編集後記
2019.06.25
▽「痴漢は安全ピンで刺せ」。先月、過激な発言がSNSで話題を呼びました。痴漢に同情はしませんが、当然「傷害罪」「間違って別の人を刺したら危険」との指摘も。すると「痴漢を擁護する気か」と感情的な反論が起き、連日話題ランキング入りの大論争です。そんな中、ある鍼灸師の先生から「感染症の恐れがあり危険です」と職業意識に基づく当然の発信が。ところが、反発した人が「この人の鍼灸院では性犯罪が行われている」とデマまで流し始めたからさぁ大変、鍼灸師が警察に相談する騒ぎに……。現代ならではの顛末ですが、実際、鍼灸師が消毒に細心の注意を払う中、恐ろしい話。通勤ラッシュの度に、両手で吊革を握ってびくびくしています。そのおかげか、幸い今朝も刺されずにすみました。(平)