連載『織田聡の日本型統合医療“考”』233 いま、再び脚光を浴びるラジウム

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投稿日:2024.04.25

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 桜も花は散り、青々とした若葉が眩しい季節となりました。今年のゴールデンウィークは飛び石連休ですが、真ん中2日間を休むと10連休になるようです。私はすでに診療予約が埋まっていますし、溜まった仕事の処理にあてようと目論んでいますが、どこかひなびた温泉にでも逗留したくなります。

 温泉といえばラジウム温泉という言葉を聞いたことがあると思います。文字通り、ラジウムという放射性元素を含む温泉のことです。ラジウムは自然界の至る所に存在していますが、その量は非常に微量ですので放射能もわずかです。とはいえ、微量でも放射性崩壊により放射線を放出しています。ラジウム温泉に入るとそのラジウムをごく微量体内に取り入れることになりますが、その微量の放射線が健康に有用であるという考え方が、ホルミシス効果と言われるものです。

 通常、放射線はDNAを傷つけて癌の原因となったり、高い線量を受けると急性放射線症候群といった重篤な問題を引き起こしますが、低レベルでれば細胞や生物の修復メカニズムを活性化し、結果的に健康や寿命を向上させる可能性があるという考えです。しかし、この効果は科学的にまだ完全には認められておらず、学術的にも意見が分かれるところです。

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