連載『食養生の物語』144『功の多少を計る』
2025.07.23
「自宅で野菜を育てている」と聞くことが増えました。自分の手で育てる楽しさと、採れたて新鮮なものを食べられる嬉しさも相まって、より美味しく感じることができるでしょう。
家庭菜園の良いところは、食糧の保存や輸送などにエネルギーが使われない点で、ここは大切なポイントです。「フードマイレージ」という環境問題での観点からすると、輸送距離がゼロということは地球環境には負荷をかけていないことになります。 (さらに…)
連載『食養生の物語』144『功の多少を計る』
連載『食養生の物語』144『功の多少を計る』
2025.07.23
「自宅で野菜を育てている」と聞くことが増えました。自分の手で育てる楽しさと、採れたて新鮮なものを食べられる嬉しさも相まって、より美味しく感じることができるでしょう。
家庭菜園の良いところは、食糧の保存や輸送などにエネルギーが使われない点で、ここは大切なポイントです。「フードマイレージ」という環境問題での観点からすると、輸送距離がゼロということは地球環境には負荷をかけていないことになります。 (さらに…)
連載『食養生の物語』143『買い物は投票』
連載『食養生の物語』143『買い物は投票』
2025.05.23
「口に入れるものに興味を持ちましょう」。健康の秘訣を尋ねられたときに、最初に伝えたいことです。日常生活において、特に食は養生の基本です。
食に興味を持つ第一歩は、なるべく食品添加物の入っていないものを選ぶこと。購入の際に原材料表示欄を見て、知らないもの、想像できないものが入っていないかを確認します。例えば、醤油の原材料であれば大豆、小麦、塩だけのはず。これ以外のものが入っていないか、入っていても少量かをまずは知ることです。特にカタカナだらけで想像ができないものは避けるに越したことはありません。添加物の中には、自然には存在しない合成添加物や、人間の生理機能では分解できないものもあり、これらを摂り続けることは身体にはダメージとなりえるのです。 (さらに…)
連載『食養生の物語』142『ホッと珈琲』
連載『食養生の物語』142『ホッと珈琲』
2025.03.23
「ちょっと一服」と、いたるところにあるカフェや家庭でも、本格的なコーヒーが楽しめます。コーヒーが現在のように焙煎した豆から抽出して飲まれるようになったのは13世紀頃、とさほど歴史は古くありません。17世紀に入ってイギリスのオックスフォードに最初のコーヒーハウスが開業し、社交や議論、情報交換の場としてヨーロッパやアメリカで広がりました。日本には鎖国の時代にオランダから長崎に入ったのが最初で、第二次世界大戦後に広がりました。
「コーヒーを飲むと眠れなくなる」のは、カフェインが精神を興奮・覚醒させるためです。カフェインを含む風邪薬や解熱鎮痛剤は、過剰摂取を続けると禁断症状があることも分かっています。 (さらに…)
連載『食養生の物語』141『一日何食?』
連載『食養生の物語』141『一日何食?』
2025.02.23
「胃腸の調子が良くないとき、なにを食べればいいですか?」と尋ねられることがあります。いつも「なにも食べなくていいんじゃない」と返しています。胃腸が優れなければ胃腸を休めるために何も入れないのが一番いいはず。
一日三食食べなければいけないとか、朝食は食べなければならないという思い込みがあるために、「なにを?」とは尋ねても「なにも」という選択肢は出てこないのかもしれません。特に朝食については学校で「朝食を食べていないと忘れ物をする」などと指導されてきた名残でしょう。
日本で朝食を摂るようになったのは300年くらい前からと歴史は浅いようです。もともと農耕民族は夜明けとともに田畑に出て、気温が上がる午前10時くらいに家に戻り、朝と昼を兼ねた食事をしていました。午後にまた作業に出て夕方には戻って夕食、日が沈んで暗くなれば床に就く生活で、一日二食が基本でした。 (さらに…)
連載『食養生の物語』140『風邪の心得』
連載『食養生の物語』140『風邪の心得』
2025.01.23
「いつでも元気ですね」と言われる私も、実は年に1、2度は風邪を引きます。ただし、あまり長引くことはないので、元気な印象を持たれるようです。
「あれ、風邪引いてる?」。冬になると、腰痛など別の疾患で来られた患者さんの風邪引きに気づくことがあります。ついでに風邪の治療もしておくと伝えると、「帰りに内科か耳鼻科に寄るか考えてたところだった」と喜ばれます。
よく知った患者さんになると、「風邪の引きかけみたいだから、今日か明日か早いタイミングで診てもらえないか」と連絡をもらうことも。治療後には熱が上がることがあるので、その後の予定がないことを確認するようにしています。熱を下げることで、症状が長引くことを理解してもらう必要があるのです。 (さらに…)
