第5回日本伝統医療看護連携学会学術大会 多業種の視点から見えてくるもの

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投稿日:2024.01.10

あはき学術・教育

 日本伝統医療看護連携学会の第5回学術大会が昨年11月25日、『Various Treatments(多様な治療選択)―人・場所・方法』と題し、産業医科大学(福岡県北九州市)とオンラインのハイブリッドで開催された。

鍼灸のコンピテンシーとは、看護師研究をもとに模索

立石和子氏

 大会長講演では立石和子氏(産業医科大学産業保健学部教授)が『伝統医療従事者に求められるコンピテンシー-看護教育の発展から伝えられること』と題して、平成20年に行った看護師のコンピテンシーに関する調査・研究について解説した。

 コンピテンシーとは「優秀な成果を発揮する個人が持つ特性」のことで、立石氏はヨーロッパ、日本で卒後5年程度の看護師を対象に自己評価式のアンケート調査を実施し、獲得能力(職務を通して獲得した能力)と必要能力(職務に当たる際に必要とされる能力)について、分析を行った。

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