『鍼灸師・柔整師のための痛み学―UPDATE』6 痛みにおける扁桃体の役割

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 ここまでは痛みに関する基本的な診療を解説してきました。

 ただ、痛みは複雑であり、同じような疾患名で状況(グレード)であっても同じ痛みになるとは限りません。そして、鍼灸治療で報告されているエビデンスに関しても、正常な鎮痛機構が働くことが前提であり、鎮痛機構が正常に働かないとガイドライン通りのエビデンスは得られないのです。そのため、「エビデンスが存在する=鍼灸治療に効果がある」とはならず、患者さんの置かれている状況が効果を決めていると言っても過言ではありません。そこで、今回からは、鎮痛機構に影響する因子について考えてみたいと思います。

 そもそも、痛みは

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あはき学術・教育柔道整復連載

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