連載『食養生の物語』139『お酒を嗜む』
連載『食養生の物語』139『お酒を嗜む』
2024.12.23
年の瀬を迎えました。今年は例年より年末年始は休みが長くなり、人と会ってお酒を口にする機会も増えそうです。
「酒は百薬の長」といわれます。食前酒として胃腸の働きを活発にし、血液の循環をよくして気持ちを楽しく盛り上げたり、人間関係を潤滑にしたりと、ちょっとした不調なら吹き飛ばしてしまう面はあるのでしょう。
12月に入って、日本の「伝統的酒造り」が無形文化遺産に登録決定とのニュースが入ってきました。日本酒や焼酎、泡盛といった日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されると決まったのです。奈良時代にはすでに麹を使用して日本酒が造られていたと分かっており、室町時代には「伝統的酒造り」の原型が確立していたとされています。500年以上も前から「米や麦などを蒸す」「こうじを作る」「もろみを発酵させる」など、伝統的な技術が各地の気候や風土に応じて発展しました。自然と深く結びつき伝承されてきたこと、儀式や祭礼など日本の文化で重要な役割を果たしてきたことも評価されているのでしょう。 (さらに…)
連載『食養生の物語』138『令和の米騒動から』
連載『食養生の物語』138『令和の米騒動から』
2024.11.23
今年話題になった言葉を選ぶ「新語・流行語大賞」の候補に、「令和の米騒動」がノミネートされました。米が一部の売場から消え、価格が高騰したのは記憶に新しいでしょう。出来が悪かったところに、地震や台風の影響から備蓄する動きが重なったのが原因のようです。
実際には30年前の「平成の米騒動」のときほど収穫量が減ったわけではなく、米不足は落ち着きを取り戻しつつあります。一方で、加工用になる米粒が小さく安価な米の収穫量は減っており、米の価格上昇はまだ続きそうです。昨今の物価上昇において値上げも仕方のないことかもしれません。 (さらに…)
連載『食養生の物語』137『陰陽理解のヒント』
連載『食養生の物語』137『陰陽理解のヒント』
2024.10.23
「湯豆腐は陽性ですか?」。寒くなってくるとこんな問いかけが増えてきます。「豆腐そのものは陰性なんだけど、湯豆腐は冷ややっこよりは陽性かな」としか答えようがありません。
陰陽論を語る時、「状況・状態」でみるか、「はたらき」でみるかの違いがあります。 (さらに…)
連載『食養生の物語』136『ストレスに負けない食べ方』
連載『食養生の物語』136『ストレスに負けない食べ方』
2024.09.20
「食欲の秋」がやってきました。この季節に食欲が増すのは、実は動物的な本能。寒い冬には収穫できる食材が限られてくるので、その前にエネルギーを蓄えようとします。さらには、36度から37度という体温に近い夏の気温から、冬には体温と外気温との差が開くために体温を維持するのにもエネルギーが必要。野生動物が冬眠するのもこれゆえです。
私たちはストレスが続くと食欲が増したり、甘いものが欲しくなったりすることもあります。これも身体にとっては自然なこと。カナダの生理学者ハンス・セリエによる「ストレス学説」では、外部から刺激を受け体内で起こる歪みに対する非特異的反応をストレスと考え、自律神経のバランスが崩れ、ストレスホルモンが分泌されると解説しています。一時的に食欲が増したり、食欲不振になったりするのもこのためです。 (さらに…)
連載『食養生の物語』135『鬼子母神とザクロ』
連載『食養生の物語』135『鬼子母神とザクロ』
2024.08.25
「恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)」。思いがけず、相手の才能や手腕などに気づかないでいたことを思い知らされたときに「おみそれしました」「恐れ入りました」という意味で使われる洒落言葉です。天女のような姿で子どもを抱き、右手にはザクロの実を持つ「鬼子母神」の祀られている東京都台東区入谷の真源寺に由来します。他にも日蓮宗や法華宗の寺院で多く祀られています。
鬼子母神には諸説ありますが、自らの大勢の子らを育てるために他人の子に悪さをしていたのを、釈迦が見咎めて、ザクロを与え、仏の道に帰依させたといわれています。ザクロに女性ホルモンのエストロゲンが含まれていると話題になったのは1990年代の後半ですが、実は古くから知られていたのではないかと驚かされます。 (さらに…)
連載『食養生の物語』134 『八朔の祭り』
連載『食養生の物語』134 『八朔の祭り』
2024.07.25
