連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』32 大腸
2021.06.25
大腸は素問八に「伝道の官、変化これより出ず」とあります。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』32 大腸
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』32 大腸
2021.06.25
大腸は素問八に「伝道の官、変化これより出ず」とあります。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』31 小腸
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』31 小腸
2021.05.25
小腸は素問八に「受盛の官、化物これより出ず」とあります。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』30 三焦
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』30 三焦
2021.04.23
三焦は、素問第八に『決瀆の官』、霊枢第二に『中瀆の府』、共通して『水道これより出づ』とあります。水の通り道を調整している腑で、上焦・中焦・下焦を合わせて三焦です。上焦は胸から鳩尾まで、中焦は鳩尾から臍まで、下焦は臍から下です。水が届かず枯れる所が無いように、水の道を作る工事をして流れを伸ばし、体のすみずみまで潤します。
【連載執筆者】
かしはらたまみ
あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師
自身の子どもに東洋医学の概念を伝えるため「絵本」という表現を選択。色粘土を使った独自の手法で絵を描いている。これまでに『陰陽五行 まわるき』『おなかがいたくなるまえに』を自費出版し、ブログで『やわらか黄帝内経』も連載。絵本の購入はネット通販サイト・BASE「やわらか東洋医学」(https://touyouigaku.thebase.in/)から。
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』29 肺
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』29 肺
2021.03.25
素問四十六には「肺は蔵の蓋なり」とあり、胸部で上から被さっている形なので胃の海から舞い上がったしぶきを全部受け止められます。息を吸うと口から入ってくる清気としぶきの水穀の気は、肺の中で合わさって宗気になります。宗気のうち、純度と栄養度が高い気は営気となって経脈中へ、猛々しい性質の気は衛気となって経脈外へと流れていきます。
【連載執筆者】
かしはらたまみ
あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師
自身の子どもに東洋医学の概念を伝えるため「絵本」という表現を選択。色粘土を使った独自の手法で絵を描いている。これまでに『陰陽五行 まわるき』『おなかがいたくなるまえに』を自費出版し、ブログで『やわらか黄帝内経』も連載。絵本の購入はネット通販サイト・BASE「やわらか東洋医学」(https://touyouigaku.thebase.in/)から。
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』28 脾
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』28 脾
2021.02.25
脾は土行の臓で、胃のそばにあります。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』27 胃
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』27 胃
2021.01.25
この絵は素問第十一「胃は水穀の海、六腑の大源なり」の文から作りました。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』26 七情と歪み(ひずみ)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』26 七情と歪み(ひずみ)
2020.12.25
邪気は、体表を隙間なく守っている衛気に歪みが起こり隙が出来たところから体内に侵入します。古典には七情でどのように歪みが起こるのか具体的に書かれていて、憂うと気は沈み、恐れると下がり、思うと結し、驚くと乱れ、喜ぶと緩み、怒すると上り、悲すると消えるそうです。いずれもゼロにはできないので、どれもほどほどで過ごせればと思います。
【連載執筆者】
かしはらたまみ
あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師
自身の子どもに東洋医学の概念を伝えるため「絵本」という表現を選択。色粘土を使った独自の手法で絵を描いている。これまでに『陰陽五行 まわるき』『おなかがいたくなるまえに』を自費出版し、ブログで『やわらか黄帝内経素問』も連載。絵本の購入はネット通販サイト・BASE「やわらか東洋医学」(https://touyouigaku.thebase.in/)から。
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』25 からだの国の十二官
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』25 からだの国の十二官
2020.11.25
六臓六腑の役割を十二の官職に当てはめて説明している黄帝内経素問の篇第八霊蘭秘典論を読んでそのうち膀胱と三焦を除く十官の姿を想像して絵にしました。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』24 やわらか素問
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』24 やわらか素問
2020.10.23
ブログで続けていた黄帝内経素問の意訳童話を最後まで作れました。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』23 かならずめぐる四季
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』23 かならずめぐる四季
2020.09.25
今年の夏は日中の気温が高かったのと、マスクを着ける習慣が加わって、暑くて大変でしたね。けれど、決して天は間違わないので、今年もちゃんと陽気の力は正しい時期に徐々に弱まり秋になりました。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』22 相剋
