豊島区で柔整師と鍼灸師がワクチン優先接種者に
2021.06.02
東京都豊島区が、新型コロナウイルスのワクチン優先接種者に、柔整師と鍼灸師を新たに加えたことが分かった。全国でも初となる事例。
6月1日に同区ホームページで発表され、区独自の判断で「福祉・教育関係事業従事者」の枠で加えられた。先行して予約を受け付けるとしている。
豊島区ホームページ
豊島区で柔整師と鍼灸師がワクチン優先接種者に
豊島区で柔整師と鍼灸師がワクチン優先接種者に
2021.06.02
東京都豊島区が、新型コロナウイルスのワクチン優先接種者に、柔整師と鍼灸師を新たに加えたことが分かった。全国でも初となる事例。
6月1日に同区ホームページで発表され、区独自の判断で「福祉・教育関係事業従事者」の枠で加えられた。先行して予約を受け付けるとしている。
豊島区ホームページ
「療養費問題の最前線 令和2年度版」好評発売中! 上田孝之氏の新刊
「療養費問題の最前線 令和2年度版」好評発売中! 上田孝之氏の新刊
2021.06.01
本紙で連載執筆中の上田孝之氏(元厚労省療養指導専門官)の新刊『療養費問題の最前線 令和2年度版―知らないと損する療養費の現状』が、5月31日、株式会社日本医療福祉新聞社から発売した。B5判203頁、1,650円(税込)。
全国柔整鍼灸協同組合専務理事として、保険者や行政との折衝などで全国を飛び回っている著者。その令和2年度の活動内容や本紙連載記事、業界への提言などをまとめた、「療養費のマニュアル」的事例集。「柔整・あはき療養費の法制化」の必要性を説く業界内外へ向けた提言も掲載する。
購入はオンラインショッピングサイト「Amazon.co.jp」から(販売ページはこちら)。
9月開催のあはき施術管理者研修、申込み開始
9月開催のあはき施術管理者研修、申込み開始
2021.06.01
あはき療養費の受領委任を取り扱う上で、義務化されている「施術管理者研修」の9月11日、12日開催分の受講申込みが5月31日から始まった。オンライン研修で実施される予定で、定員は350名。受付期間は6月18日(金)まで。
10月以降の開催スケジュールも発表されており、順次申込みが開始される。費用は2万3,000円で、2日間(16時間以上)にわたって、適切な療養費の支給申請などを学ぶ。
東洋療法研修試験財団ホームページ「施術管理者研修」
全柔協、今夏実施の「あはき償還払いに戻せる仕組み」解説動画を配信【本紙コラボ企画】
全柔協、今夏実施の「あはき償還払いに戻せる仕組み」解説動画を配信【本紙コラボ企画】
2021.05.27
全国柔整鍼灸協同組合(全柔協)が、7月から実施される「あはき療養費の償還払いに戻せる仕組み」に関する解説動画を、5月26日より公式YouTubeチャンネルで配信している。動画配信に当たっては本紙・鍼灸柔整新聞も全面的に協力したコラボレーション企画。
解説するのは、全柔協専務理事で、本紙でも執筆連載中の上田孝之氏。今夏から始まる新たな仕組みの概要やその影響が解説されているほか、厚労省や保険者の思惑など深掘りの情報も語られている。
「仕組みがややこしい」「導入によってどう変わるのか分からない」といった声も聞かれており、ぜひチェックを。
■全柔協YouTubeチャンネル
「上田がお答えいたします」~あはき療養費・患者ごとに償還払いに戻せる仕組み~
コロナ、「一時支援金」申請延長に続き「月次支援金」も
コロナ、「一時支援金」申請延長に続き「月次支援金」も
2021.05.21
1~3月の緊急事態宣言の影響を受けた中小企業・個人事業主への支援策として、「整骨院」や「マッサージ店」等の施術所も給付対象となり得る事業者に盛り込まれている国の「一時支援金」の書類提出期限の延長措置が行われることが分かった。(弊紙令和3年3月10日号掲載の関連記事)
申請期限は5月31日までだが、一時支援金ホームページでアカウントを取得し、事前に延長申込みをすれば2週間程度延長される。
