広島県が積極的にPCR検査を、あはき師も対象者に
2021.01.21
新型コロナウイルスの新規感染者の水準が高い広島県が、医療機関や飲食店の従業員等を対象にしたPCR検査を受検できる体制を強化している。鍼灸マッサージ業(はり師,きゆう師,あん摩マッサージ指圧師)も検査対象者に含まれており、希望すれば、臨時で設置した県内5カ所のPCRセンターのいずれかで無料で受けられる。
事前予約が必要で、期間は2月28日までを当面予定しているという。
広島県【PCRセンターの全県展開について】
広島県が積極的にPCR検査を、あはき師も対象者に
広島県が積極的にPCR検査を、あはき師も対象者に
2021.01.21
新型コロナウイルスの新規感染者の水準が高い広島県が、医療機関や飲食店の従業員等を対象にしたPCR検査を受検できる体制を強化している。鍼灸マッサージ業(はり師,きゆう師,あん摩マッサージ指圧師)も検査対象者に含まれており、希望すれば、臨時で設置した県内5カ所のPCRセンターのいずれかで無料で受けられる。
事前予約が必要で、期間は2月28日までを当面予定しているという。
広島県【PCRセンターの全県展開について】
日本医学柔整鍼灸専門学校、学習支援サービス『progrela』を導入
日本医学柔整鍼灸専門学校、学習支援サービス『progrela』を導入
2021.01.19
日本医学柔整鍼灸専門学校(東京都新宿区)は学習支援サービス『progrela』を4月から導入する。
『progrela』は国家試験の過去問・問題集のスマホアプリ化と教職員による学生の学習記録分析に特化したサービスで、株式会社オリエンス(東京都新宿区)が提供。専門学校における学習成果の最大化と学習指導管理の業務効率化をサポートできるという。
柔整・施術管理者の来年度研修、1月21日より申込み開始
柔整・施術管理者の来年度研修、1月21日より申込み開始
2021.01.18
接骨院・整骨院で柔整療養費の受領委任を取り扱う上で、義務化されている「施術管理者研修」の令和3年度の受講申込みが、1月21日14時から始まる。研修を主催する公益財団法人柔道整復研修試験財団(福島統代表理事)が1月15日にホームページ上で公表した。
4月中旬から5月末までの計3回の申込み分が発表され、全てオンラインで実施される。
『東洋医学ホントのチカラ』放送延期に 放送日は未定
『東洋医学ホントのチカラ』放送延期に 放送日は未定
2021.01.13
本日(13日)放送予定だったNHK番組『東洋医学ホントのチカラ』の放送が延期となった。NHKによると「現時点で放送日時は未定」とのこと。
「緊急事態宣言」で19時からのニュース枠が拡大したためとみられる。
「もぐさん」カレンダー、今年は「宇宙」をテーマに
「もぐさん」カレンダー、今年は「宇宙」をテーマに
2021.01.12
お灸メーカー・株式会社山正(滋賀県長浜市)のイメージキャラクター「もぐさん」をあしらったオリジナルカレンダーが、同社ホームページからPDFで無料でダウンロードできる。年間カレンダー(A3)と月間カレンダー(A4)の2種類。
今年は世界初の有人宇宙飛行から60周年ということで、宇宙をテーマにしたデザイン。月間カレンダーには宇宙にまつわるトリビアとクイズを掲載、クイズの答えは毎月1日、同社のブログで公開していくという。
カレンダーダウンロードページ
倉敷市、「施術所」でクラスター発生
倉敷市、「施術所」でクラスター発生
2021.01.07
岡山県倉敷市は1月5日、市内で8、9例目となる新型コロナウイルスのクラスターが発生したと発表。8例目(5人)は「施術所」だった。一部メディアでは「マッサージ施術所」と報じられている。
NHK『東洋医学 ホントのチカラ』、13日放送
NHK『東洋医学 ホントのチカラ』、13日放送
2021.01.06
過去の放送で大きな反響を呼んだNHK『東洋医学ホントのチカラ』が、1月13日(水)の午後7時半からNHK総合で放送される。
第3弾となる今回のテーマは、「新型コロナに負けない心と体」。免疫アップやストレス解消に役立つツボ(鍼灸・指圧)や漢方薬、太極拳などの最新の健康法が紹介される予定。東京大学医学部付属病院鍼灸部門主任の粕谷大智氏らが出演し、鍼灸の効果や役割などを解説するという。
NHK『東洋医学 ホントのチカラ―今年も元気に!健康長寿SP』
「年末年始の過ごし方」など、養成校でもコロナで注意喚起
「年末年始の過ごし方」など、養成校でもコロナで注意喚起
2020.12.28
新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大しており、国が警鐘を鳴らす中、あはき・柔整の養成校でも「年末年始の過ごし方」や「帰省」についての注意喚起を行っている。
