今日の一冊 働く女性のヘルスケアガイド おさえておきたいスキルとプラクティス
2022.10.10
女性の体は、ホルモンの影響を受けるためライフステージで変化する。また、キャリアやメンタルヘルス、家庭状況なども影響するため、状況に応じた健康管理が必須。 (さらに…)
今日の一冊 働く女性のヘルスケアガイド おさえておきたいスキルとプラクティス
今日の一冊 働く女性のヘルスケアガイド おさえておきたいスキルとプラクティス
2022.10.10
女性の体は、ホルモンの影響を受けるためライフステージで変化する。また、キャリアやメンタルヘルス、家庭状況なども影響するため、状況に応じた健康管理が必須。 (さらに…)
今日の一冊 学校という「ハコモノ」が日本を救う!
今日の一冊 学校という「ハコモノ」が日本を救う!
2022.09.26
学校という「ハコモノ」が日本を救う!
大竹弘和 著
白秋社 1,980円
1年のうち170日も使われていない「学校」を有効活用し、日本の明るい未来を創る――教育面ではなく、施設利用という「ハコモノ」の側面からの著者の提案だ。体育館や校庭、音楽室、図書室と施設が充実している学校の統廃合が進む一方、巷では学習塾や音楽・スイミング教室などは盛況。この民間パワーを「聖域化」されている学校施設に注げば、多くの無駄が省け、人も集まり、さらには教育格差、体力低下といった子どもを取り巻く社会問題の解決も図れる……少子高齢化時代のハコモノの可能性に迫る一冊。
今日の一冊 飛ばないトカゲ ようこそ! サイエンスの「森」へ
今日の一冊 飛ばないトカゲ ようこそ! サイエンスの「森」へ
2022.09.09
飛ばないトカゲ ようこそ! サイエンスの「森」へ
小林洋美 著
東京大学出版会 2,750円
本書では比較行動学・発達心理学の研究者である筆者の心に引っかかった「一見、役に立ちそうにないが、おもしろい論文」について、日常のふとした瞬間を導入に写真やイラストを用いて紹介・解説する。誰もが経験したことがあるけれど、深く考えなかった『雨のにおい』や、聞いたこともないトカゲの知ったことではない習性『飛ばないトカゲ』など、なるほどと頷くものから、クスリと笑ってしまうものまで、世界に溢れる不思議を摘まむ科学エッセイ。とはいえ、読後の第一声は「なぜそれを調べた」になりがちかも。
今日の一冊 奇想天外な目と光のはなし
今日の一冊 奇想天外な目と光のはなし
2022.08.25
奇想天外な目と光のはなし
入倉隆 著
雷鳥社 1,980円
黄色いバナナを「おいしそう!」、茶色いバナナを「傷んで食べられないかも?」などの判断は、かなり発達した目がないと出来ない。人間のように優れた色彩感覚がある生き物は哺乳類でも多くはない。一方、人間には見えない光や色を見ている生き物も。カラスは半透明のごみ袋の中が見えているようだったり、オオカミが暗闇で獲物を察知したりと、それぞれの目で見る景色は、別世界なのかもしれない。視覚心理学を研究する著者が、「面白い!」と感じた目の不思議を、目の仕組みなどの説明とともに紹介する。
今日の一冊 ラジオ深夜便 うたう生物学
今日の一冊 ラジオ深夜便 うたう生物学
2022.08.10
ラジオ深夜便 うたう生物学
本川達雄 著
集英社インターナショナル 1,870円
NHKラジオ番組「ラジオ深夜便」にて現在も放送中の人気コーナー「深夜便かがく部 うたう生物学」を整理・刊行。東京工業大名誉教授にしてシンガーソングライターの著者が各話読み切りで生物の構造や機能について、軽妙かつ分かりやすく述べており、「ナマコはすごい!」「ヒトデはなぜ星形か」など、ひと目で読んでみたくなるタイトルがズラリ。各話の最後には著者がラジオで歌ったオリジナルの一曲が楽譜付きで掲載されている。生物学を通して動植物の「あたりまえ」に迫るエッセイ。
今日の一冊 食養生の知恵 薬膳食典 食物性味表
今日の一冊 食養生の知恵 薬膳食典 食物性味表
2022.07.25
食養生の知恵
薬膳食典 食物性味表
日本中医食養学会 編著
日本中医食養学会 4,400円
