今日の一冊 物語 遺伝学の歴史 メンデルからDNA、ゲノム編集まで

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投稿日:2023.02.24

今日の一冊

物語 遺伝学の歴史 メンデルからDNA、ゲノム編集まで
平野博之 著
中央公論新社 1078円

 「子はなぜ親に似る?」。古代ギリシャ時代から議論されてきた疑問は19世紀半ば、メンデルの登場で、遺伝学という科学へと急速に舵を切る。

 メンデル生誕200周年を迎えた今、遺伝学は生物化学の中核分野となりiPS細胞やゲノム編集による治療法の開発や作物の品種改良など、様々に応用され研究が進んでいる。染色体の発見に始まり、染色体上の遺伝子配列のこと、特定の遺伝子が染色体上を移動できること、突然変異の誘発……と研究者の興味は次々に発展、分化する。これはまだまだ続く現在進行形の物語である。

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