赤門鍼灸柔整専門学校(宮城県)は「現在、宮城県内含め全国的に感染者が急増しています。当局から発表されている『新しい生活様式』を遵守し、年末年始の旅行は極力控え、やむを得ず帰省する場合は、移動先、帰省先での過ごし方について徹底した感染予防症対策をしてください」、呉竹鍼灸柔整専門学校(神奈川県)は「1年生・2年生は進級に向けて、そして3年生は国家試験合格に向けて、これから大事な時期を迎えます。ひとたびクラス内で感染が拡大すれば、出席停止や臨時休校などその影響は計り知れません」などとホームページ上で呼びかけている。
伊藤和憲氏、『読売中高生新聞』でツボ押しなど指南
伊藤和憲氏、『読売中高生新聞』でツボ押しなど指南
2020.12.24
本紙で連載執筆中の伊藤和憲氏(明治国際医療大学教授)が12月18日号発行の『読売中高生新聞』の企画「合格応援団」で、「ツボを使って免疫力を上げる方法」について解説した。
同企画は、「受験生を全力サポートする」ことを目的として11月からスタートした別刷り4ページの特別付録。なお、伊藤氏の解説は動画としてYouTubeでも配信されている。
労災保険の「特別加入」に柔整師追加へ、24日に労政審
労災保険の「特別加入」に柔整師追加へ、24日に労政審
2020.12.22
労働者災害補償保険(労災保険)で、個人事業主などの加入を特例的に認めている「特別加入制度」の業種追加を議論している「労働政策審議会労働条件分科会労災保険部会」(厚労相の諮問機関)が12月24日、オンライン会議で開催される。
会議は7月より既に5回開かれ、芸能従事者・アニメーターとともに、柔整師も特別加入の対象に含まれている。12月8日の前回会議で3業種の加入が大筋了承され、24日には施行規則等の一部を改正する省令案が示される予定という。日本柔道整復師会(日整)が今夏に要望を出し、業種追加に向けた取り組みを進めてきた。
第93回労働政策審議会労働条件分科会労災保険部会
全日、「特別講演会」を来年1月31日まで限定配信
全日、「特別講演会」を来年1月31日まで限定配信
2020.12.18
公益社団法人全日本鍼灸学会は9月に行った「特別講演会」の動画をホームページで配信している。来年1月31日までの限定配信。
講演内容は、教育講演 『鍼灸に関する国際情勢概観』(同学会会長・若山育郎氏)、特別講演1 『鍼灸と呼吸器疾患(COVID-19 を含めて)』(福島県立医科大学会津医療センター漢方医学講座准教授・鈴木雅雄氏)、特別講演2 『泌尿器領域における鍼灸医療の役割―過活動膀胱に対する鍼灸の基礎と臨床』(宝塚医療大学保健医療学部鍼灸学科教授・北小路博司氏)の3題。
なお、同学会の生涯研修に係る認定制度の認定点数は、講演会に事前登録あるいは現地参加した者のみに付与され、動画の視聴だけでは付与されない。
動画配信サイト
福岡県内の整骨院でクラスター発生
福岡県内の整骨院でクラスター発生
2020.12.16
福岡県小郡市は12月15日、市内の「堺整骨院」で新型コロナウイルスのクラスターが発生したと公表した。現在判明している陽性者は8名で、うち5名が同市民。同市ホームページでは「市内初のクラスター」と伝えている。
なお堺整骨院は、福岡、佐賀、長崎、熊本、沖縄で多数展開しているグループ院。
通所介護の個別機能訓練加算(Ⅰ)と(Ⅱ)が統合
通所介護の個別機能訓練加算(Ⅰ)と(Ⅱ)が統合
2020.12.15
令和3年度の介護報酬改定に向け、通所介護における、柔整師など機能訓練指導員が実施する「個別機能訓練加算」の見直しが図られる見通しだ。
厚労省社会保障審議会介護給付費分科会の審議が大詰めを迎えており、12月9日の報告書案では、個別機能訓練加算の(Ⅰ:46単位/日)と(Ⅱ:56単位/日)を統合するとしている。今以上に利用者の自立支援等に資するサービス提供を促進する観点から、現在3~4%にとどまっている算定率を上げるため、人員配置要件等も併せて見直される。
2審も「19条合憲」、東京高裁
2審も「19条合憲」、東京高裁
2020.12.09
晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程の新設を制限する「あはき法19条」が、「職業選択の自由」に違反するかどうかが争われた訴訟の控訴審判決が、東京高裁で12月8日に下された。昨年12月の1審に続いて違憲ではないと判断し、原告側である学校法人平成医療学園の訴えを退けた。
(参考タグ:あマ指師課程新設をめぐる裁判)
フレアスと東大病院、あはき効果のデータベース構築へ
フレアスと東大病院、あはき効果のデータベース構築へ
2020.12.07