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』22 相剋
2020.08.25
新型コロナウイルスの検査陽性者の数が毎日発表されて、感染を警戒した生活がいつまで続くのか分かりません。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』21 マスクのある生活
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』21 マスクのある生活
2020.07.22
ウイルス感染拡散を予防するため、咳やくしゃみが出ていなくても毎日マスクを着ける生活になって数カ月が経ちました。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』20 『汗をかこう』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』20 『汗をかこう』
2020.06.25
閉じこもっていた間、あらゆる種目のスポーツが練習さえできない状況でしたが、少しずつ再開しはじめたという明るい話が増えてきました。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』19 『ごはんの食べ方』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』19 『ごはんの食べ方』
2020.05.25
東洋医学は、天と地に合わせて生きる考え方です。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』18 「それでも春はやってきた」
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』18 「それでも春はやってきた」
2020.04.24
黄帝内経素問には、春には人の心にやりたいことが自然と湧くと書かれています。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』17 「あなたが寝てる間に」
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』17 「あなたが寝てる間に」
2020.03.25
新型コロナウイルス感染症が世界中で広がり、収束の見通しが立たない状態が続いています。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』16 「太陽と月で決めた暦」
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』16 「太陽と月で決めた暦」
2020.02.25
旧暦は、太陽と月を観察した天文学から作られています。一年は、太陽が南にある時に出来る影が一番長くなる冬至の日を始まりの子(ね)の月としましたが、 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』15 「天地人」
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』15 「天地人」
2020.01.24
「天地人」は、上に天があり、下に地があり、その間に人がいることを表す言葉です。天は、その長さは測るまでもなくそれより広いものはないほど広く、地もまた、その大きさを測るまでもなくそれより大きいものはないほど大きいです。人は、息を吸って天の陽の気を、食べ物と飲み物から地の陰の気を取り込んでいるので、天と地との間でしか生きられません。
【連載執筆者】
かしはらたまみ
あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師
自身の子どもに東洋医学の概念を伝えるため「絵本」という表現を選択。色粘土を使った独自の手法で絵を描いている。これまでに『陰陽五行 まわるき』『おなかがいたくなるまえに』を自費出版し、ブログで『やわらか黄帝内経素問』も連載。絵本の購入はネット通販サイト・BASE「やわらか東洋医学」(https://touyouigaku.thebase.in/)から。
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』14 「死ぬってどういうこと?」③
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』14 「死ぬってどういうこと?」③
2019.12.25
魂と魄が体から出た後は、冷たくなって(火が帰り)死後硬直が起こりやがて解けて(木が帰り)ドロドロに溶けて流れ(水が帰り)硬い骨が残りやがてなくなり(金が帰り)全てが土になる(土に帰る)というふうに、相生とは逆の方向に回っていきます。土は、万物を生み育てる力を持っています。いつかまた、だれかの命を支える力になるのです。
【連載執筆者】
かしはらたまみ
あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師
自身の子どもに東洋医学の概念を伝えるため「絵本」という表現を選択。色粘土を使った独自の手法で絵を描いている。これまでに『陰陽五行 まわるき』『おなかがいたくなるまえに』を自費出版し、ブログで『やわらか黄帝内経素問』も連載。絵本の購入はネット通販サイト・BASE「やわらか東洋医学」(https://touyouigaku.thebase.in/)から。
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』13 「死ぬってどういうこと?」②
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』13 「死ぬってどういうこと?」②
2019.11.25
荘子に「人の生は気の聚まりなり。聚(あつ)まれば則ち生となり、散ずれば則ち死となる」とあるように、命あるものが死ぬと集まっていた気が散じます。「自分である」という記憶の『魂』と、考えずとも呼吸をするなど肉体を支えていた『魄』が体から離れます。絵本では、陽の気である魂は高い空に昇って光となり、陰の気である魄は地に吹く風になりました。
【連載執筆者】
かしはらたまみ
あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師
自身の子どもに東洋医学の概念を伝えるため「絵本」という表現を選択。色粘土を使った独自の手法で絵を描いている。これまでに『陰陽五行 まわるき』『おなかがいたくなるまえに』を自費出版し、ブログで『やわらか黄帝内経素問』も連載。絵本の購入はネット通販サイト・BASE「やわらか東洋医学」(https://touyouigaku.thebase.in/)から。