高騰続ける光熱費等への支援金、施術所も対象
2023.07.10
申請手続き順次始まる
光熱費等の高騰で経営が圧迫されている施術所を支援しようと、全国各地で新たな支援策が示されており、7月に入り、人口の多い都道府県でも支援金交付に向けた申請手続きが始まる(7月6日時点)。 (さらに…)
高騰続ける光熱費等への支援金、施術所も対象
高騰続ける光熱費等への支援金、施術所も対象
2023.07.10
申請手続き順次始まる
光熱費等の高騰で経営が圧迫されている施術所を支援しようと、全国各地で新たな支援策が示されており、7月に入り、人口の多い都道府県でも支援金交付に向けた申請手続きが始まる(7月6日時点)。 (さらに…)
施術者団体でトップ交代、相次ぐ
施術者団体でトップ交代、相次ぐ
2023.07.10
日整は長尾氏、日鍼会は中村氏、日保連は山﨑氏
5月から6月にかけての総会シーズンが終わり、今年度はトップの交代が相次ぎ、新体制で臨む施術者団体が目立つ。
日本柔道整復師会(日整)は6月25日に通常総会を開催し、長尾淳彦氏(京都府)が新会長となった。長尾氏は副会長だった今年2月に突然辞任し、今回の会長選に立候補していた。日整会長の交代は、この1年半ほどの間に任期途中の解職も含め3度目となる。副会長には竹藤敏夫氏(茨城県)と森川伸治氏(愛知県)が選ばれた。
日本鍼灸師会も6月18日に定時代議員総会を開き、新会長に中村聡氏(静岡県)を選出した。副会長は3人で、小林潤一郎氏(東京都)、児山俊浩氏(愛知県)、安田政寛氏(長野県)が選ばれた。
また、日本保健鍼灸マッサージ柔整協同組合連合会は6月18日の総会で山﨑正隆氏(広島県)を新理事長に選任した。副理事長には勝浦政夫氏、専務理事には上田孝之氏が就いた。
『医療は国民のために』370 柔整オンライン請求の議論は業界側も保険者側も内部で意見が一致しない
『医療は国民のために』370 柔整オンライン請求の議論は業界側も保険者側も内部で意見が一致しない
2023.07.10
柔整療養費のオンライン請求の導入に向け、今年に入り、柔整療養費検討専門委員会の下に「ワーキンググループ(WG)」が設置され、議論が展開されている。既に6月までに4回の会議が開かれ、オンライン請求に係る制度設計や基本方針について活発な議論がされているが、実は基本的な枠組みにおいて全く折り合いがつかない状況のようだ。しかも、施術者側、保険者側のそれぞれで、一枚岩になれない様相を呈しそうだ。 (さらに…)
全日本鍼灸学会第72回学術大会 「鍼灸学の次代展望」テーマに
全日本鍼灸学会第72回学術大会 「鍼灸学の次代展望」テーマに
2023.07.10
公益社団法人全日本鍼灸学会(若山育郎会長、全日)の第72回学術大会が6月9日からの3日間、神戸国際会議場(神戸市中央区)にて開催された。 (さらに…)
日本小児はり学会の第11回特別講習会 リハビリテーションから 発達障害児の小児はりを考える
日本小児はり学会の第11回特別講習会 リハビリテーションから 発達障害児の小児はりを考える
2023.07.10
日本小児はり学会の第11回特別講習会が5月28日にオンラインで開催された。テーマは『小児の発達支援における小児はりの可能性―リハビリテーション専門職から学ぶ』。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』63 副乳―進化の名残
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』63 副乳―進化の名残
2023.07.10
「先生、私、副乳があるんです」――ある女性患者さんから唐突に言われました。
私たちは進化を経てヒトという生き物になりました。進化は様々なものを捨て去り、その代わりに違うものを取り入れ、また形や構造を変えて異なる生き物になることです。それを解明したのがダーウィンです。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』214 支援というものは本当に難しい
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』214 支援というものは本当に難しい
2023.07.10
7月に入りました。今年も半分終わってしまったのですね。東南アジアかと思うような蒸し暑い日もあり、今夏は暑くなるそうなので熱中症には気をつけましょう。訪問診療先でも、冷房をうまく使ってくださいと言って回っています。
先日、神戸で男児殺害事件がありましたが、逮捕された母親が療育手帳保持者であったことは衝撃でした。
四半世紀ほど前に、医学部の授業で知的障害者更生施設を見学したことがあります。その施設は自分で選ぶことができず、一旦入所すると一生そこで過ごす、いわば隔離場所のような状態で、人権に関わるのではないかと職員の方と大いに議論をしました。 (さらに…)
桜雲会から新刊 新解『杉山流三部書』講 第2編 「療治之大概集」―脈・腹証と補瀉論―
桜雲会から新刊 新解『杉山流三部書』講 第2編 「療治之大概集」―脈・腹証と補瀉論―
2023.07.10
社会福祉法人桜雲会から新刊『新解「杉山流三部書」講第2編「療治之大概集」―脈・腹証と補瀉論―』が刊行された。著者は鍼灸経絡研究紘鍼会会長の松本俊吾氏(はり灸峰鍼堂松本治療院)。334頁、3900円。
