12月開催のあはき施術管理者研修、申込み9月17日まで
2021.08.27
鍼灸・マッサージ療養費の受領委任を取り扱うため、義務化された「施術管理者研修」の12月4日(土)、5日(日)開催分の受講申込みが25日から始まっている。定員は350名で、受付期間は9月17日(金)まで。
オンライン研修で実施。費用は2万3,000円で、2日間(16時間)にわたって、適切な療養費の支給申請などを学ぶ。
東洋療法研修試験財団ホームページ「施術管理者研修」
12月開催のあはき施術管理者研修、申込み9月17日まで
12月開催のあはき施術管理者研修、申込み9月17日まで
2021.08.27
鍼灸・マッサージ療養費の受領委任を取り扱うため、義務化された「施術管理者研修」の12月4日(土)、5日(日)開催分の受講申込みが25日から始まっている。定員は350名で、受付期間は9月17日(金)まで。
オンライン研修で実施。費用は2万3,000円で、2日間(16時間)にわたって、適切な療養費の支給申請などを学ぶ。
東洋療法研修試験財団ホームページ「施術管理者研修」
労災特別加入の対象拡大で、厚労省が意見募る
労災特別加入の対象拡大で、厚労省が意見募る
2021.08.19
4月に柔整師が対象職種に新たに加えられた「労災保険の特別加入制度」について、厚労省がさらなる対象拡大を検討するため、ホームページ上で意見を求めている。
受付期間は9月17日まで。追加すべき職業や業務のほか、仕事中に労災に該当するけがや病気になった事例などを募る。
労災保険は本来、雇われて働く人が対象だが、傷害のリスクが高い仕事(個人タクシーや建設業)に従事する個人事業主を対象に「特別加入制度」を設けている。柔整師の追加については、昨夏、日本柔道整復師会が意見要望を行い、厚労省の労災保険部会の議論を経て追加された。
「特別加入制度の対象範囲の拡大の提案・意見」の募集要項
11月開催のあはき施術管理者研修、申込み20日まで
11月開催のあはき施術管理者研修、申込み20日まで
2021.08.05
鍼灸・マッサージ療養費の受領委任を取り扱うため、義務化された「施術管理者研修」の11月13日(土)、14日(日)開催分の受講申込みが7月末より始まっている。定員は350名で、受付期間は8月20日(金)まで。
オンライン研修で実施。費用は2万3,000円で、2日間(16時間以上)にわたって、適切な療養費の支給申請などを学ぶ。
東洋療法研修試験財団ホームページ「施術管理者研修」
「やわらぎ」使う施術所へ名称中止要求、「悪質だ」と関係者
「やわらぎ」使う施術所へ名称中止要求、「悪質だ」と関係者
2021.08.02
7月下旬ごろ、施術所名称に「やわらぎ」を使う全国の施術所(例:やわらぎ接骨院、やわらぎ治療院等)宛てに、商標権を侵害されたとして、「やわらぎ」の表記の使用中止を求める警告書が送り付けられていることが分かった。警告書を受け取った施術所からは「悪質だ」という声が上がっている。
弊紙が把握しているだけでも、全国で20近い施術所に送付されている。差出人は、「やわらぎ」(商標登録番号6374562号)の商標権利者の代理人である弁理士。警告書には、店舗やウェブサイト等での名称使用の中止を求めた上、商標使用代として金銭(35万円)も要求されている。また7月末を期限に、各施術所にどのような対応を取るかの回答も求めている。
警告書を受け取った施術所では、弁護士や弁理士、所属する施術者団体を通じて反論に動き出している。また、同様の要求を受けた施術者同士で連携を取り合い、商標登録の無効審判手続きといった異議申し立てを行うことも視野に入れているという。警告書への対応でお困りの際は、やわらぎ接骨院・相澤明敏先生(yawaragi1998@gmail.com)まで。
柔整療養費、18回目の専門委員会が8月6日開催
柔整療養費、18回目の専門委員会が8月6日開催
2021.07.30
8月6日、柔整師団体や保険者、有識者等で柔整療養費の今後の運用や在り方を話し合う「柔整療養費検討専門委員会」の18回目が開かれる。厚労省のホームページで発表された。
昨年4月以来の開催となり、コロナ禍においてオンライン会議で実施される。当日の議題は未定だが、「明細書の義務化」や「復委任問題」などが議論されると予想される。
筑波大学理療診療部(施術所)の患者数等、コロナ禍で激減
筑波大学理療診療部(施術所)の患者数等、コロナ禍で激減
2021.07.28
筑波大学はこのほど、研修生や教員など鍼灸師の有資格者が臨床活動を行う理療診療部(施術所)の、令和2年の患者数等を公表した。同大学によると、令和2年は「コロナ禍の真っただ中」ということもあり、患者数等は激減。令和元年の施術所の開設日数は177日だったのに対し令和2年は119日、延べ患者数は4,522人から2,288人へ、新患数は175人から63人、1日平均患者数は25.5人から19.2人へと減少した。