2006年初版発行から構築した知識を踏まえリニューアルした最新版。薬膳とは、中国伝統医学理論に基づく食材を選び、時には中薬を配合し、調理する食事。食事により「気」を充実させるという考えから美味しさも重視する。本書は、性味や効能、栄養素、機能成分などを紹介し、食物を薬膳学と現代栄養学の両面から検証できる構成になっている。薬膳の基礎知識や中薬の効能一覧、食物の効能別分類などもある。目的に合う食材を多角的に探せるため、日常の献立づくりはもちろん、いざという時も頼りになる一冊。
今日の一冊 肝臓のはなし 基礎知識から病への対処まで
今日の一冊 肝臓のはなし 基礎知識から病への対処まで
2022.07.10
肝臓のはなし
基礎知識から病への対処まで
竹原徹郎 著
中公新書 902円
五臓の一つとして古代中国の時代から重視されてきた、人間の健康と病気をつかさどる重要な臓器、肝臓。大阪大学大学院の消化器内科学教授である著者が、その働きについて丁寧に解説。肝臓とはどういう存在なのか、それを歴史上の医学者たちはどう解明してきたかに始まり、アルコールとの関係、肝炎や癌、肝硬変など代表的な肝臓の疾患を紹介。「肝臓を守るためにできること」として、健康診断と定期的なサーベイランスを呼びかける。生きるために必要不可欠な「沈黙の臓器」の声を聴く一冊。
今日の一冊 医療貧国ニッポン 「より手厚く、より安く」が国を滅ぼす
今日の一冊 医療貧国ニッポン 「より手厚く、より安く」が国を滅ぼす
2022.06.24
医療貧国ニッポン
「より手厚く、より安く」が国を滅ぼす
奥 真也 著
PHP新書 1,100円
世界的にも優れた日本の医療制度は、多額の費用に支えられている。医療費が膨らむ原因を、「医師も患者もコスト意識がないこと」にあると、会津大学教授等を歴任してきた医師・医学博士の著者は指摘する。「とりあえず検査」や安易な薬の処方、「コンビニ受診」、あるいは「無給医」問題の実態といった現代医療の問題点を解説。そして、長寿化やメタバースの発展によって変化するこれからの医療像を見据え、そしてその中で必要となってくるセルフメディケーションや予防の必要性も訴える。
今日の一冊 孤独なバッタが群れるとき 『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1
今日の一冊 孤独なバッタが群れるとき 『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1
2022.06.10
孤独なバッタが群れるとき
『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1
前野ウルド浩太郎 著
光文社新書 1,166円
不定期に大発生し、大移動しながら農作物に壊滅的な被害を及ぼす害虫、サバクトビバッタ。体を黒く染め、大型化した「群生相」となり一方向に押し寄せる――古くは聖書に書かれた蝗害は、現代も健在だ。2年前にも東アフリカで発生し、数万ヘクタールの農地・牧草地が壊滅。関係者の尽力で今年ようやく「収束」したものの、世界の食糧危機の一因となっている。バッタに触れると蕁麻疹を起こす「バッタアレルギー」になるほど研究に明け暮れてきた第一人者、「バッタ博士」の前半生を追う自叙伝が新書化。
今日の一冊 子どもを壊す部活トレ 一流トレーナーが教える本当に効く練習方法
今日の一冊 子どもを壊す部活トレ 一流トレーナーが教える本当に効く練習方法
2022.05.25
子どもを壊す部活トレ
一流トレーナーが教える本当に効く練習方法
中野ジェームズ修一 著
中公新書ラクレ 946円
体罰が横行し、運動中に水分補給をさせないのは当たり前……などという光景はさすがに過去のものとなって久しい。それでも「部活動で行われているトレーニングや体のケアが科学的かつ理論的なものかというと、そうではない」と著者は言う。効率よく筋力のアップを目指すのに適した負荷は。ケガ明けの選手に対する声のかけ方は。肘や膝のスポーツ障害を防ぐには――42問の問題に、貴方は何問正解できますか。読売中高生新聞の連載「間違いだらけの部活トレ」「部活応援団」の内容を基に大幅加筆。
