あはき療養費 「過度頻回を償還払いへ」 来年7月導入が決定
2020.11.25
10月下旬の第22回あはき療養費検討専門委員会で、議論が交わされた「長期・頻回の施術等に関する償還払いに戻せる仕組み」が、「令和3年7月」から開始されることが決まった。厚労省が11月12日付のプレスリリースで発表した。 (さらに…)
あはき療養費 「過度頻回を償還払いへ」 来年7月導入が決定
あはき療養費 「過度頻回を償還払いへ」 来年7月導入が決定
2020.11.25
10月下旬の第22回あはき療養費検討専門委員会で、議論が交わされた「長期・頻回の施術等に関する償還払いに戻せる仕組み」が、「令和3年7月」から開始されることが決まった。厚労省が11月12日付のプレスリリースで発表した。 (さらに…)
第51回現代医療鍼灸臨床研究会 不妊治療、選択肢の提示が大切
第51回現代医療鍼灸臨床研究会 不妊治療、選択肢の提示が大切
2020.11.25
漢方併用「2年が一つの区切り」
第51回現代医療鍼灸臨床研究会が10月25日、Zoomを用いてウェブで開催された。大会テーマは『不妊症に対する鍼灸最前線』。
教育講演では、北里大学東洋医学総合研究所漢方診療部副部長の森裕紀子氏が講演し、西洋医学と漢方治療を併用した不妊治療の症例を紹介した。
(さらに…)
JASTACのコロナ対策セミナー 空気と手から感染、鍼灸院内で注意
JASTACのコロナ対策セミナー 空気と手から感染、鍼灸院内で注意
2020.11.25
高齢者は「うつりやすく、うつしやすい」
「鍼灸院のための新型コロナウイルス感染症の防止対策」をテーマとしたウェブセミナーを、日本鍼治療標準化学会(JASTAC)が10月8日に開いた。Zoomを用いたウェブ講義で、同学会代表理事の加藤容崇氏が、ウイルスの特性や感染状況などを踏まえて鍼灸院での実践的な感染症対策を紹介した。
重症度の問題から注意すべきは、まず高齢患者だと指摘 (さらに…)
鬱病を克服した鍼灸師、自身を語る――米倉まな先生(まな鍼灸堂院長)
鬱病を克服した鍼灸師、自身を語る――米倉まな先生(まな鍼灸堂院長)
2020.11.25
なぜ鬱に鍼灸が効いたのか興味持ち、この道へ
鬱病を患ったことを「強み」に変え、「メンタル鍼灸」を掲げて女性専門で施術に励んでいる鍼灸師、米倉まな氏。10月3日、三重県四日市市で開催された三重県信用保証協会主催の『創業セミナー』で創業までの自身の来歴と「今」を語った。 (さらに…)
中外医学社、晶文社、医歯薬出版から新刊など3冊 「寝ころんで読む金匱要略」ほか
中外医学社、晶文社、医歯薬出版から新刊など3冊 「寝ころんで読む金匱要略」ほか
2020.11.25
中外医学社から新刊
寝ころんで読む金匱要略
株式会社中外医学社から新刊『寝ころんで読む金匱要略』が発行された。著者は、慶應義塾大学病院や市中の診療所などの勤務を通じて漢方の診療や研究、教育などに携わり、数々の講演や執筆活動も行ってきた医師の入江祥史氏。A5判272頁、本体価格2,800円。 (さらに…)
あはき療養費、第22回専門委の議事録公表
あはき療養費、第22回専門委の議事録公表
2020.11.24
10月29日に開催された「第22回あはき療養費検討専門委員会」の議事録が、厚労省ホームページ上に公表された。
まもなく通知される予定の12月料金改定に関する話し合いがメインで、業界側が委員会開催を2度断ったことを謝罪するなど、改定時期の遅れに関する言及も記されている。
第22回社会保障審議会医療保険部会 あはき療養費検討専門委員会議事録
伝統鍼灸学会 石原克己新会長が承認、来年4月から
伝統鍼灸学会 石原克己新会長が承認、来年4月から
2020.11.19
日本伝統鍼灸学会(形井秀一会長)の総会が11月15日に行われ、次期会長として石原克己氏(東明堂石原鍼灸院院長)が選出・承認された。
任期は2021年4月からの3年間。
総務省、医業類似行為等の事故対策で改善勧告
総務省、医業類似行為等の事故対策で改善勧告
2020.11.17
総務省は11月17日、医業類似行為等による事故に対する関係省庁の対策の実施状況等の調査(平成30年3月~令和2年11月実施)を踏まえ、厚労省に改善を求める勧告を行った。
