連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』9 電子カルテが普及しない理由―ネットワーク効果の意味

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投稿日:2021.11.10

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 「ネットワーク効果」とは顧客が増えれば増えるほどネットワークの価値が高まり、顧客にとっての便益が増していく効果を指します。ネットワーク内の人だけでなく、ネットワークの外部にいる第三者にとっての価値も高まることから、「ネットワーク外部性」とも呼びます。ネットワーク効果が働くサービスや製品では、品質や技術以上に利用者の数によって得られる便益が大きくなるので、あるサービスや製品が一旦シェアで優位になると、爆発的にユーザーが増加する傾向にあります。例えば、Amazonのように、利用者が増えれば出品者も増え、その結果利用者が増えるという相互的な効果こそがネットワーク効果です。

 ちなみにネットワーク効果は、「サイド内ネットワーク効果」と「サイド間ネットワーク効果」の二つからなっています。

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