8月1日は「八朔の祭り」。朔とは月の初めの日のことで、八月朔日で「八朔」となります。そろそろ出始める稲穂の成長を願って、田の神に実りを祈願する「田の実」と「頼み」をかけた「田の実の節句」の別名です。ただ、旧暦の8月1日は、明治改暦以降の新暦で9月の上旬頃になることから、「八朔の祭り」は8月1日か9月1日かに行われます。
朔とは、新月の意味。地球から月と太陽が同じ方向に重なり、月が暗く見える時のこと。その朔の瞬間を含む日を「朔日(さくじつ)」。太陰暦では、月の初日が始まりを意味する「月立ち(つきたち)」から転じて「ついたち」とも言うようになりました。
一方で満月が最も明るく見える時は「望日(ぼうじつ)」と呼ばれています。現代でも、毎月の1日と15日に神社へお参りする風習があるのは、新月・満月に、土地の神様に感謝する習わしが残されているから。1日と15日、祝祭日のたびに赤飯をお供えするところも多いようです。 (さらに…)
連載『食養生の物語』133 『夏越の祝い』
連載『食養生の物語』133 『夏越の祝い』
2024.06.25
6月末は「夏越(なごし)の祝い」。「夏越の祓(なごしのはらえ)」ともいい、神社では6月下旬から茅の輪(ちのわ)をくぐって罪や穢れを落とす「茅の輪くぐり」を見かけるようになります。年末の「大晦日」と並んで、一年の前半に積もった穢れを祓って無事に過ごせたことに感謝し、後半も元気に過ごせるよう祈ります。
夏を越えると書く「夏越」は「和し(なごし)」に通じ、「無事に」という意味。食中毒や病気が発生しやすい6月から7月に、みそぎをして身体を清潔に保ち、残りも無事に健やかに過ごせるよう願います。6月末に行われるのが「夏越の祓(夏越大祓)」で、12月末に行うものを「年越の祓(年越大祓)」といいます。 (さらに…)
連載『食養生の物語』132 『ブロッコリーの彩り』
連載『食養生の物語』132 『ブロッコリーの彩り』
2024.05.24
「ブロッコリー、指定野菜に」とのニュースが1月に流れました。ブロッコリーといえば、和え物やサラダ、スープ、グラタン、炒め物など幅広く食卓に上る野菜。お弁当の彩りにもなりますね。さて、指定野菜とは、消費量が多く、国民の生活上の重要な野菜として国が指定している野菜のこと。野菜生産出荷安定法という法律により、消費量が多く国民生活上の重要性が高い品目として位置づけられています。天候などにより価格が低落した際に、生産者に補助金が交付され、その先も安定して生産が続けられるようにサポートする仕組みです。これにより、価格の変動が抑えられ、消費者も購入しやすくなります。
指定野菜は、キャベツ・キュウリ・サトイモ・ダイコン・タマネギ・トマト・ナス・ニンジン・ネギ・ハクサイ・バレイショ(ジャガイモ)・ピーマン・ホウレンソウ・レタスの14品目。指定野菜に準じて、特定野菜として35品目が定められていて、ブロッコリーは2026年に特定野菜から指定野菜へと格上げされます。指定野菜に新たな野菜が加わるのは、1974年のバレイショ以来、半世紀ぶり。それだけブロッコリーの生産・消費が急成長したことになります。 (さらに…)
連載『食養生の物語』131 『柏手の餅』
連載『食養生の物語』131 『柏手の餅』
2024.04.25
「柱の疵はおととしの五月五日の背くらべ♪」。端午の節句に背丈を測ってもらった思い出を唄った童謡『背くらべ』。「ちまき食べ食べ、兄さんが」と続きますが、この「ちまき」とは蒸したもち米を笹の葉で巻いた「おこわ」でなく「柏餅」を指すようです。
端午の節句は、もとは「菖蒲の節供」として田植え前の時期に厄払いと豊作を祈願する祭りごとでした。「菖蒲」が、軍事ごとの「尚武」や勝敗の「勝負」に通じ、葉の形が剣を連想させることもあり、端午は男の子の節句として定着していきました。 (さらに…)
連載『食養生の物語』130 『桜の餅』
連載『食養生の物語』130 『桜の餅』
2024.03.25
桜の季節になりました。コロナ後のお花見シーズンということで出掛ける人も多いことでしょう。この季節、桜色のものをよく見かけるようになります。その代表格が桜餅。普段は甘いものは口にしないけれど桜餅は食べるという人も多いようです。この桜餅、関東と関西ではまったく違うことはご存知でしょうか。関東では小麦粉を薄く焼いたクレープ状の生地で餡をくるみ、一方の関西では道明寺粉を蒸した生地で餡を包みます。ともに塩漬けした桜の葉で包むことは共通していて「桜餅」と呼ばれます。
桜餅の起源は、長命寺(現在の東京都墨田区)。もとは長命寺へ墓参りに来た人をもてなす餅だったようです。江戸時代、将軍・徳川吉宗によって隅田川沿いに桜の植栽が行われ、花見客が増えていきました。そこで、長命寺の門番をしていた山本新六が桜の落ち葉を塩漬けして餅に巻いて売ったのが始まりとされています。 (さらに…)