今日の一冊 認知症の私から見える社会
今日の一冊 認知症の私から見える社会
2022.05.10
認知症の私から見える社会
丹野智文 著
講談社+α新書 880円
39歳で若年性アルツハイマーの診断を受けてから8年、講演などの活動を通じて多くの認知症当事者と対話を続けてきた著者。「認知症になってから言われ方がきつくなった」「何もできないという先入観を持たれている」「(支援者に)すべてを奪われた」――。介護を行う支援者の苦労、苦悩とはまた異なる、当事者目線の「現実」。多くの当事者は「ケアマネジャーが家に来ているようだが、話はしたことがない」と話すという。ケアプランの作成を本人不在で進めていないか――介護に携わる医療従事者にも必読の一冊。
今日の一冊 新型コロナの不安に答える
今日の一冊 新型コロナの不安に答える
2022.04.25
新型コロナの不安に答える
宮坂昌之 著
講談社現代新書 990円
新型コロナのパンデミックが始まって3年。続く感染の波、置き換わりの進むオミクロン株と、読めない状況が続いている。「オミクロンは恐るるに足りないのか」「3回目の接種は必要なのか、打つならどちらのワクチンが良いのか」「イベルメクチンはなぜ認可されないのか」――誰もが抱く疑問からいわゆる「反ワクチン」的文脈まで、免疫学の第一人者が、どんな疑問にも答えを決めつけることなくエビデンスを基に1から検証。過剰な楽観論でも悲観論でもなく、「正しく知る」ことで「正しく恐れる」ための一冊。
今日の一冊 大人の食物アレルギー
今日の一冊 大人の食物アレルギー
2022.04.10
大人の食物アレルギー
福冨友馬 著
集英社新書 880円
今から約10年前、日本で「成人の小麦アレルギー集団発症」という異例の事態が発生した。原因は福岡県の会社が販売していた「茶のしずく石鹸」。当時国内で400万人が使用していたとされる大人気商品に当時含まれていた(現在は改善済み)加水分解小麦が、次々とアレルギーを引き起こしていた――。現在、成人の10人に1人存在するといわれる大人の食物アレルギー。この事例から分かるように、時に経口摂取以外で引き起こされることもある症状を徹底解説。「もしかして」と思った時用のチェックリストも掲載する。
今日の一冊 メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」
今日の一冊 メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」
2022.03.25
メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」
岡嶋裕史 著
光文社新書 902円
世界に名だたるテックジャイアント、いわゆる「GAFAM」の一角たるフェイスブックが昨年、突如社名を「META」に改めたことは話題を呼んだ。急速に「第二の現実」として構築が進むメタバースにおけるシェア獲得を狙う意思表示との見方が強いが、そもそも、メタバースとは何なのか。VRとAR、近年の動向、開発状況、GAFAMの狙い――医療やリハビリでの活用にも触れつつ、インターネットセキュリティや情報学の第一人者である著者が一から解説。これからの世界の変化を展望する一冊。
今日の一冊 なぜ人に会うのはつらいのか――メンタルをすり減らさない38のヒント
今日の一冊 なぜ人に会うのはつらいのか――メンタルをすり減らさない38のヒント
2022.03.10
なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント
斎藤環・佐藤優 著
中公新書ラクレ 946円
「無理して人と会うのは、ある意味けっこう暴力的でつらいことだったのだ」(斎藤氏)――。コロナ禍による自粛やリモートワーク生活は、否応なく社会に変革をもたらした。本書ではその多くはあくまで非常事態、一時的なものと考えた上で、だからこそ未来を予測する大きなヒントがそこにあると説く。引きこもり支援などに携わる精神科医の斎藤環氏と、作家・佐藤優氏が対談形式で論考。優生思想や同調圧力、コロナ禍でブームとなった「鬼滅の刃」など、様々な角度から人の心と未来を展望する。
