国スポ会場内で初めてのケアブース開設  鍼灸マッサージを全国の選手・関係者にアピール

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投稿日:2025.10.14

あはき

 滋賀県で今秋開催された『わたSHIGA輝く国スポ2025』において9月28日から4日間、滋賀県鍼灸マッサージ師会(滋賀県師会)を中心としたメンバーで、全日本鍼灸マッサージ師会(全鍼師会)がバトミントン競技のボランティア施術を行った。国スポ会場内で団体としケアブースを設置したのは今回が初めてとなり、76人に施術を行った。

会場の滋賀ダイハツアリーナ(滋賀県大津市)は国スポ一色。グッズ販売やワークショップなども出展された

会場の滋賀ダイハツアリーナ(滋賀県大津市)は国スポ一色。グッズ販売やワークショップなども出展された

すべての選手がベスト発揮する手伝いを

 出展の決定を受け、参加者の研修も進められた。治療するのではなく『ケア』であることを念頭に、選手を疲れさせない10分を目安に施術を行うことを周知。鍼においては、流派の統一は困難なため「深く刺さないこと」を共通の取り決めとし使う鍼を統一した。さらに、ボランティアマニュアルの勉強会や注意事項の確認など、対面やオンラインの講習を重ね、準備を行った。

 ボランティアは各日8~16人の体制で、県内・県外の会員と履正社国際医療スポーツ専門学校の生徒合わせて21人が参加した。施術は2人組になり、施術者役と端末による施術録の入力役を分担する。なお、このシステムは全鍼師会が制作したもので現場での利用は今回が初。この後はフィードバックを行い、項目の絞り込みや使い心地アップを目指す予定になっている。

ボディケアブースの様子。日を重ねるごとに訪れる人は増え、後半は途切れなくケアを行うほど盛況に

ボディケアブースの様子。日を重ねるごとに訪れる人は増え、後半は途切れなくケアを行うほど盛況に

活動は全鍼師会ののぼりを立て、揃いのビブスを着てPR

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トーナメント戦の4日間。疲労は選手のみならず、監督や関係者も

 選手は各県から選抜されたアスリートなだけあり、

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あはき

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