連載『食養生の物語』129 『ざくざくと、はりはりと』
連載『食養生の物語』129 『ざくざくと、はりはりと』
2024.02.25
春の野草は生命力に溢れ、アクが強いのが特徴です。なかでもヨモギは、冬に根がしっかり張り、春に芽吹く葉は分厚く、身体を温める性質が強い野草です。独特の香りと濃い緑色が特徴で、「緑の血液」と呼ばれる葉緑素(クロロフィル)が豊富。ヨモギの葉緑素は良質で、血液の循環を良くする浄血・造血の働きがあります。
「よもぎをざくざくに切り、塩を少し用い、揉み洗いして入れる」と、江戸時代の『料理物語』に記されている「ざくざく汁」。ヨモギのアクを塩揉みで和らげてから、ザクザク切って味噌汁に入れていたとうかがえます。他に、いろんな野菜や山菜も入れていたようです。 (さらに…)
連載『食養生の物語』128 『噛む備え』
連載『食養生の物語』128 『噛む備え』
2024.01.25
年始からの悲しい出来事に、不自由な生活を余儀なくされた方々や大切な人を失われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。また、過去の記憶から苦しい思いになる人もおられるかもしれません。不安が少しでも軽くなり、身の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
避難先など不安定な生活のなかでは、加工食品の食事が主になるのは仕方のないことでしょう。本来、数日間くらい食べなくても平気なはずですが、食べ物がないという恐怖心から衰弱してしまうこともありそうです。パンや加工食品からエネルギーを補おうとすると、カロリー過多、ミネラル不足に陥りがちです。飲料水の確保もできない状況では歯磨きどころではありませんから、口腔ケアも気になります。
そんな時こそまず、よく噛んで食べることが大切。ゆっくり食べると少量でも満足感が得やすくなります。噛むことで唾液の量を増やして口中の不快感、ドライマウス、喉の渇きを防ぐこともできます。唾液増加は感染症を予防でき、活性酸素を消去して発ガン性を抑制すること、唾液に含まれるパロチンは老化を遅らせて若返りに効果があることなども分かっています。自分の体内に備わっているはずの水分なので有効活用したいですね。 (さらに…)
連載『食養生の物語』127 『年越し蕎麦』
連載『食養生の物語』127 『年越し蕎麦』
2023.12.25
今年もあとわずか。年の瀬といえば、年越し蕎麦です。食の多様化が進んだ現代でも、大晦日に年越し蕎麦を食べるという人は半数を超えるとの統計もあります。さて、どの時間帯に食べるのが正解かとしばしば話題になりますが、決まりはないようです。夕食時かもう少し遅い時間の新年を迎える直前が多いようで、忙しい年末が終わって、温かいものでホッと一息つくのが良さそうですね。
寿司や天ぷらと並んで代表的な日本料理である蕎麦。歴史は古く、縄文時代にまで遡るのが有力な説。蕎麦についての記録が『続日本紀』に残ることから、奈良時代にはすでに広く食されていたことが分かります。年越し蕎麦については、江戸時代の大阪の街並みや暮らしぶりを書いた『大坂繁花風土記』に「晦日そば」の記載があることから、江戸時代後期には年中行事として定着していたようです。 (さらに…)
連載『食養生の物語』126 『ネギで労う』
連載『食養生の物語』126 『ネギで労う』
2023.11.25
「東では葱を白いところまで食べる」「西では葱は青いところまで食べる」と関東人と関西人がお互いを揶揄する。かつてそんな時代があったのだとか。
関東では白い部分を食べる白ネギが主流で、関西では緑の部分を食べる青ネギが好まれてきたという歴史的な違いがあります。関東のネギに白いところが多いのは「土寄せ」といって、成長してくると土を寄せて日光に当たらないようにして白い部分を伸ばす栽培方法だから。白い部分も根ではなく葉です。寒冷な気候に強い品種で、見た目の特徴から「根深ネギ」「太ネギ」とも呼ばれます。埼玉の「深谷ネギ」、群馬の「下仁田ネギ」が有名です。一方の青ネギは温暖な気候でよく育ち「葉ネギ」とも。京都の「九条ネギ」や大阪の「難波ネギ」、兵庫の「岩津ネギ」、福岡の「博多万能ネギ」が知られます。 (さらに…)
連載『食養生の物語』125 『ちゃんと、ちゃんこ』
連載『食養生の物語』125 『ちゃんと、ちゃんこ』
2023.10.25
「ちゃんこの味が染みてきたな」。相撲界に入門した力士が稽古に励み、精神的にも肉体的にも馴染んで強くなっていく様子を表す褒め言葉だそうです。 (さらに…)