あはき師・柔整師の「国家資格のデジタル化」、秋以降に予定
2025.01.30
投稿日:2025.01.31
「患者さんが訴える痛みを患者さんが望む方法で取ってあげるのが僕らの仕事」。そう語るのは錦はりの佐藤想一朗先生。大学院修士卒で、火鍼や熱刺激について研究したといいます。大学院まで進んだ理由を尋ねると「動物実験ができるのはこのタイミングしかない」と考えたから。以降に取り組むことはできないだろうから、何としても経験しておきたいと大学院への進学を決めたそうです。院生生活は朝早くから夜遅くまで研究漬けの毎日でとても大変だったけれど、いい経験ができたと佐藤先生。とはいえ「二度は無理」と渋い表情で濃密な2年間を総評しました。
「学生時代も今も中医学が好きで、勉強を続けているし自信もある。とはいえ、患者さんにしてみれば関係ないこと」とバッサリ。そう言い切れるのは自身の苦い経験があったから。「痛みを大きく減らすには強い刺激を与える方が効果的」と考え、そうした治療を続けていたところ、客足は遠のき、誰も来なくなってしまったそう。
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