連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』67 免疫の性差

  • TOP
  • 連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』67 免疫の性差

投稿日:2023.11.10

あはき連載

 コロナ後遺症について4回にわたって書いてきましたが、今回が最後「免疫の性差」についてです。ライオニゼーションで不活性化を免れたX染色体上の免疫関連遺伝子によって、出生からすでに男女の免疫機能には違いがあると前にお話ししました。関節リウマチなどの自己免疫疾患は、女性が男性よりはるかに発症率が高いことはお分かりでしょう。また自己免疫疾患の一つである円形脱毛症は、頭部外傷や吹き出物を中心に脱毛が拡大していると、外部からの異物(細菌やウイルスなど)に免疫機構が患部周辺で過剰なリアクションを起こしたと容易に推察できます。

こちらは有料記事です。デジタル版に登録すると続きをお読みいただけます。

あはき連載

この記事をシェアする

広告 ×

本研究会は、日本で最大数の臨床実績をもつ「塩川カイロプラクティック」が主催されている内容で、現場で即活かせる”哲学×科学×技術”を総合的に学ぶ絶好の機会となります!

全柔協 R7年度 カイロ&オステ研究会OPEN