一時支援金は、1~3月のいずれかの売上高が、2019年もしくは2020年の同月より50%以下に減少している個人事業主に最大30万円(法人は最大60万円)が支給される。
なお、一時支援金と同様の要件の下、4月以降の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の影響を受けた中小企業を給付対象とする「月次支援金」の概要も公表されている。申請開始は6月中下旬からで、今後、緊急事態宣言・まん延防止措置の対象となる地域も適用とされる。
一時支援金ホームページ
月次支援金ホームページ
代田賞が森ノ宮医療学園に事務局移管、第45回の論文募集始まる
代田賞が森ノ宮医療学園に事務局移管、第45回の論文募集始まる
2021.05.20
日本の鍼灸師による優れた研究に対して授与される「代田賞」の募集が5月18日から開始された。これまで事務局を務めてきた医道の日本社に代わり、2021年より事務局が森ノ宮医療学園に移管された。応募は7月末日まで。
今年で第45回を迎える同賞は、鍼灸の発展に尽力してきた故・代田文誌氏の功績を称え、同氏の命日である9月25日に授与されてきた。受賞者氏名、受賞論文等は、授賞後1年以内に森ノ宮医療学園出版部が発刊する『Tehamo』誌上に掲載される。なお、第44回は新型コロナウイルスの影響により選考作業ができなかったため今回の選考結果と同時に発表する予定。募集要項等詳細は、森ノ宮医療大学鍼灸情報センターのホームページを参照。
森ノ宮医療大学鍼灸情報センター「第45回代田賞論文募集」
非がん性呼吸器疾患緩和ケアのガイドラインに「鍼」
非がん性呼吸器疾患緩和ケアのガイドラインに「鍼」
2021.05.18
日本呼吸器学会がこのほど公表した『非がん性呼吸器疾患緩和ケア指針2021』に、鍼治療が掲載されていることが分かった。
同指針では非がん性呼吸器疾患の症状緩和の非薬物療法の一つとして鍼治療を挙げ、COPD患者の呼吸困難緩和の研究事例を紹介。研究では鍼による呼吸困難の有意な軽減効果が認められ、さらにメタアナリシスでも有効性が示されており、「今後、広く臨床に応用されることが期待される」としている。
非がん性呼吸器疾患緩和ケア指針2021(鍼治療についてはP90、91に掲載)
あはきの国試出題基準に誤り、試験財団がHPに正誤表を掲載
あはきの国試出題基準に誤り、試験財団がHPに正誤表を掲載
2021.05.17
(公財)東洋療法研修試験財団はこのほど、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験出題基準 2020年版」に誤りがあったとして正誤表をホームページに掲載した。
あはきの臨床医学各論で、「バージャー病」が「閉塞性血栓血管炎」であるのに対し、「閉塞性血管血栓炎」としたというもの。
正誤表
NHK、鍼灸など東洋医学番組を連日放送
NHK、鍼灸など東洋医学番組を連日放送
2021.05.12
NHKが今週(5月10日)から5月19日にかけて、『きょうの健康』という医療情報番組で鍼灸を含む東洋医学をほぼ連日取り上げている。過去に放送された『東洋医学ホントのチカラ』を再編集した内容を中心に、15分番組として平日の昼と夜の時間帯に放送されている。
本日15日の20時30分からは「鍼灸で心と体を整える」とのテーマで放送予定。
NHK『きょうの健康』放送予定ページ
コロナで3回目の緊急事態宣言、施術所は休業要請対象外
コロナで3回目の緊急事態宣言、施術所は休業要請対象外
2021.04.26
東京、大阪など4都府県で3回目となった新型コロナによる緊急事態宣言が発令される中、鍼灸マッサージや柔道整復の施術所は、休業要請の対象施設にはこれまでと同様に含まれていなかった。1回目の宣言の際、大阪府等が「社会生活を維持する上で必要な施設」として「鍼灸・マッサージ」「接骨院」「柔道整復」を医療施設の定義に含めたことが、今回も運用された形となった。
