連載『織田聡の日本型統合医療“考”』165 スポーツファーマシストを知っていますか?

  • TOP
  • 連載『織田聡の日本型統合医療“考”』165 スポーツファーマシストを知っていますか?

投稿日:2021.06.25

連載

 このたび、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が認定する「公認スポーツファーマシスト」になりました。最近はアスリートと関わる機会も増え、昨年より講習を受けていました。医師ではたぶんこの認定の取得者はいないでしょうね。スポーツファーマシストとは、アンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師のことです。ドーピングはご存じでしょうが、意図せずに「うっかり」摂取しても違反となるので、普段の食生活やサプリメントの知識も必要となります。つまり、アスリートや彼らを診療する医師を支える薬剤師と考えていいでしょう。

 ドーピングは、古くは古代ギリシャ時代から行われていたようで、最も古い記録としては1865年の水泳競技大会で使用されたようです。その後、1928年に国際陸上競技連盟が薬物の使用を禁止してその他の競技に広がり、ドーピング検査は1966年から始まります。

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

連載

この記事をシェアする

広告 ×

本研究会は、日本で最大数の臨床実績をもつ「塩川カイロプラクティック」が主催されている内容で、現場で即活かせる”哲学×科学×技術”を総合的に学ぶ絶好の機会となります!

全柔協 R7年度 カイロ&オステ研究会OPEN