調査結果で、医業類似行為による健康被害や、エステサロンにおける医師免許が必要なアートメイクに関する相談が、保健所に寄せられていたものの、多くは事実確認が行われていなかったとして、監督権を持つ都道府県等が事業者への必要な指導を徹底するよう厚労省に要請した。
総務省のホームページ上に「消費者事故対策に関する行政評価・監視」として報告されており、「医業類似行為」の中にはあはき・柔整が含まれている。
今後、弊紙で詳しくお伝えします。
東京有明医療大学付属鍼灸センターが研修生を募集
東京有明医療大学付属鍼灸センターが研修生を募集
2020.11.13
東京有明医療大学付属鍼灸センターが、令和3年度の研修生の募集要項を公表した。研修内容は鍼灸施術及び補助、環境維持業務等、勉強会で、応募資格は、はり師及びきゅう師免許取得者、もしくは令和3年に免許取得見込みの者、週2日以上の研修が可能な者、勉強会に参加可能な者など。
出願期間は令和3年2月1日(月)~12日(金)必着。その他詳細は同センターの募集要項ホームページを参照。
あはき療養費「長期・頻回等に関する償還払いに戻せる仕組み」、来年7月から
あはき療養費「長期・頻回等に関する償還払いに戻せる仕組み」、来年7月から
2020.11.12
あはき療養費における、「長期・頻回の施術等に関する償還払いに戻せる仕組み」について、施行日が来年7月1日と決定された。
この仕組みについては、第22回あはき療養費検討専門委員会などで検討され(詳細はこちら)、施行日については意見が分かれていた。
第3回国際美容鍼灸学会 ウェブ開催 「インフォデミック」テーマにシンポ
第3回国際美容鍼灸学会 ウェブ開催 「インフォデミック」テーマにシンポ
2020.11.10
治療家は無根拠な情報の拡散にも注意を
第3回国際美容鍼灸学会が10月11日、Zoomを使用してウェブ開催された。 (さらに…)
第22回あはき療養費検討専門委員会 12月からの料金改定で大筋合意
第22回あはき療養費検討専門委員会 12月からの料金改定で大筋合意
2020.11.10
改定時期の遅れを業界側が陳謝
10月29日、都内で第22回あはき療養費検討専門委員会が開かれ、令和2年度の料金改定案が厚労省より提示された。12月から施行される予定で、改定率は「0.27%」とプラス改定となる。
ただ本来であれば、柔整療養費と同様に6月頃に改定される予定だったが、半年も改定時期がずれ込んだ。この遅れについて、あはき業界側の委員からお詫びの言葉を口にする場面が見られた。
訪問施術制度は次回へ見送り
料金が引き上げられる項目は、はり・きゅうで初検料が60~90円増の1,770~1,850円、施術料が10~20円増の1,550~1,610円。あん摩マッサージ指圧で1局所当たりのマッサージが10円増の350円となる。また、変形徒手矯正術がマッサージの加算(1肢当たり450円)として整理されるほか、往療料では4㌔超の場合が150円引き下げられて2,550円に減額されるなどの案が示された。
当初導入されることが予定されていた訪問施術制度(往療料の距離加算を廃止し、施術料と往療料を包括した料金)は見送られ、次回改定に向けて引き続き検討される。
当日の会議では、冒頭に日本鍼灸師会副会長の中村聡氏がここまでの改定をめぐる経緯に言及。「本来、もっと早くこの会議は開かれるものだったが、 (さらに…)
2020年秋の叙勲・褒章 あはき・柔整業界から11名
2020年秋の叙勲・褒章 あはき・柔整業界から11名
2020.11.10
あはき・柔整業界からの2020年秋の叙勲・褒章は以下の通り。(敬称略・順不同) (さらに…)
鍼灸療養費 施術行為別・疾患別頻度 厚生労働省『令和元年度 療養費頻度調査』から
鍼灸療養費 施術行為別・疾患別頻度 厚生労働省『令和元年度 療養費頻度調査』から
2020.11.10
調査は、令和元年10月の1カ月間に行われた施術に係る療養費支給申請書が対象。支給申請書のうち、全国健康保険協会管掌健康保険で6分の1、国民健康保険で10分の1、後期高齢者医療制度で10分の1の割合で抽出している。調査が実施された10月より消費税率10%引き上げに伴う料金改定(改定率+0.44%)が施行されている。 (さらに…)
