連載『織田聡の日本型統合医療“考”』202 医療分野にも「リスキリング」を
2023.01.10
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。今回の年末年始は海外からの来客もあり、少しお酒は入りましたが、ずっと仕事のようなお正月でした。皆さんはどのようなお正月を過ごされましたでしょうか。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』202 医療分野にも「リスキリング」を
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』202 医療分野にも「リスキリング」を
2023.01.10
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。今回の年末年始は海外からの来客もあり、少しお酒は入りましたが、ずっと仕事のようなお正月でした。皆さんはどのようなお正月を過ごされましたでしょうか。 (さらに…)
ユーキャン学び出版から新刊 よくわかる漢方・薬膳
ユーキャン学び出版から新刊 よくわかる漢方・薬膳
2023.01.10
薬剤師で国際中医専門員の柳沢侑子氏の新刊『よくわかる漢方・薬膳』が株式会社ユーキャン学び出版から発刊された。A5版、240頁、1650円。
すべての家庭に中医学の知恵を! 著者は、病院では異常なしとされた原因不明の体調不良を、漢方や中医学の知識で克服した経験から、同じ悩みを抱える人の役に立ちたいとの思いのもと執筆。マンガや図解で、初心者でも楽しみながら中医学に親しめる一冊になっている。
ストーリーの舞台は漢方薬局。新人職員が訪れる相談者を通して知識を身につけていく。漢方・薬膳の知恵についての解説から始まり、貧血やむくみ、肩こり、更年期など症状別の中医学的見立てと養生法、健康な暮らしを続けるための漢方・薬膳についてなどを紹介。
本書後半には、日常的な食材からも薬膳的食材選びの第一歩を踏み出せる、生薬・食材ミニ辞典もあり!
連載『中国医学情報』214 脳卒中後遺症期に併発するⅢ・Ⅳ期褥瘡の鍼併用治療―3種の鍼治療でランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』214 脳卒中後遺症期に併発するⅢ・Ⅳ期褥瘡の鍼併用治療―3種の鍼治療でランダム化比較 ほか
2023.01.10
☆脳卒中後遺症期に併発するⅢ・Ⅳ期褥瘡の鍼併用治療―3種の鍼治療でランダム化比較
黒竜江中医薬大学付属第二病院・蔡国鋒らは、脳卒中後遺症期に併発するⅢ・Ⅳ期褥瘡(注参照)で3種の鍼治療を比較(鍼灸臨床雑誌、2022年7期)。
(注)褥瘡分類―NPUAP(米国褥瘡諮問委員会)分類。Ⅰ期:消退しない発赤。Ⅱ期:部分欠損。Ⅲ期:全層皮膚欠損。脂肪層が露出。Ⅳ期:全層組織欠損。骨・腱・筋肉が露出。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』オンライン請求導入までの「過渡期問題」を 柔整団体はどう考える?
Q&A『上田がお答えいたします』オンライン請求導入までの「過渡期問題」を 柔整団体はどう考える?
2023.01.10
Q.
柔整療養費のオンライン請求導入の議論に絡めて、「復委任」の問題も検討されているようですが、施術者団体はどのように対応すればよいのでしょうか。 (さらに…)
医療連携、他業種の視点 第4回日本伝統医療看護連携学会学術大会
医療連携、他業種の視点 第4回日本伝統医療看護連携学会学術大会
2023.01.10
日本伝統医療看護連携学会の第4回学術大会が昨年11月27日、『Expansion 共生社会を実現する医療連携―医療連携の拡大と発展をこめて』と題して、仙台赤門短期大学(宮城県仙台市)とオンラインのハイブリッドで開催された。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』221 冬で上がる
連載『汗とウンコとオシッコと…』221 冬で上がる
2023.01.10
昨年12月の冬至過ぎから急激に寒くなってきた。2023年は癸卯で火運不及。陽明司天で少陰が在泉となる。どうやら今年は運気的に年の初めは寒く、一時温かくはなるが例年に比べて夏は涼しい。そして暖冬傾向に至るようだ。 (さらに…)
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』23 鍼灸・柔道整復の プラットフォームを再構築する
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』23 鍼灸・柔道整復の プラットフォームを再構築する
2023.01.10
本連載では、あらゆる分野の中心的な仕組みとなってきたIT技術の考え方を学ぶことで、鍼灸・柔整師に今後必要な新しいテクノロジーとは何かについて考えてきました。
