連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第7回 鍼灸3.0:令和の鍼灸―ヘルスケアとしての鍼灸
2023.09.08
平成の時代は、医療の質を高めるために、多くの鍼灸師はエビデンスを追い求めて奮闘し、その結果、エビデンスは確実に増えました。しかし、鍼灸に対する認知度は若干増えたとしても、受療率は減り続ける一方で、特に受療率は鍼灸師の生活に直結します。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第7回 鍼灸3.0:令和の鍼灸―ヘルスケアとしての鍼灸
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第7回 鍼灸3.0:令和の鍼灸―ヘルスケアとしての鍼灸
2023.09.08
平成の時代は、医療の質を高めるために、多くの鍼灸師はエビデンスを追い求めて奮闘し、その結果、エビデンスは確実に増えました。しかし、鍼灸に対する認知度は若干増えたとしても、受療率は減り続ける一方で、特に受療率は鍼灸師の生活に直結します。 (さらに…)
『ちょっと、おじゃまします』 鍼灸の良さは体験して もらわないと伝わらない 兵庫県尼崎市<てくてく治療院>
『ちょっと、おじゃまします』 鍼灸の良さは体験して もらわないと伝わらない 兵庫県尼崎市<てくてく治療院>
2023.09.08
「鍼が効く・効かないでなく、患者さんを本当に支えられているかが大事」。佐藤先生は治療院にくわえ、訪問で高齢者や在宅患者など歩行困難な患者さんに向き合っています。 (さらに…)
今日の一冊 ドライフルーツとナッツの教科書
今日の一冊 ドライフルーツとナッツの教科書
2023.09.08
ドライフルーツとナッツの教科書
井上 嘉文 著
大学教育出版 1,980円
ドライフルーツはエネルギーとなる果糖を含むが、その吸収を穏やかにする食物繊維も含むため、食後血糖値の上昇を穏やかにしてくれる。ナッツは植物性たんぱく質を豊富に含み、さらに良質の脂肪酸も取れる。ドライフルーツとナッツの専門資格検定の運営にも携わる著者が、それぞれについて選び方や効能などあらゆる情報を紹介する。
昨今、リモートワークの普及を追い風に健康的で手軽な間食として注目を集めているドライフルーツ&ナッツ。ただし、食べすぎは糖や油脂の過剰摂取につながるので要注意。
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』217 ラジオ体操って実はスゴい
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』217 ラジオ体操って実はスゴい
2023.08.25
夏休み。子どもに付き合って、毎朝近くの小学校までラジオ体操に通っていました。ラジオ体操って実は真剣に取り組むと本当に良い運動になります。以前から患者さんにラジオ体操を勧めてきましたが、実際に毎朝自分も体操してみると、改めて「よく考えられているなぁ」と感心してしまいます。 (さらに…)
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』221 鍼治療前後における筋輝度の変化を観察した症例
連載『柔道整復と超音波画像観察装置』221 鍼治療前後における筋輝度の変化を観察した症例
2023.08.25
小野博道(筋・骨格画像研究会)
八巻優汰(筋・骨格画像研究会)
鍼を打つことによりスパズムで減少した血流が改善し、虚血性疼痛の原因となる発痛物質が排除され、痛みが解消する機序が考えられている。また通電療法は筋ポンプの促進による血流改善、スパズムの緩和、疼痛閾値の上昇といった効果が得られるとされている。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 保険資格に変更があった患者さんの同意書について
Q&A『上田がお答えいたします』 保険資格に変更があった患者さんの同意書について
2023.08.25
Q.
患者さんの健康保険が償還払いの健保組合から受領委任を取り扱う健保組合に変わりました。すると、変更後の健保組合から同意書の写しが添付されていないことを理由に療養費支給申請書が返戻されました。これまでこのような返戻はなかったと思いますし、同意書の写しが手元にありません。 (さらに…)
連載『食養生の物語』123 『光を浴びるナス』
連載『食養生の物語』123 『光を浴びるナス』
2023.08.25
「子どもが部活動で捻挫をしたので、明日診てもらえますか」と、高校生のお母さんから電話を受けました。自宅にナスがあるか尋ね、今日は一本を縦に割いて患部に湿布のように当てて、翌日来てもらうよう頼みました。夏でなければジャガイモのスライスで湿布してから鍼治療をすることもあります。わざわざ買いに行ってもらう必要のない野菜というのがポイント。口にするものなので安心して使えるのも利点です。 (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』58 素問・二十 『三部九候論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』58 素問・二十 『三部九候論』
2023.08.25
三部九候診は昔の脈診法のひとつですが、今では詳細は分からなくなってしまっています。 (さらに…)
今日の一冊 アナフィラキシーに出会ったら? シーン別ベスト・プラクティス
今日の一冊 アナフィラキシーに出会ったら? シーン別ベスト・プラクティス
2023.08.25
アナフィラキシーに出会ったら? シーン別ベスト・プラクティス
岡田 正人 監修 / 小澤 廣記 著
金芳堂 3,960円
アナフィラキシーはすべての医療現場で対応に迫られる可能性がある。重篤な全身性のアレルギー反応で、突然発症し症状が急速に進行して命を奪う危険もある。そのため適切な初期診察が求められるが、実際は十分でないという。
本書では様々な場所・人物・シーン・症状を設定しアナフィラキシーの事例をシミュレーション。病院での対応をはじめ、その後の診断と経過、シーンに関連する職種が取るべき対応、復習クイズで知識を深められる。職種問わず向き合い、いざという場面に備える必要があると呼びかける。
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十七 戦後の柔道整復師試験(後編)戦前から試験問題はどう変化したか
