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連載

連載『未来の鍼灸師のために今やるべきこと』11 治療・予防・未病の境界線~予防と養生の違い~

投稿日:2017年12月10日

 鍼灸の将来について語る際には、今後の医療を見据えた上での議論が大切です。本邦の医療費は年々増加しており、このままの医療を維持できない現状を考慮すると、今後の医療が「治療」から「予防」へとシフトしていくことは明白でしょう。そして予防を広めるために不可欠なのが、国民が持っている「健康の物差し」を「病気」から「未病」や「健康」に変えていく作業です。そのため、ここまでは、主に「物差し」に一番ズレが生じている、病気の人たちの価値観を変えるための様々な取り組みを紹介してきました。

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