令和2年の主訴別では運動器231例、泌尿生殖器7例、中枢神経7例など。運動器の内訳は腰80例、頸肩背部60例、膝関節27例などとなっている。
詳細はPDFの10ページ目。
神奈川県でも施術者のワクチン優先接種
神奈川県でも施術者のワクチン優先接種
2021.07.19
神奈川県が7月17日に設置した「福祉施設等従事者向け新型コロナワクチン接種会場」で、同県内で施術所に勤務する柔整師・鍼灸マッサージ師もワクチン接種を優先で受けられることが分かった。
施術者自身で申込み手続きを行い、特設サイトの申込用フォームから予約する。会場は新横浜国際ホテル(横浜市港北区)。接種実施は9月30日までで、モデルナ社製ワクチンを使用する。
2020年度の鍼灸受療率4.9%、あマ指は16.4%
2020年度の鍼灸受療率4.9%、あマ指は16.4%
2021.07.15
2020年度の鍼灸の年間受療率が4.9%であることが分かった。公益財団法人東洋療法試験財団の鍼灸等調査研究として、明治国際医療大学学長・矢野忠氏を班長とする調査研究班らが実施した。
鍼灸受療率は前年度より0.3ポイントの微減だが、2013年度以降は5%前後で推移しており、依然低迷が続いている。また、あん摩マッサージ指圧の受療率は16.4%で、前年度比3.7ポイントの減少だった。研究班は「コロナ禍での感染防止の影響も排除できないものと思われる」としている。回答数は1,201人で、調査期間は2020年11月6日~15日。
詳細は、今後弊紙で取り上げる予定。
19条裁判、大阪二審も新設認めず
19条裁判、大阪二審も新設認めず
2021.07.09
7月9日、晴眼者のあん摩マッサージ指圧師課程の新設をめぐって、平成医療学園と国が大阪高裁で係争中の第二審判決が言い渡された。永井裕之裁判長は「控訴を棄却する」として学園側の訴えを退けた。
今回、大学での研究や教育を行う権利等も争点となったが、同判決はこれも否定し、晴眼者の養成課程を規制する「あはき法19条」は合憲であるとした大阪地裁(一審)判決を採用した。平成医療学園は上告する考えを示している。
詳細は、7月25日号発行の弊紙次号で伝える。
今秋開催分の申込み16日から、柔整・施術管理者研修
今秋開催分の申込み16日から、柔整・施術管理者研修
2021.07.05
柔整療養費の受領委任を取り扱うために義務化されている「施術管理者研修」の10月以降開催分の受講申込みが、7月16日(金)14時から開始される。主催する公益財団法人柔道整復研修試験財団がホームページで発表した。
研修は原則オンラインで実施され、それぞれ300名程度募集する。受講料は2万円。申込み期間は8月2日(月)まで。
鍼灸柔整新聞主催で『音楽と鍼灸 座談会』メガパン先生登壇
鍼灸柔整新聞主催で『音楽と鍼灸 座談会』メガパン先生登壇
2021.07.01
鍼灸柔整新聞主催で7月31日(土)、アーティストを支える鍼灸師として活躍する「メガパン先生」こと野田峻也先生と、その道を志す鍼灸学生数名による座談会を開催します。
MAN WITH A MISSIONやMONGOL800、難波章浩などのミュージシャンのツアーに帯同するほか、多くの音楽フェスなどでケア活動を行ってきたメガパン先生の体験談が語られるほか、鍼灸学生との一問一答のやりとりも交わされる。
場所は大阪医専(大阪市北区)で18時より開演。参加申込は株式会社猫の手(info@megapannekonote.com)まで。
奈良県橿原市 柔整療養費「過誤調整」裁判で上告棄却 原告・被保険者らの勝訴
奈良県橿原市 柔整療養費「過誤調整」裁判で上告棄却 原告・被保険者らの勝訴
2021.06.25
奈良県橿原市における、柔道整復療養費に係る国民健康保険申請書の「過誤調整」をめぐる裁判で、6月24日、最高裁判所が市側の上告を棄却したことが分かった。
昨年10月22日の大阪高裁法廷での控訴審判決(控訴棄却。速報/紙面記事)に続いて、原告側である被保険者の勝訴といえ、市に未払い療養費の支払いを命じた一審判決が確定することとなる。
全柔協、「軒先パーキング」と業務提携 駐車場など敷地の有効活用に
全柔協、「軒先パーキング」と業務提携 駐車場など敷地の有効活用に
2021.06.22
全国に4,000の柔整・鍼灸会員を擁する全国柔整鍼灸協同組合(全柔協、岸野雅方理事長)と駐車場シェアサービス「軒先パーキング」を展開する軒先株式会社(東京都千代田区)がこのほど、業務提携を行った。
今回の業務提携により、全柔協会員の接骨院・鍼灸院の休憩時間や休日など駐車場を使用しない時間帯に軒先パーキングへ貸し出すことによって、敷地の有効活用ができるようになる。自宅の駐車場なども対象。
軒先パーキングは、自宅の駐車場やアパート・マンションの空き駐車場等を貸し出したい者とイベントや観光などで駐車場を利用したい者とを、ネット上でマッチングするサービス。貸主は1日単位から貸し出しができ、初期費用や月額費用も一切発生しない。