連載『先人に学ぶ柔道整復』三十七 戦後の柔道整復師試験(後編)戦前から試験問題はどう変化したか
2023.08.10
戦後、試験を含めて柔整師に関する養成は、GHQの指導の下、治療水準が科学的に引き上げられる方向へ向かいました。今回、戦後の試験の出題問題について戦前と比較してみたいと思います。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』64 コロナ重症化と後遺症
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』64 コロナ重症化と後遺症
2023.08.10
皆さんの周りにコロナ後遺症で悩む人はおられませんか。当院をお気に入りの医師からBrain Fogと言われる状態で仕事が手につかないと相談を受けています。またワクチン接種で一過性の脱毛症を起こした男性は、感染により全頭型脱毛を発症し、半年経った今も発毛の気配さえ見えてきません。 (さらに…)
『ちょっと、おじゃまします』 東洋文庫所蔵の名著でたどる『東洋の医・健・美』 東京都文京区<東洋文庫ミュージアム>
『ちょっと、おじゃまします』 東洋文庫所蔵の名著でたどる『東洋の医・健・美』 東京都文京区<東洋文庫ミュージアム>
2023.08.10
約100年の歴史をもつ東洋学の専門図書館で研究所でもある「東洋文庫」。併設の東洋文庫ミュージアムでは『東洋の医・健・美』と題した企画展を開催中です。監修者の町泉寿郎先生のイチオシもふまえ見どころを紹介します。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』216 がん予防・検診にまつわるGood/Bad
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』216 がん予防・検診にまつわるGood/Bad
2023.08.10
暑い日が続いています。昔はこんなに暑くなかったと思い、気象庁の過去の気象データから平均最高気温の推移をみてみると、過去50年でも1〜2℃ぐらいの上昇でしかないようです。昔は学校にクーラーなどなかったことを思うと、もっと暑くなってきているように感じますね。 (さらに…)
連載『中国医学情報』221 変形性膝関節症の鍼治療効果をmicro-RNAで観察―現代薬治療とのランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』221 変形性膝関節症の鍼治療効果をmicro-RNAで観察―現代薬治療とのランダム化比較 ほか
2023.08.10
☆変形性膝関節症の鍼治療効果をmicro-RNAで観察―現代薬治療とのランダム化比較
陝西省漢中市中医病院・劉泉宏らは、変形性膝関節症(膝OA)に対する鍼治療効果を、新たなバイオマーカーとして期待されているmicro-RNA(静脈血・関節液中のmiR-140とmiR-30)で観察(鍼灸臨床雑誌、2022年10期)。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』マイナ保険証は資格確認には当然有効だ
Q&A『上田がお答えいたします』マイナ保険証は資格確認には当然有効だ
2023.08.10
Q.
マイナ保険証の導入が来年の秋に実施され、紙やプラスチックカードの保険証は完全廃止されるとのことですが、体たらくの事件・事故続きのマイナ保険証で本当に大丈夫なのでしょうか? 療養費の取り扱いは、今の保険証でも良いのでは? (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』228 薔薇の棘
連載『汗とウンコとオシッコと…』228 薔薇の棘
2023.08.10
災害級の熱さが続くが、8月に入ると途端に風が変わった。土用の丑を過ぎ急に空が高くなったのだ。入道雲はあるものの上層にスジ雲が見られるようになった。秋の気配だ。 (さらに…)
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第6回 鍼灸2.0:平成の鍼灸-医療としての鍼灸
連載『未来の鍼灸・柔整を考える』第6回 鍼灸2.0:平成の鍼灸-医療としての鍼灸
2023.08.10
昭和の時代は、医師不足で地域の開業医は少なく、診療科も限られていました。そのため、鍼灸師は運動器疾患を中心に、地域医療の補完的な役割を求められ、発展してきました(鍼灸1・0)。しかしながら、医師の数が増え、地域に開業医が増えてくると、その役割は少しずつ変化していきました。 (さらに…)
今日の一冊 食べる瞑想 Zen Eatingのすすめ
今日の一冊 食べる瞑想 Zen Eatingのすすめ
2023.08.10
食べる瞑想 Zen Eatingのすすめ
ももえ 著
笠間書院 1,980円
「食べる瞑想」とは、瞑想を土台とした心が調う食べ方のこと。精進料理や菜食主義のように「なにを食べるか」ではなく「どう食べるか」を重視する。それは、食べる場を整える、食べた際の体の感覚に意識を向けるという風に食べる時の意識を変えてみるということだという。
本書は心を調えるまでの道筋として5つのテーマに分けて解説する。要所ごとにワークもあり、実践することでまさに「腑に落ちる」場面もあるはず。忙しい毎日においしさを再確認する。その道は心と体の幸せにつながっている。
『医療は国民のために』371 個々の施術者団体の責任というよりも柔整業界の縮小が会員減少の理由だ
『医療は国民のために』371 個々の施術者団体の責任というよりも柔整業界の縮小が会員減少の理由だ
2023.07.25
どの施術者団体も請求代行業者も、会の運営に悩んでいるというのが実情だろう。これは当方・全柔協に限ったことではなく、公益社団法人の日本柔道整復師会や各都道府県の柔整社団もそうだし、歴史の長い既存の施術者団体のほか、新規参入してきたグループ院を展開する団体も、療養費支給申請に係るレセコン提供業者なども全て含めて共通した認識であるように思われる。 (さらに…)
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』215 AI技術で働き方が変わる
連載『織田聡の日本型統合医療“考”』215 AI技術で働き方が変わる
2023.07.25
異常な暑さが続いていますが、涼しくお過ごしでしょうか? 私は、うっかり海で日焼け止めを塗らず、ラッシュガードも着ずに10〜20分過ごしたために、背中がひどいやけど状態に。こんなに日焼けしたのは学生時代以来です。大失敗してしまいました。皆さんもお気をつけください。 (さらに…)