柔整・あはき含む国家資格のマイナンバー管理 政府検討
柔整・あはき含む国家資格のマイナンバー管理 政府検討
2020.11.05
医師、薬剤師などのほか、柔整師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師を含む31の医療系国家資格について、マイナンバー制度等と連携する国家資格等管理システム(仮称)の運用に向けた検討が始まっている。10月20日に都内で開かれた「社会保障に係る資格におけるマイナンバー制度利活用に関する検討会」で議論された。
同システムの活用方法として、▽届出の簡素化・オンライン化、▽政府が運営するオンラインサービス・マイナポータルを用いた資格の提示、▽資格管理簿と就業届等の情報の突合による人材活用――などが挙げられている。
政府は2024年度を目途に運用を開始したい方針で、対象資格の拡大も視野に入れて議論がなされているようだ。
あはき19条裁判、仙台控訴審も年内に判決言い渡し
あはき19条裁判、仙台控訴審も年内に判決言い渡し
2020.11.02
あはき法19条の規定により、晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程の新設を認めなかった国に対し、平成医療学園グループが処分取消を求めている訴訟で、10月27日に仙台高裁で控訴審口頭弁論が開かれた。
福島医療専門学校を運営する学校法人福寿会が、仙台地裁の1審判決の破棄を求めて提訴。同じく係争中の東京高裁(10月1日に口頭弁論が開かれた)と同様に、1回目の口頭弁論で結審し、12月14日に判決が言い渡されることが決まった。
あはき療養費、12月からの料金改定案で合意
あはき療養費、12月からの料金改定案で合意
2020.10.30
昨日10月29日に開かれた「あはき療養費検討専門委員会」で、令和2年度の料金改定案が厚労省より提示され、話し合いの結果、大筋合意された。
改定率はプラス0.27%で、施術料や技術料などの項目で料金が引き上げられた。12月より適用される。施術料と往療料を包括化した訪問施術制度(まるめ)の導入が注目されたが、議論は次回改定に持ち越された。
会議の模様など詳細は、弊紙次号(11月10日号)でお伝えします。
10月29日にあはき療養費で会議、料金改定議論ようやく?
10月29日にあはき療養費で会議、料金改定議論ようやく?
2020.10.24
施術者団体と保険者、有識者等であはき療養費のあり方を議論する「厚労省の検討専門委員会」が10月29日に都内で開かれる。同省ホームページで発表された。
本来なら6月頃に改定される予定であった令和2年度料金改定が議題に上げられると思われる。開催は昨年9月以来だが、コロナ禍の4月に一度開催が中止されており、また関係者の話によれば、7月にも予定が組まれていたが、出席団体間で調整がつかず開催直前になって中止になっていたという。
今回、一般傍聴は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため不可となっている。
鍼灸師ら1,161名回答のアンケート調査 コロナで収入減、6月から回復の兆し
鍼灸師ら1,161名回答のアンケート調査 コロナで収入減、6月から回復の兆し
2020.10.23
社会鍼灸学研究会の形井氏、報告
新型コロナウイルスの影響で、3月から落ち込み始めた鍼灸院の収入が持ち直してきたのは6月以降――社会鍼灸学研究会の形井秀一会長が、9月21日に開いた年1回の定例研究会で、新型コロナの鍼灸界へ与えた影響に関して調査した結果を報告した。全都道府県から回答が寄せられ、有効回答は1,161名だった。 (さらに…)
若手鍼灸師に開業のチャンスを 「ユニコ」の鍼灸院
若手鍼灸師に開業のチャンスを 「ユニコ」の鍼灸院
2020.10.23
SNSでの情報発信など条件に
鍼の「ユニコ」ブランドで知られる日進医療器株式会社(大阪市中央区)の直営鍼灸院、なでしこ鍼灸院(大阪府豊中市)。若手鍼灸師を院長に据えて開業の機会を与えるとともに、鍼灸の普及啓もうを図る目的で6月に立ち上げられた。来年中に同院を含めて3院を展開する計画だ。 (さらに…)