『医療は国民のために』398 政府のデジタル行財政改革会議が掲げる方針と 業界の対応について

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 療養費の電子申請に関する議論に当たって、光ディスクやQRコード、バーコード、そしてUSBメモリーの使用を含めた広い範囲が想定されたが、厚労省が仕切る療養費検討専門委員会の話し合いを経て、上記に挙げた全てが除外され、最終的に「電子申請がオンライン請求へ」と決まったところである。

 にもかかわらず、業界の一部では未だに「電子申請化」などと誤解をしている者も少なくない。電子申請という言葉に固執するのは構わないが、これは療養費支給申請のシステムのことではなく、あくまで電子処方箋やリフィル処方を推進する立場からの指摘であれば私も聞く耳を貸そう。柔整・あはき業界は医科本体等の動向にそもそも関心が無いように見受けられるが、療養費といえどもあくまで保険給付なのだから、今後の医療DXの推進も含め、医科本体等の動向を注視すべきであることを忘れないでほしい。

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あはき柔道整復療養費・保険連載

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