セイリン主催セミナー 海外経験豊富な4人の鍼灸師が集合!

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投稿日:2024.11.07

学術・教育あはき

世界をターゲットに活躍するためのアドバイス

 セイリン株式会社主催のセミナー『ワールドワイドな鍼灸師を目指そう! 海外鍼灸事情とインバウンド需要への対応』が10月5日に同社東京営業所セミナールーム(東京都千代田区)とオンラインで開催された。

 海外で活動経験のある向井陽子氏(向井鍼灸院院長)、宮口一誠氏(医療専門英会話セラピストイングリッシュ代表)、山川義人氏(Moxafrica日本事務局代表)、松永光将氏(フリーランス鍼灸師)の4名の講師陣が対談を行った。

会場の様子

左から宮口一誠氏、向井陽子氏、山川義人氏、松永光将氏

ビザや鍼灸資格は国ごとに確認が必要

 向井氏は、オーストラリアの鍼灸事情について語った。オーストラリアは、コロナ以降ワーキングホリデーで渡航する日本人が増加し、英語力はもちろん技術、知識などがなければ就労は難しい現状にあるという。鍼灸で働くには、現地の4年制大学で学び資格取得が必要になる。

 しかし、自身が講師も務める、日本で学び保険加入のうえ海外で働ける国際ライセンス 「Japanese needle therapy practitioner(鍼灸セラピスト資格)」で学ぶ、皮下に浅く刺すドライニードルのような手法であれば可能だと紹介した。求人は、都市部は少ないが郊外なら見込みもあると語る。

 山川氏から鍼灸受療の動機について問われると、「審査機関を経て、病院を受診し薬の処方、と受診プロセスが煩雑なため、その前に体を整えたいと考える人が多い」と向井氏は回答。松永氏は、オーストラリアはビザの取得が難しい国の一つだといい、何年勤務したいのかを想定して働く国を選ぶよう伝えた。

日本で外国人を集客するには

 宮口氏は外国人客の取り込みのポイントについて、現在集客業務に携わっている鍼灸院を例に解説。多く来院しているのは駐在している外国人で、駐在・インバウンド問わず、まず情報源とされるのはウェブサイトだと話した。

 重視されやすいのが

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