『ちょっと、おじゃまします』 ~妊婦さんに安心を~ 兵庫県尼崎市<ミネモト鍼灸整骨院>
2018.10.25
嶺本尚志先生と東洋医学の出会いは高校時代。剣道部の練習中に腰を痛めて接骨院に通ったところ、劇的に改善。この経験をきっかけに進路を決めたといいます。たまたま親戚に柔整師の先生がいたこともあって、高校卒業後にまずは鍼灸師の免許、その後、治療院で働きながら柔整師の免許も取得しました。
開業後、「2本の柱」の一つとなったのはスポーツ。トレーナーとして女子卓球の社会人チームへの帯同といった経験も積んでおり、そのつながりで来院してくれる選手も多いとか。卓球選手のほか、サッカー、陸上、マラソンの市民ランナーなど、競技ごとの特性に合わせながら、独自の器具を用いるグラストンテクニックなどの施術で対応します。
そして、もう1本の柱が妊婦さんや産後のケアです。院の玄関をくぐると「産前・産後のさまざまなお悩みにお応えします」との大きなパネルが。骨盤ケアやマタニティ鍼灸はもちろん、ベルトによる妊娠期のサポートから育児期の小児鍼まで、チャート形式で多くのメニューを掲載しています。こうした治療の腕を磨いたのは、勤務経験時代の悔しさあってのこと。ある日妊婦さんが来院したのですが、十分な知識がなく、治療をお断りすることに。妊婦のケアには多くのリスクが伴うからこその苦渋の決断でしたが、院長には「勉強不足」とお叱りを受け、自身も「次は力になりたい」と猛勉強。その後、出産で苦労する奥さんを支えた経験もあって、開業の際には大きく取り上げるだけの自信を持てました。今や患者さんの7割ほどが妊産婦領域で、海外から「一時帰国するので診てもらいたい」といったメールが届くことまであるとか。
夢は、産前・産後のケアに特化した分院を作ること。その意義について、嶺本先生は「妊婦のケアにリスクがあることは、お母さんたちが一番よく分かっています。専門知識を身に付けたスペシャリストであることを伝えないと、安心して頼ることができないんです」と語ってくれました。
嶺本尚志先生 はり師、きゅう師、柔道整復師。明治東洋医学院専門学校、平成医療学園専門学校卒業。45歳




