連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』47 素問・九『六節臓象論』

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投稿日:2022.09.26

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 この篇は、暦についても書かれています。

岐伯:
 「先先人の学者たちは、太陽の影の長さから一年が三百六十五日と発見すると、暦になる区切りを考えました。初めは十干で区切り、十二支でも考えてみました。一日に一つずつ当てはめていくと、十干が六周し、最初と同じ十二支に戻ってくることが分かりました。六回繰り返すと三百六十日になり、これがほぼ一年であることから、天文学者たちは六という数字が天の動きと関係しているとつきとめました」

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