今日の一冊 悪癖の科学 その隠れた効用をめぐる実験
2017.01.25
翌朝に重要な会議があっても深酒をする。健康に悪いと知りつつもタバコを吸う。恋に狂い、性欲に翻弄される。刺激を求めてバンジージャンプ。人はなぜ、世間が眉をひそめるようなことをついついやってしまうのか――。「健康のために、酒もタバコもセックスもグルメもやめた男がいる。どうなったかって? あっというまに自殺したよ」(米国のコメディアン、ジョニー・カーソン)。「悪癖」にも、何らかの効用があるのではないか。イグ・ノーベル賞受賞の心理学者が、謎多き人間の深奥に迫る。




