あはき療養費 7月から「過度頻回は償還払いへ」
2021.05.25
「2年間で5カ月以上&月16回以上」目安
7月から、あはき療養費で「過度の長期・頻回施術」に該当する患者を償還払いのみ(受領委任から除外)とする仕組みが導入されることが正式に決まった。厚労省が4月28日付の通知で示した。事実上の「回数制限」といえ、今後の請求件数に影響を与えそうだ。 (さらに…)
あはき療養費 7月から「過度頻回は償還払いへ」
あはき療養費 7月から「過度頻回は償還払いへ」
2021.05.25
「2年間で5カ月以上&月16回以上」目安
7月から、あはき療養費で「過度の長期・頻回施術」に該当する患者を償還払いのみ(受領委任から除外)とする仕組みが導入されることが正式に決まった。厚労省が4月28日付の通知で示した。事実上の「回数制限」といえ、今後の請求件数に影響を与えそうだ。 (さらに…)
『医療は国民のために』319 柔整もあはきも「慢性の痛み対策」に果敢にチャレンジを
『医療は国民のために』319 柔整もあはきも「慢性の痛み対策」に果敢にチャレンジを
2021.05.25
現在、新型コロナウイルス感染症への対応に、日本はもちろん、全世界が追われているが、今しばしの辛抱で必ずや好転に向かうと願ってやまない。そして、この次に必ずやってくるのが「慢性の痛みへの対策」だと私は思っている。 (さらに…)
全国鍼灸マッサージ協会 賠償保険セミナー 事故トップ3は火傷・骨折・気胸
全国鍼灸マッサージ協会 賠償保険セミナー 事故トップ3は火傷・骨折・気胸
2021.05.25
灸痕の説明、実物見せるなど入念に
一般社団法人全国鍼灸マッサージ協会主催の賠償保険セミナー『週に一度は起きている?「まさか…」の事故も? ―施術で起きる事故トップ3』が3月24日、オンラインで開催された。講師は同協会で賠償責任保険を担当している中野祐治氏(エル・クリエートシステム株式会社常務取締役)。 (さらに…)
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』4 求められる機能訓練指導員とは
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』4 求められる機能訓練指導員とは
2021.05.25
皆様はじめまして、NPO法人介護予防研究会で理事を務めています若井晃と申します。今回から3回、連載を担当させていただきます。私は柔整師、理学療法士、ケアマネジャーとして医療・介護の現場で従事しており、現在、医療法人太長会のグループ法人が運営するサービス付き高齢者向け住宅の支配人及び各介護保険事業所の運営管理者をしています。業務の中では、関わる高齢者の方々をフレイル状態や要介護状態に陥らせないために日々考え、悩んでおりました。 (さらに…)
上田孝之氏の新刊 予約受付中 「療養費問題の最前線 令和2年度版」
上田孝之氏の新刊 予約受付中 「療養費問題の最前線 令和2年度版」
2021.05.25
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和2年度版―知らないと損する療養費の現状』が、5月31日、株式会社日本医療福祉新聞社から発行される。B5判203頁、1,650円(税込)。現在予約受付中。
全国柔整鍼灸協同組合専務理事として、保険者や行政との折衝などで全国を飛び回っている著者。その令和2年度の活動内容や本紙連載記事、業界への提言などをまとめた、「療養費のマニュアル」的事例集。「柔整・あはき療養費の法制化」の必要性を説く業界内外へ向けた提言も掲載する。
予約はオンラインショッピングサイト「Amazon.co.jp」から(販売ページはこちら)。
柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分で追加募集を
柔整療養費の施術管理者研修 今夏開催分で追加募集を
2021.05.25
5月26日から始まる
柔整療養費の受領委任を取り扱う上で、受講が義務化されている「施術管理者研修」の今夏開催分について5月26日から二次募集が始まる。7月から9月までのオンライン研修でそれぞれ100名程度を追加募集する。申込み期間は6月15日までだが、各回定員に達したら終了する。
なお、10月から令和4年3月までの開催予定も公表されている。 (さらに…)
連載『先人に学ぶ柔道整復』二十六 星野良悦(前編)
連載『先人に学ぶ柔道整復』二十六 星野良悦(前編)
2021.05.25
(前/中/後)
顎関節脱臼の整復から骨格模型を着想
今回から「星野木骨」と呼ばれる世界初の骨格模型を作った星野良悦(1754-1802)について取り上げます。
蘭学者で、町医者でもあった良悦は、江戸時代中期に「身幹儀」という世界で最初の原寸大の精巧な男性骨格模型標本を作製します。この身幹儀は2004年に国の重要文化財として指定されました。良悦とともに、大槻玄澤が著した『身幹儀説』の記載を中心にその生涯をみていきたいと思います。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』163 ヘルステックイベント(その1)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』163 ヘルステックイベント(その1)
2021.05.25