本書は『医道の日本』で掲載された同名連載の第25~52講を整理したもの(第1~24講は同第1編に収録、平成22年刊行:絶版)。第1章では杉山和一と三部書について紹介。第2章は刺鍼法の総論。第3章では各論として、江戸元禄期に杉山和一検校が教本に掲げた28病症について、風邪、消化器系、痛み(腹・腰・頭・心)、陰陽、その他の5分類に分け、三部書の原文を中心に素問や霊柩などの古典を随所に引用して解説。杉山和一が遺し、検校が受け継いだ伝統鍼灸の神髄に触れる。
桜雲海商品ページはこちら(http://ounkai.jp/new-release/2240/) (さらに…)
連載『中国医学情報』220 片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』220 片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較 ほか
2023.07.10
☆片頭痛の梅花鍼治療効果をMRIで観察―常軌鍼併用治療とランダム化比較
北京中医病院順義病院・王菲菲らは、片頭痛への梅花鍼治療効果をMRI(磁気共鳴画像)で観察し、常軌鍼併用治療と比較(上海鍼灸雑誌、2022年12期)。
対象=入院患者120例(男44例・女76例)、平均約42.5歳、平均罹患期間約9年。これをランダムに梅花鍼単独群57例・併用群63例に分けた。
治療法=両群とも毎日1回・毎週5回で計1カ月間。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』柔整施術所の広告に関して どういった名称なら医師会はNGを出すのか
Q&A『上田がお答えいたします』柔整施術所の広告に関して どういった名称なら医師会はNGを出すのか
2023.07.10
Q.
今年度中にも厚労省から「広告に関するガイドライン」が発出されて、整骨院を名乗れなくなると知りました。では、医師会は柔整師の施術所のどういった名称にNGを出すのでしょうか。 (さらに…)
柔整療養費のオンライン請求WG 第4回会議の議事要旨公開
柔整療養費のオンライン請求WG 第4回会議の議事要旨公開
2023.07.10
6月8日に開催した柔整療養費のオンライン請求に関する4回目のワーキング・グループの議事要旨が、厚労省ホームページで6月30日に公開された。導入に際して、現行の療養費システムと医科等(診療報酬)の仕組みのどちらを採用するか、意見が割れているようだ。以下は、要旨の一部。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』227 混沌
連載『汗とウンコとオシッコと…』227 混沌
2023.07.10
長きに渡る梅雨で気圧が低い状態が続いている。時おり晴れ間があれば、さすがに夏だ。気温も湿度もみるみる上昇し、蒸し暑い不快な状態が身体を蝕む。だが、明け方はまだ窓を開けるとヒヤッと寒い。夜露が降り、日中との気温と湿度の差が激しくなるのだ。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第5回 鍼灸1.0:昭和の鍼灸―地域医療の補助的な役割としての鍼灸
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第5回 鍼灸1.0:昭和の鍼灸―地域医療の補助的な役割としての鍼灸
2023.07.10
鍼灸治療は時代と共にその役割を変えてきました。そのため、時代の変遷を知ることが鍼灸の未来を考える上で大切なことだと思います。ただ、昭和以前と以後では、公衆衛生や医療体制が大きく異なるため、現代のような医療体制になる昭和後半からまとめてみましょう。 (さらに…)
今日の一冊 職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
今日の一冊 職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
2023.07.10
職場のメンタルヘルス・マネジメント―産業医が教える考え方と実践
川村 孝 著
ちくま新書 924円
精神疾患が原因の休退職・労災認定・過労自殺が年々増加を続けており、それらの多くに職場での人間関係が強く絡んでいる。
相手の言動に違和感や戸惑いを覚えた時点で産業医に相談するのがベターだと筆者は語る。
本書では、①問題を防ぐ合理的な働き方、②心的・脳的多様性の理解、③職場内での制度整理の3部構成で、ケースや症状別に掘り下げる。
30年以上にわたり民間企業の産業医を務める筆者の豊富な経験をもとに、人事労務担当者が押さえておくべき予防メンタルヘルスのいろはを解説してくれる。
編集後記
編集後記
2023.07.10
▽「重複」、「早急」、「固執」。皆さんはこれをどう読むでしょうか?
「ちょうふく」、「さっきゅう」、「こしゅう」が本来の読み方ですが、別の読み方が広がり、今ではそちらが広く使われている「慣用読み」といわれる言葉たちです。
以前、小中学生向け進学塾で国語を教えていた経験からか、こういった言葉や「ら抜き言葉」、「さ入れ言葉」などの怪しい日本語に少し敏感です。
記者として文字を扱う以上、正しく・読みやすく・美しい文章をお届けできるよう、日々、書いては消してを繰り返しています。
他にもあるのかと調べてみると、意外とたくさんあるようで、「輸出」、「消耗」、「漏洩」など、当然のように口にしていた言葉もありました。
うーん、修業が足りないな……。(今)