『ちょっと、おじゃまします』 ~治療の「原液」作りたい~ 大阪府富田林市<わかば整骨院>
2018.07.25
大学卒業後、営業マンとして働いてきた本田先生。転機は交通事故でした。高速道路で車外に投げ出され、全身を80針縫うほどの重傷。「一カ月の入院中、じっくり自分の人生と向き合いました」。元々転職を考えていたこともあり、入院中に芽生えた「自分と同じようにケガに直面した人の力になりたい」という思いに従い、医療職の道を歩み出しました。柔整師を選んだのは、20歳頃から腰痛に悩まされてきた経験が大きかったそうです。
免許取得後、学生時代から働いていた整骨院で分院を任されることに。当初1日に4、5人だった患者さんも、丁寧な施術や地域の祭りへの参加といった地道な活動を通じ、約5年で70人以上に。自信を得て地元で独立しました。開業前に入念にリサーチし、プレオープンまで行ったという甲斐あって当初から順調。また、当初こそ保険施術を行っていましたが、最初から「一人ひとりの患者さんにじっくり向き合うため」自費への移行を視野に入れており、開業と同時期に鍼灸の専門学校に入学。鍼灸の免許を取得した現在は手技をスタッフに任せて鍼灸治療に専念し、頭痛の治療をメインに掲げた自費専門で運営しています。治療は患者さん1人当たり約1時間で、手技担当のスタッフと30分ずつ交代する形で一度に2人を受け入れます。「治療自体に変わったところはない」そうですが、他県から車で通う患者さんも多いとか。
将来の目標を聞くと「『カルピス』の原液を作りたいんです」とニヤリ。治療や健康のノウハウを凝縮した「原液」をまとめ、発信していきたいとのこと。一環として、大阪府泉大津市の『あしゆびプロジェクト』に協力。足の指を鍛えることなどで健康増進を目指すもので、縁あって実際にわかば整骨院を訪れた市長から協力をお願いされたとか。同市内で健康教室の開催を企画中で、プロジェクトで健康に関心を持った市民の受け皿になると共に、治療家らに技術を伝えていきたいと語ってくれました。
本田洋三先生 平成16年、平成医療学園専門学校卒業。同年柔道整復師免許取得。平成21年開業。平成24年、国際東洋医療学院卒業。同年、はり師、きゅう師免許取得。45歳




