あマ指師課程新設をめぐる裁判・東京控訴審 いきなり結審、判決12月8日に
2020.10.09
投稿日:2023.12.08
株式会社たにぐち書店から新刊『偏屈人的私講釈 鍼灸医学・九鍼は本当に鍼なのか』が発刊された。著者はくすえだ鍼灸院院長の黒田俊吉氏。A5判、384頁、3,850円(税込)。
「偏屈人的私講釈」シリーズの第3弾。九鍼に限らず、古典鍼灸医学は妄信的な部分がないと成り立たないが、それが過ぎると狂信主義に陥り、冷静さを欠いてしまうと著者はいう。人間の身体は変わらなくとも、知識・技術の進歩で日々認識は変わっていく。幾千年来の歴史を尊重しつつも、それにしがみつくのではなく、当時より鍼医学として作り上げてきた先人たちの考えを慮り、現代で生かさなければならないとする。
本書は書名と同じ『九鍼は鍼と言っているが本当に鍼なのか』ほか、治未病、道教と鍼医学の気、黄帝内経、呼吸法、補瀉をテーマとした6編の論文を収蔵。これまでの定説的な考えを打ち破るべくその検証に挑む。
こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。
この記事をシェアする
あわせて読みたい