先日、あるイベントへの登壇を依頼され、オンラインですが久しぶりに外部での講演を行いました。参加者は「スタートアップ企業」「スタートアップ企業と提携を希望する大手企業」「ベンチャキャピタル」などの方々で150名ぐらい集まったと聞いています。『HealthTech領域における、成功へ導く課題と解決策』をテーマに、健康情報連携機構の代表理事という立場で幅広い観点からお話しました。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』194 内果下方の遊離骨片による後脛骨筋腱炎
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』194 内果下方の遊離骨片による後脛骨筋腱炎
2021.05.25
後藤 陽正(筋・骨格画像研究会)
後脛骨筋は足部の底屈及び内返しに強く関与し、内側縦アーチに重要な働きをしている。後脛骨筋麻痺や後脛骨筋腱の変性あるいは断裂では後天的な扁平足を生じ、後脛骨筋腱機能不全症では後脛骨筋腱が加齢による変性を引き起こし、多くの成人期扁平足の原因となり、中年以降の女性に好発する。足部のアーチにはトラス機構(衝撃吸収機構)、ウィンドラス機構(足部安定性機構)があり、足部にとって重要な働きを担っている。ゆえに後脛骨筋及び腱に障害が起こると前述の機構は破綻し、後天的な扁平足を呈するようになる。後脛骨筋及び腱の炎症による症状は内果下方の後脛骨筋腱に沿った痛みや腫脹が特徴的である。扁平足の進行とともに踵部が外反を呈し、外果との間で軟部組織が挟み込まれ、次第に足部外側にも疼痛が生じるようになる。今回は、内果下方の遊離骨片による後脛骨筋腱炎を発症した症例を紹介する。 (さらに…)
中外医学社から新刊 「イラスト解剖学 第10版」
中外医学社から新刊 「イラスト解剖学 第10版」
2021.05.25
株式会社中外医学社から新刊『イラスト解剖学 第10版』が発行された。版を重ねるたびに解剖用語の記憶術といった付録の追加やフルカラー化などを経てきた、ベストセラーの最新版。著者は杏林大学特任教授の松村讓兒氏。B5判912頁、8,360円。 (さらに…)
本紙調査・養成校アンケートより「遠隔授業への所感」
本紙調査・養成校アンケートより「遠隔授業への所感」
2021.05.25
学校は実技や学力格差に懸念/学生は歓迎の声も
鍼灸柔整新聞が3月から4月にかけて全国の柔整・あはき養成校に対して実施した、コロナ下の授業実施方針に関する調査から、自由回答項目「遠隔授業を実施した経験から率直に思われるところを自由にお書きください」の主な回答例を、一部抜粋の上で紹介する(下記)。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 あはき療養費の「償還払いに戻す仕組み」は「期間・回数制限」に等しい
Q&A『上田がお答えいたします』 あはき療養費の「償還払いに戻す仕組み」は「期間・回数制限」に等しい
2021.05.25
Q.
あはき療養費の患者ごとに償還払いに戻す仕組みが7月から適用されますが、業界にとって療養費縮小につながるのではと危機感を覚えます。
A.
初療日から2年以上施術が実施され、かつその直近2年間のうち5カ月以上・月16回以上の施術が行われている患者には、保険者が施術効果を超えた過度・頻回な施術である可能性がある旨を「長期・頻回警告通知」により、施術管理者と患者へ連絡します。 (さらに…)
連載『食養生の物語』96 魔除けのニンニク
連載『食養生の物語』96 魔除けのニンニク
2021.05.25
「コロナにはニンニクがいいの?」と、患者さんから尋ねられました。どういうことかと思ったら、コロナ禍でニンニクの売上が伸びているとテレビでやっていたとのこと。ニンニク単体だけでなく、ニンニクを使った料理全般が増えているとか。ただ、最大の理由はソーシャルディスタンスのようです。外出して人と会う機会が減り、人と距離を取るようになり、またマスクを着けていることもあって、臭いを気にしなくなったということのようですね。以前であれば翌日が休みの日のみに食べていたニンニク料理も、平日に食べる人が増えたというのが真相ということになります。とはいえ、治療者としては、患者さんとの距離が近いので平日は控えるのがエチケットでしょう。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』31 小腸
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』31 小腸
2021.05.25
小腸は素問八に「受盛の官、化物これより出ず」とあります。 (さらに…)
今日の一冊 がんと癌は違います 知っているようで知らない医学の言葉55
今日の一冊 がんと癌は違います 知っているようで知らない医学の言葉55
2021.05.25
がんと癌は違います 知っているようで知らない医学の言葉55
山本健人 著
幻冬舎新書 946円
「がん」と「癌」は違う言葉?医師は「意識不明」「全治」という言葉を使わないし、「ご臨終です」とも言わない? 白衣は「不潔」? 「心臓麻痺」などという病気はない? 「ショック死」ってどういうこと? ――時に医師との関係に行き違いを生むことのある、辞書にも載っている言葉と医療用語のニュアンスの違い。こうした「誤解の素」を一つひとつやさしく解説。医者の話がよく分かるようになるだけでなく、医療ドラマや小説がより面白くなる一冊。施術者として、医師との共通言語を身に付ける一助にも。
編集後記
編集後記
2021.05.25
▽「人類がコロナに打ち勝った証しとして実現する」と総理大臣が息巻いているオリンピックが本当に開催されそうですね。チケットを持つ身としては、観たいのはやまやまですが、今の深刻な状況では首をひねってしまいます。 (さらに…)