今日の一冊 保健所のコロナ戦記 TOKYO2020-2021
今日の一冊 保健所のコロナ戦記 TOKYO2020-2021
2022.02.25
保健所のコロナ戦記 TOKYO2020-2021
関 なおみ 著
光文社新書 1,210円
2020年、東京は戦場となった。本書は、保健所と都庁の感染症対策部門で医師として新型コロナ対応の指揮を執り続けた著者による手記。「個人的には、映画館に行くたびに、毎回毎回COCOAの政府広告が流れるのが、不愉快で仕方ない」「医師免許を活かしてできるもっと楽で稼ぎの良い仕事は世の中にたくさんあるのに、いったいいつまで誰の何のために、やせ我慢をしているのか、だんだん分からなくなってきている」「眠れない夜はいつまで続くのだろう」――。当時のメモをもとに、赤裸々に語る。
今日の一冊 年寄りは集まって住め
今日の一冊 年寄りは集まって住め
2022.02.10
年寄りは集まって住め 幸福長寿の新・方程式
川口雅裕 著
幻冬舎ルネッサンス 990円
老後は恐れの対象なのか、幸せな老後とは何か――。『老いの工学研究所』会員である高齢者1万5千人以上を対象にした「老い」や「死」についてのアンケート結果から、意外にも若い世代に手厚い社会を望む声が多数あったり、医療や保険制度に対する必要性や依存についても高齢者ならではの考えがあることが浮き彫りとなる。「健康寿命」や「老後二千万円問題」、「高齢者が集団で暮らすこと」についてのデータ分析や考察など、高齢の親を持つ子ども世代にも非常に興味深い内容になっている。
今日の一冊 40歳からの予防医学―医者が教える「病気にならない知識と習慣74」
今日の一冊 40歳からの予防医学―医者が教える「病気にならない知識と習慣74」
2022.01.25
40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」
森勇磨 著
ダイヤモンド社 1,650円
日本は「病気になる前」のアプローチが充実しているとは言えない――。救命救急医・産業医・内科医として活躍し、ユーチューブ登録者数27万人を超える著者が、人生100年時代に健康寿命を延ばす病院の「外」で出来ることを提唱。科学的エビデンスに基づきつつも、人生の満足度を踏まえた予防医学を1次予防、2次予防、3次予防と段階的に解説する。1章では、大手企業の産業医経験から、なぜ日本では予防医学が浸透しないのかに触れる。自分の体をどう守るのかを見つめ直すヒントが満載の一冊。
今日の一冊 うんち学入門――生き物にとって「排泄物」とは何か
今日の一冊 うんち学入門――生き物にとって「排泄物」とは何か
2022.01.10
うんち学入門 生き物にとって「排泄物」とは何か
増田隆一 著
ブルーバックス 1,100円
うんちとは何か。うんちの役割とは何か――問いかける著者は、数々の野生動物のうんちからDNA解析を行ってきた研究者。本書では生まれたばかりのうんち君と旅人の会話を通じ、第1章「生物にとってうんちとは何か」を皮切りに、なぜするのかを問う「個体にとってのうんち」、役に立つのかを考える「集団にとってのうんち」と様々な角度からうんちを考察。他の生物にとって、あるいは環境にとってのうんちとは――。うんちを武器にする生物、うんちに擬態する生物など、人に話したくなるうんちのうんちくも満載。
今日の一冊 よくわかる最新医学 関節リウマチ
今日の一冊 よくわかる最新医学 関節リウマチ
2021.12.24
松野博明 監
主婦の友社 1,650円
未だに原因不明で、自然治癒が難しい関節リウマチ。21世紀に入り飛躍的に治療効果が伸びたものの、日本では100万人から200万人が罹っているといわれている。本書では30年以上研究を続けている監修者が「症状の特徴・現れ方」「医療機関の探し方」「検査・治療」を解説しつつ、Q&Aでは遺伝性や治療にかかる期間、年齢・男女差による罹患率など、寄せられた疑問に対して丁寧に回答。リハビリの方法や社会福祉制度までを網羅し、決定的な治療法が見つかっていないリウマチにどう向き合うべきかが分かる一冊。