医療や健康分野は、近年、人工知能(AI)やIoT、ウェアラブルデバイス、ビッグデータ解析、仮想現実(VR)など最新のデジタル技術を活用するデジタルヘルスが急速に発展しています。生体情報を記録するセンシング技術が発展したおかげで、自宅に居ながら様々な情報を記録することができるようになりました。 (さらに…)
今日の一冊 「ネコひねり問題」を超一流の 科学者たちが全力で考えてみた
今日の一冊 「ネコひねり問題」を超一流の 科学者たちが全力で考えてみた
2023.01.10
「ネコひねり問題」を超一流の 科学者たちが全力で考えてみた
グレゴリー・J・グバー 著
ダイヤモンド社 1,980円
「ネコひねり」とは、ネコはどんな体勢からでも足から着地できること。そして、これを科学的に説明することを「ネコひねり問題」とよぶ。
研究の歴史は19世紀に遡り、ジェイムズ・クラーク・マクスウェルをはじめ、世界中の科学者や物理学者などが解説を試みてきた。同時にロボットネコ製作の研究も進められ、機械モデル程度からはじまり、現代は電子制御で動きを最適化するに至っているが、未だネコのように落下中に最適な動きをはじき出すに至らない。
研究者たちを魅了するこの問題の軌跡を追ってみよう。
編集後記
編集後記
2023.01.10
▽新年、明けましておめでとうございます! 昨年末は失せ物のオンパレードで、財布は落とす(落としたお店が保管してくれていました)、ネックウォーマーは失くす、手袋も失くす(どちらもまだ見つかっていません)と散々なものでした。
新年を迎え、初詣に行くべく準備をすると、前日まで動いていた腕時計は止まり、自転車はパンク、代わりにとまたがったバイクはガス欠寸前でした。年明け早々の不運に気持ちがささくれてしまいましたが「世紀末だって過ぎれば昨日」とも言いますし、気にしすぎは良くないですね!
ともあれ、しょうもない不幸は往々にして自身の注意力不足が原因。皆様に正確な情報を分かりやすくお届けすべく、周りを見ながら前を向いて今年もよろしくお願いします!(今)
全整協、柔整師国試の問題漏えい事件を受け日整に対し公開質問状
全整協、柔整師国試の問題漏えい事件を受け日整に対し公開質問状
2022.12.23
個人契約の団体で構成する「全国柔道整復師統合協議会」(全整協)がこのほど、柔道整復師国家試験の問題漏えい事件に関する公開質問状を公益社団法人日本柔道整復師会(日整)に対して送っていたことが分かった。今回起訴された被告が日整の副会長であった上、業界を代表して国・行政と折衝に当たっている立場から、今後の対応について見解を求めた。 (さらに…)
あはきの令和5年度施術管理者研修
あはきの令和5年度施術管理者研修
2022.12.23
申込み、来年1月から
あはき療養費の受領委任を取り扱う上で義務化されている「施術管理者研修」の令和5年度の開催日程が、公益財団法人東洋療法研修試験財団より公表された。
令和5年4月22日を皮切りに、年度末まで計12回開催される(下表参照)。いずれも会場とオンラインでの同時開催(ハイブリッド式)。費用は2万3000円。2日間(16時間)にわたり、適切な支給申請などを学ぶ。
『医療は国民のために』357 もはやこれまでか?療養費のマイナス傾向が止まらない
『医療は国民のために』357 もはやこれまでか?療養費のマイナス傾向が止まらない
2022.12.23
厚労省が11月末に公表した令和2年度の療養費の支給額を見て、愕然とした。柔整療養費は2863億円で、前年度比10%以上の減少だった。あん摩・マッサージ療養費も636億円で同16%もの減少、同じくはり・きゅう療養費も419億円で同5%下がっているではないか。推計値であるとはいえ、おおよそ実態に近い数値と考えることができるだろう。 (さらに…)
メタボ予防からフレイル予防へ 日本機能訓練指導員協会シンポジウム
メタボ予防からフレイル予防へ 日本機能訓練指導員協会シンポジウム
2022.12.23
11月6日、日本機能訓練指導員協会の主催で『住み慣れた地域で暮らすフレイル予防』が東京都柔道整復師会館(東京都文京区)とオンラインのハイブリッドで開催された。サルコペニア(筋肉減弱症)の進行具合を測る「指輪っかテスト」で知られる東京大学未来ビジョン研究センター教授の飯島勝矢氏が『人生100年時代における健康長寿対策の再考』と題して、自身が定義し、啓発してきたフレイル(虚弱)について解説した。 (さらに…)
全国柔道整復師統合協議会が日整に宛てた公開質問状〈全文〉
全国柔道整復師統合協議会が日整に宛てた公開質問状〈全文〉
2022.12.23
私たち「全国柔道整復師統合協議会」は、個人契約柔道整復師及び個人契約請求団体の統合団体です。すべての柔道整復師の社会的地位向上と現場の先生方が目の前の患者の施術に専念できる環境作り、そして未来の柔道整復師の育成等に全力を尽くすため活動しており、会員数は、令和4年3月31日現在で柔道整復施術所15251ヶ所であります。 (さらに…)
あはき19条裁判を芦野氏が総括 「原告側が国のトリックにはまった」
あはき19条裁判を芦野氏が総括 「原告側が国のトリックにはまった」
2022.12.23