なお、リラクゼーション業は休業要請の対象としてリストアップされており、京都、兵庫では整体院を挙げているが「国家資格有資格者が行うものは除く」となっている。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等
大阪府 施設の使用制限対象施設一覧
京都府 使用制限対象施設等
兵庫県 緊急事態措置・使用制限対象施設一覧
あはき施術管理者研修の7月分申込み延長、明日まで
あはき施術管理者研修の7月分申込み延長、明日まで
2021.04.22
あはき療養費の受領委任を取り扱うため、受講が義務化されている「施術管理者研修」の7月17日~18日開催分の参加申込み期限が延長された。4月23日(金)まで。
研修を主催する東洋療法研修試験財団は、「(定員の)若干の余裕があるため、追加受付を行っている」としている。
同研修は、原則オンラインでの実施だが、オンライン受講が難しい施術者には直接会場(TKP神田ビジネスセンター・東京都千代田区)での受講も可能。
東洋療法研修試験財団ホームページ「施術管理者研修」
令和3年度介護報酬改定Q&A、機能訓練項目も
令和3年度介護報酬改定Q&A、機能訓練項目も
2021.04.20
個別機能訓練加算等が変更された「令和3年度介護報酬改定」について、厚労省が3月26日付でQ&A の第3弾(介護保険最新情報Vol.952)を発出した。
今回の改定では、あはき師・柔整師が機能訓練指導員として携われる通所介護(デイサービス)の個別機能訓練加算の算定が見直されている(弊紙令和3年2月10日号掲載の関連記事)。見直しに伴って人員配置(時間・人数含む)の基準等も変わっており、Q&Aでは問44~問65でこれらに関連する厚労省の見解が示されている。
厚労省「令和3年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.3)」
全日、海外での研究発表の渡航費等に助成金 15万円を上限に
全日、海外での研究発表の渡航費等に助成金 15万円を上限に
2021.04.19
公益社団法人全日本鍼灸学会は4月18日、2021年度の「海外研究発表助成応募要領」をホームページで公表した。
鍼灸や東洋医学の発展等に寄与する国際学会やシンポジウムで研究発表を行う者を対象とし、海外渡航費や参加費、宿泊費を15万円まで助成する。ウェブ開催の場合は登録費。
応募資格は同学会員や研究・教育機関、臨床施設に所属する者及び同学会が適当と認める者。応募受付は、今年の秋開催予定の学会の場合は6月30日(水)、来年春開催は11月12日(金)まで。
詳細
NHK『ガッテン』の連動企画に「鍼灸編」が掲載
NHK『ガッテン』の連動企画に「鍼灸編」が掲載
2021.04.16
NHK番組『ガッテン』のウェブ連動企画「ひょんなコトからNHK」にこのほど、鍼灸師を題材とした動画がアップされた。同コーナーでは、NHKの番組を見て「人生が変わった」という人々の経験談を動画で紹介。
「鍼灸編」では、「鍼灸師である娘を認めなかった」という父親が、番組によって理解を示すようになった様子を体験として同編で語っている。
訪問鍼灸マッサージのKEiROW、「身元保証」相談サービス開始へ
訪問鍼灸マッサージのKEiROW、「身元保証」相談サービス開始へ
2021.04.15
全国に345店舗を展開する訪問鍼灸マッサージ「KEiROW」が、老人ホームや介護施設への入居時に必要となる身元保証人や身元引受人についての相談を受ける「身元保証ご相談窓口」サービスを開始する。
一般的に老人ホーム・介護施設への入居時には保証人・身元引受人が求められるが、昨今、身寄りがない、親族と疎遠である、迷惑をかけたくないといった理由で保証人等が立てられず入居できないというケースが増えているという。
KEiROWを運営するHITOWAライフパートナー株式会社によると、利用者から施設等への入居に関する相談を受けることも少なくなく、特に多く寄せられるのが「身元保証」についてとのことだ。
厚労省が医業類似行為への指導通知、具体性欠ける?