プレスリリース
森ノ宮医療大学、「職域接種」で学生・教職員のワクチン接種を
森ノ宮医療大学、「職域接種」で学生・教職員のワクチン接種を
2021.06.18
鍼灸学科を擁する森ノ宮医療大学(大阪市住之江区)はこのほど、学生・教職員等2,500名に対する新型コロナウイルスのワクチン接種を決定した。6月28日に開始する。
また、併せて7月5日からは、同じ大阪市住之江区に本社が所在し、連携協定を締結しているスポーツウェア大手・ミズノ株式会社の一部従業員についても接種の実施を行う予定。今後、同区の他の企業にも、地域連携の一環としてワクチン接種の協力を予定しているという。
大阪狭山市で鍼灸師と柔整師が優先接種枠に
大阪狭山市で鍼灸師と柔整師が優先接種枠に
2021.06.17
大阪府大阪狭山市が、市独自の新型コロナワクチンの優先接種枠に、鍼灸師と柔整師を対象としていることが分かった。同市のホームページ上で発表された。
同市在住の64歳以下の鍼灸師と柔整師が対象となり、予約に当たっては、6月21日から受付が始まる事前申請が必要となる。
大阪狭山市HP「新型コロナワクチン接種について」
あはき免許保有証、7月から申請受付
あはき免許保有証、7月から申請受付
2021.06.17
あはきの国家資格保有者であることを示すカード型の「厚生労働大臣免許保有証」の交付申請受付が7月1日から開始される。受付は8月31日まで。
東洋療法研修試験財団が平成28年から毎年発行しているもので、氏名、保有免許と登録番号などが記載され、顔写真も入る。院内だけでなく、ボランティア活動の際などに提示して国家資格保有者であることをアピールする、といった用途が想定されている。なお、令和2年の発行枚数は3,327枚で、初年から累計すると1万6,165枚となった。
申請の窓口は日本鍼灸師会や全日本鍼灸マッサージ師会などの業界団体。
申請法等詳細
全日「高木賞奨励賞」、東京有明の博士課程研究論文が受賞
全日「高木賞奨励賞」、東京有明の博士課程研究論文が受賞
2021.06.14
公益社団法人全日本鍼灸学会の「高木賞奨励賞」を、東京有明医療大学大学院博士課程における向ありさ氏の研究論文が、先日行われた同学会の第70回学術大会で受賞した。当該論文は『企業就労者の身体的・精神的疲労感に対する鍼灸治療と円皮鍼治療の比較―ランダム化比較試験』。企業就労者の疲労は仕事の効率低下を招くだけでなく、鬱病などの疾患も引き起こすとされている。そこで向氏らは、就労者に対して、通常の鍼灸治療と円皮鍼貼付による鍼治療の疲労改善効果を比較する臨床試験を実施。結果、鍼灸治療は直後効果、円皮鍼治療は持続効果が観察され、どちらも就労者の疲労感の軽減に有用であることが示された。
「高木賞」は、同学会の初代会長・高木健太郎氏の遺族からの寄付等を基金として、会員の優秀な研究業績に対して贈られる。
受賞論文原著
全整協、大阪府などに施術者の優先ワクチン接種求める
全整協、大阪府などに施術者の優先ワクチン接種求める
2021.06.08
全柔整師の約7割を占める「個人契約柔整師」のために組織化された全国柔道整復師統合協議会(全整協)が6月7日、大阪府など19の道府県に対し、柔整師ら施術者を新型コロナウイルスの大規模ワクチン接種の対象に加えるよう要望書を提出したことが分かった。
東京都では既に大規模接種の一部において柔整師等が対象者として追加されており、今回の要望は、都を除く、大規模接種会場の設置を決めている道府県に向けて要望を行った。施術者のみならず、施術所に勤務するスタッフも含め医療従事者に準じた扱いで接種が受けられるよう求めている。
山正、『もぐさんの箱きゅう』販売へ
山正、『もぐさんの箱きゅう』販売へ
2021.06.07
山正(滋賀県長浜市)は同社のキャラクター「もぐさん」をあしらった『もぐさんの箱きゅう』を近日、発売する。同社HPでこのほど発表された。
100%もぐさのみを使用した専用の「炭化艾」を開発、「煙やにおいが気にならない」と同社。「遠赤外線」を効率よく放射するセラミックボードを採用した。箱は天然ヒノキ材を使って、持ちやすい形とサイズに、職人の手作りで仕上げている。
東京都大規模ワクチン接種、施術者も対象に
東京都大規模ワクチン接種、施術者も対象に
2021.06.03
東京都が築地市場跡地に設ける新型コロナのワクチン接種会場での大規模接種の対象に、柔整師や鍼灸師ら施術者を加える方針だ。業界関係者の話で分かったほか、6月2日の都議会本会議で小池百合子知事がその旨の答弁を行った。
当初、接種対象者は警察や消防関係者等とされていたが、これを拡充する形で柔整師や鍼灸師も加わる。会場は6月8日から運用を始める予定で、施術者の接種は6月下旬になると見込まれる。これまで柔整・鍼灸業界双方の団体から要望が出されていた。