今年2月に最高裁判所が「あはき法19条は合憲」と判断し、引き続き晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程が新設できないことで決着した裁判について、原告の平成医療学園側から関わった芦野純夫氏(横浜医療専門学校学術顧問)が5年に及ぶ一連の論争を総括した。10月下旬に開かれた東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会主催の講習会で語った。
学園側の訴えは、従来の3年制ではなく、4年制とし、卒業時点で「高度専門士」を付与し、さらにその上に専門職大学院を置けるなど、研究もかねた高度な教育を行うものだったと説明。しかも、 (さらに…)
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』23 機能訓練で得られた効果を 維持・向上させるために①
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』23 機能訓練で得られた効果を 維持・向上させるために①
2022.12.23
これまで本コーナーで、私がお伝えしてきた機能訓練の流れを今一度確認しましょう。
対象者の状態を知るには、まず個別評価を行います。高齢者の生活機能低下を予防するため、体力測定による評価項目が求められます。具体的には「握力」、「開眼片脚立ち時間」、「Timed Up & Go test(TUG)」、「5m歩行」です。これらが対象者の状態を客観的に表し、改善しているか否かを証明してくれる指標になります。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』201 忙しい年の瀬、目の酷使にご用心
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』201 忙しい年の瀬、目の酷使にご用心
2022.12.23
年の瀬、師走とはよくいったもので毎日バタバタと走り回っています。
今年は私も五十路に突入して、色々整理の一年でした。基本的に人一倍元気なのですが、ウィークポイントがありまして……「視力」です。極度の近視で、小学2年生から眼鏡をかけています。昔は夜に暗い所で眼を使うから近視が進むのだと言われて、視力トレーニングセンターなどという場所に通わさせられましたが、この考え方は間違っています。近視は、目の使い方より眼球の形が大きく影響します。 (さらに…)
桜雲会から新刊 視覚障害者柔道の歴史 ― 人物史を中心に
桜雲会から新刊 視覚障害者柔道の歴史 ― 人物史を中心に
2022.12.23
社会福祉法人桜雲会から新刊『視覚障害者柔道の歴史―人物史を中心に』が刊行された。著者は日本視覚障害者柔道連盟副会長の伊藤友治氏。207頁、2200円。
著者は視覚障害者に最も適したスポーツとして柔道を紹介する。畳の上で行うことによる安全性はもちろん、組み合って行うため、体性感覚が視覚以上に重要であり、晴眼者と共に取り組めるユニバーサルスポーツであることが最も大きな理由だという。
1964年の東京オリンピックを機に柔道が世界的な広がりを見せると、特にヨーロッパで、視覚障害者のリハビリテーションに柔道が有効として注目され、広く取り組まれることとなる。その後、世界大会の開催や、パラリンピックでの競技採用などを経て、東京パラリンピック2020が開催され、日本は13名の競技者が出場し、2つのメダルを得るにいたった。
時代ごとの背景から見る視覚障害者柔道の通史として、また、その時代を生きた、あるいは今を生きる視覚障害者柔道家達の道程を記す唯一珠玉の一冊。
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』213 第5中足骨疲労骨折
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』213 第5中足骨疲労骨折
2022.12.23
今回の執筆者:竹本 晋史(筋・骨格画像研究会)
大学2年生、サッカー部に所属している。2週間ほど前から足の第5趾に違和感と運動時痛があったが、走ることができるため、疲労がたまっている程度だと思い、病院等への受診はせずに練習に参加していた。しかし、状態が回復しないために当院を受診した。外見上、発赤、腫脹などは無く、圧痛、軸圧痛が若干、認められた。受傷機転がないことから下駄骨折ではなく、疲労骨折を疑い超音波観察装置(以下:US)で観察した画像が【画像①】患側、【画像②】健側である。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 療養費支給申請書転帰欄の「中止」は どういったタイミングで使う?
Q&A『上田がお答えいたします』 療養費支給申請書転帰欄の「中止」は どういったタイミングで使う?
2022.12.23
Q.
療養費支給申請書の転帰欄には、治癒、中止、転医の別を記載することとなっていますが、「中止」とは具体的にはどのような場合なのでしょうか。 (さらに…)