第52回日本伝統鍼灸学会学術大会東京大会 流派や学問を超え「気」について考える

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投稿日:2024.11.20

学術・教育あはき

 第52回日本伝統鍼灸学会学術大会東京大会が10月26日、27日にタワーホール船堀(東京都江戸川区)で開催された。テーマは『東洋医学の神髄に迫る―心身一如の氣の医学』で、アーカイブも含め662人が参加した。

開会式

開会式

神髄は『黄帝内経』にある

 会頭講演では、木戸正雄氏(天地人治療会会長)は、東洋医学に立脚した様々な治療の神髄は『黄帝内経』にあり、誰もが気を扱えるようシステム化して解説したと話した。気そのものの説明がない点においては、成立当時は当然のことと認知されていたからだという。

 気の認識は『周易(易経)』がベースにあり、万物を構成する最小単位である旨、すべての法則を支配するものとの旨が明記されている。また、東洋医学で扱う気について、物質に意識や記憶、生命が宿る現象を検証した書籍や論文、同大会で講演もある鮎澤聡氏(筑波技術大学保健科学部教授)の著書などを引用して説明した。

木戸正雄氏

木戸正雄氏

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