能を向上させ活動や社会参加に結びつけることが重要です。
まず阻害要因には、痛みや筋力低下(出力低下)、関節可動域制限があります。これらへの対応は柔整師、鍼灸師の得意分野であり、専門性を大いに生かせます。しかし、機能訓練指導員の役割は、阻害要因の改善だけでなく、その先にあります。つまり、訓練プログラムを実施し、「参加」(ケアプラン上の目標と同じ場合が多い)を実現させることも重要なのです。つまり、「市内のデパートに買い物に行きたい」や「駅のショッピングセンターに行ってみたい」、「喫茶店に行きたい」、「〇〇に住む孫に会いにいきたい」、「以前のように家事ができるようになりたい」、「温泉に行きたい」など、これら利用者それぞれの目標を達成するためのプログラム立案と実施が求められます。
「一人でデパートに買い物に行く」という目標が設定された場合を例にとると、機能訓練指指導員としては、現在の心身機能・構造レベル、活動レベル、参加レベルにおいて何が問題で課題となっているのか? 買い物へ行く手段は? 目的地までの道のりは? などをアセスメントしていく必要がありますね。
ICF(国際生活機能分類)にて健康状態(変調または病気)が右変形性膝関節症に該当し、
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