厚労省が医業類似行為への指導通知、具体性欠ける?
2021.04.13
厚労省が3月15日付で、保健所を設置する自治体等に向けて「医業類似行為業等に関する指導について」と題する通知を出し、国民への危害発生を防止するため医業類似行為に関する指導を徹底するよう示した。
今回の通知は、昨年11月に公表された総務省行政評価局の「消費者事故対策に関する行政評価・監視-医業類似行為等による事故の対策を中心として-」の調査結果を受けたもので、総務省から厚労省に是正勧告もされている。ただ通知の中では、「免許を有しない者による医業類似行為の施術が、医学的観点から人体に危害を及ぼすおそれがあれば、禁止処罰の対象となるものであることから、保健所等関係機関とも連携し、その指導を徹底されたい」との記載にとどまり、依然として具体的な指導内容は示されなかった。
「医業類似行為業等に関する指導について」(令和3年3月15日付)
6~9月の柔整・施術管理者研修、9日より申込み
6~9月の柔整・施術管理者研修、9日より申込み
2021.04.06
柔整療養費の受領委任を扱うための要件である「施術管理者研修」の今夏開催分の受講申込みが、4月9日より開始される。主催する公益財団法人柔道整復研修試験財団がホームページで発表した。
6月19日(土)~20日(日)開催分をはじめ、9月までの計9回で受講者を募集。全てオンライン研修で、受講料は2万円。
北海道、「施術所」でクラスター発生
北海道、「施術所」でクラスター発生
2021.04.02
北海道が3月31日に発表した新型コロナウイルス感染者19名のうち、空知地方(管内)の6名が「施術所」関連であることが分かった。6名中2名が軽症だった。
なお、一部メディアでは「『あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうの施術所』の開設者とその利用者」と報道されている。
19条裁判・大阪第二審、7月9日判決言い渡し
19条裁判・大阪第二審、7月9日判決言い渡し
2021.04.01
学校法人平成医療学園が、晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程の新設を認めなかった国に対し、その処分取消を訴えている裁判で、大阪高裁控訴審の第1回口頭弁論が3月24日にあった。
当日、学園・国双方の意見文書が提出されたほか、学園理事長・岸野雅方氏の口頭による意見陳述も行われた。岸野氏は裁判官に対し、無資格者に対する行政の無作為が、あはき法19条を50年以上にわたって温存させ、視力障害者と晴眼者の同じ国家資格者同士がにらみ合いを起こす原因を作り、現在に至っていると訴えた。また、視力障害者の施術者が仕事をしやすい環境を整えた台湾での成功事例に言及し、行政の福祉政策の再考を求めていた。
この日結審され、7月9日11時からの判決言い渡しが決まった。
7月開催のあはき施術管理者研修、申込み開始
7月開催のあはき施術管理者研修、申込み開始
2021.03.30
あはき師が療養費の受領委任を取り扱うため、今年から義務化された「施術管理者研修」の7月開催分の受講申込みが本日から始まった。受付期間は4月16日(金)まで。
7月10日~11日と同月17日~18日の受講者を募集している。オンライン研修での実施だが、オンライン受講が難しい者には直接会場(今回はともにTKP神田ビジネスセンター・東京都千代田区)での受講も可能。
費用は2万3,000円で、2日間(16時間以上)にわたって、適切な療養費の支給申請などを学ぶ。
東洋療法研修試験財団ホームページ「施術管理者研修」