今日の一冊 異常気象の未来予測
2025.09.24
立花義裕 著
ポプラ新書 1012円
ゲリラ豪雨、殺人的猛暑、ドカ雪、予想不可能な進路でやってくる台風、そしてつい最近では竜巻と、次々と異常気象が起こっている。
著者は、今や日本は「世界一異常気象が発生する国」といい、異常気象が「普通」の時代に突入したと指摘。四季ではなく、長い夏と冬だけの「二季」になり、夏は外で遊ばないのが当たり前……身近なところでは我々の食卓にも既に影響は及び、もう無関心のままでいられない。当然このままなら冷夏など来ないとも。後戻りできないティッピングポイントを越えないための対処法とは?