往療のマッサージや鍼灸を全国展開している株式会社フレアス(澤登拓代表取締役社長)と東京大学医学部付属病院はこのほど、あはきの施術効果を検証するデータベース構築へ向けて国立研究開発法人産業技術総合研究所と技術コンサルティング契約を締結した。同研究所から、高齢者のADLアセスメントや生活改善に関する評価法やそれらのデータ収集などについて、生活支援ロボットの知見に基づいた支援を受ける。
フレアスでは、構築されたデータベースから「科学的にも根拠ある最適な施術プランを利用者に提案できるよう、効果検証していきたい」としている。
全日の「高木賞奨励賞」、宮崎彰吾氏らの研究グループが受賞
全日の「高木賞奨励賞」、宮崎彰吾氏らの研究グループが受賞
2020.12.04
公益社団法人全日本鍼灸学会の「高木賞奨励賞」を、宮崎彰吾氏(帝京平成大学教授)が代表を務める研究グループが受賞した。当該論文は『鍼治療を含む施術費用への助成はオフィスワーカーのプレゼンティーイズムに有用か:実用的多施設共同ランダム化比較試験による検証(中間解析)』と題し、企業の損失の要因の一つとされる労働者のプレゼンティーイズム(心身の不調によって労働遂行能力が低下している状態)が鍼灸の施術費用助成によって改善されることを示唆したもの。
「高木賞」は、同学会の初代会長・高木健太郎氏の遺族からの寄付等を基金として、会員の優秀な研究業績に対して贈られる。
論文原著PDF
病鍼連携連絡協議会の相談役・顧問に山口氏
病鍼連携連絡協議会の相談役・顧問に山口氏
2020.12.03
「病鍼連携」を掲げ、開業鍼灸院と病院・診療所の連携構築を目指す病鍼連携連絡協議会(長谷川尚哉世話人代表)の相談役並びに顧問に、埼玉医科大学医学部東洋医学診療科准教授の山口智氏が就任した。
同会は2015年の発足以来、開業鍼灸師向けの講習会やセミナーなどの開催を重ね、次年度からは卒後研修にも力を入れ、山口氏には指導的立場から助言を仰ぎ、実施に向けて取り組んでいくとしている。
併せて、新たな人事として、同会世話人に医学博士の松本美由季氏(昭和大学附属東病院ペインクリニック)と金子聡一郎氏(東北大学病院総合地域医療教育支援部・漢方内科・助教)の両氏が就いた。
全柔協、コロナ対応の業種別ガイドラインに年内にも登録へ
全柔協、コロナ対応の業種別ガイドラインに年内にも登録へ
2020.12.02
内閣官房が策定する新型コロナウイルスの感染拡大予防を目的とした「業種ごとのガイドライン」に、全国柔整鍼灸協同組合(全柔協、大阪市)が作成したガイドラインが12月にも登録される見通しであることが分かった。
登録されれば、柔整・あはきの業種から初となる。年内にも掲載される予定といい、全柔協では、ガイドラインを4月に策定し、7月より内閣官房や厚労省に相談の上、改訂を重ねてきた。「全ての施術所に対応しており、広く利用してもらいたい」としている。
全柔協「施術所における新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」
大阪国保連、療養費支給申請書に患者の「枝番」の記載求める
大阪国保連、療養費支給申請書に患者の「枝番」の記載求める
2020.11.30
大阪府国民健康保険団体連合会(大阪国保連)は、あはき・柔整の療養費支給申請書に患者の被保険者証の「枝番」の記載を求める通知を、11月17日付で施術管理者宛てに発出した。
枝番は医療保険制度の効率的な運営を図るため、健康保険法施行規則の一部改正によって設けられたもの。府内国保保険者においても、10月から順次、被保険者証の「記号・番号」の後に枝番の記載欄を追加して発行しているという。
ただ、当該事項について、国の通知による「柔道整復施術療養費支給申請書及び療養費支給申請書(はり・きゅう用及びあんま・マッサージ用)」の様式変更等がないことから、大阪国保連は枝番の当面の間の記載方法をホームページ上で示し、記載を求めている。
国民健康保険被保険者証様式への『(枝番)』設置に伴う療養費支給申請書への記載方法について(PDF)
奈良県橿原市、柔整師団体にアンケート 目的は過誤調整めぐる裁判?
奈良県橿原市、柔整師団体にアンケート 目的は過誤調整めぐる裁判?
2020.11.27
奈良県橿原市が今月、柔整療養費の受領委任を扱う施術者団体に対し「支払い方法に関するアンケート」を行っていることが分かった。
アンケート内容は「過誤調整について対応しますか」「その際、所属の施術者間で過不足が出れば金額調整はこれまで通り貴団体がすると理解してよいですか」など6問。
同市は市内の柔整師らが原告となった、「過誤調整」を巡る療養費未払い訴訟で敗訴、控訴棄却を経て上告中(参考タグ:橿原市相殺裁判)。原告側の補助参加人として裁判に参加する全国柔整師協会によると、「同市が主張する過誤調整の正当性を補強するための証拠作りだと思われる」といい、近畿圏を中心する施術者団体へ注意喚起し、慎重な対応を求めるよう呼びかけを行ったという。