錦房から新刊 『速修 現代臨床鍼灸学エッセンス』
2020.12.10
速修 現代臨床鍼灸学エッセンス
森ノ宮医療大学鍼灸情報センター長の山下仁氏による新刊『速修 現代臨床鍼灸学エッセンス』が、錦房株式会社から刊行された。B5判138頁、本体価格2,700円。 (さらに…)
錦房から新刊 『速修 現代臨床鍼灸学エッセンス』
錦房から新刊 『速修 現代臨床鍼灸学エッセンス』
2020.12.10
速修 現代臨床鍼灸学エッセンス
森ノ宮医療大学鍼灸情報センター長の山下仁氏による新刊『速修 現代臨床鍼灸学エッセンス』が、錦房株式会社から刊行された。B5判138頁、本体価格2,700円。 (さらに…)
2審も「19条合憲」、東京高裁
2審も「19条合憲」、東京高裁
2020.12.09
晴眼者のあん摩マッサージ指圧師養成課程の新設を制限する「あはき法19条」が、「職業選択の自由」に違反するかどうかが争われた訴訟の控訴審判決が、東京高裁で12月8日に下された。昨年12月の1審に続いて違憲ではないと判断し、原告側である学校法人平成医療学園の訴えを退けた。
(参考タグ:あマ指師課程新設をめぐる裁判)
フレアスと東大病院、あはき効果のデータベース構築へ
フレアスと東大病院、あはき効果のデータベース構築へ
2020.12.07
往療のマッサージや鍼灸を全国展開している株式会社フレアス(澤登拓代表取締役社長)と東京大学医学部付属病院はこのほど、あはきの施術効果を検証するデータベース構築へ向けて国立研究開発法人産業技術総合研究所と技術コンサルティング契約を締結した。同研究所から、高齢者のADLアセスメントや生活改善に関する評価法やそれらのデータ収集などについて、生活支援ロボットの知見に基づいた支援を受ける。
フレアスでは、構築されたデータベースから「科学的にも根拠ある最適な施術プランを利用者に提案できるよう、効果検証していきたい」としている。
全日の「高木賞奨励賞」、宮崎彰吾氏らの研究グループが受賞
全日の「高木賞奨励賞」、宮崎彰吾氏らの研究グループが受賞
2020.12.04
公益社団法人全日本鍼灸学会の「高木賞奨励賞」を、宮崎彰吾氏(帝京平成大学教授)が代表を務める研究グループが受賞した。当該論文は『鍼治療を含む施術費用への助成はオフィスワーカーのプレゼンティーイズムに有用か:実用的多施設共同ランダム化比較試験による検証(中間解析)』と題し、企業の損失の要因の一つとされる労働者のプレゼンティーイズム(心身の不調によって労働遂行能力が低下している状態)が鍼灸の施術費用助成によって改善されることを示唆したもの。
「高木賞」は、同学会の初代会長・高木健太郎氏の遺族からの寄付等を基金として、会員の優秀な研究業績に対して贈られる。
論文原著PDF
病鍼連携連絡協議会の相談役・顧問に山口氏
病鍼連携連絡協議会の相談役・顧問に山口氏
2020.12.03
「病鍼連携」を掲げ、開業鍼灸院と病院・診療所の連携構築を目指す病鍼連携連絡協議会(長谷川尚哉世話人代表)の相談役並びに顧問に、埼玉医科大学医学部東洋医学診療科准教授の山口智氏が就任した。
同会は2015年の発足以来、開業鍼灸師向けの講習会やセミナーなどの開催を重ね、次年度からは卒後研修にも力を入れ、山口氏には指導的立場から助言を仰ぎ、実施に向けて取り組んでいくとしている。
併せて、新たな人事として、同会世話人に医学博士の松本美由季氏(昭和大学附属東病院ペインクリニック)と金子聡一郎氏(東北大学病院総合地域医療教育支援部・漢方内科・助教)の両氏が就いた。
全柔協、コロナ対応の業種別ガイドラインに年内にも登録へ
全柔協、コロナ対応の業種別ガイドラインに年内にも登録へ
2020.12.02
内閣官房が策定する新型コロナウイルスの感染拡大予防を目的とした「業種ごとのガイドライン」に、全国柔整鍼灸協同組合(全柔協、大阪市)が作成したガイドラインが12月にも登録される見通しであることが分かった。
登録されれば、柔整・あはきの業種から初となる。年内にも掲載される予定といい、全柔協では、ガイドラインを4月に策定し、7月より内閣官房や厚労省に相談の上、改訂を重ねてきた。「全ての施術所に対応しており、広く利用してもらいたい」としている。
全柔協「施術所における新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」
大阪国保連、療養費支給申請書に患者の「枝番」の記載求める
大阪国保連、療養費支給申請書に患者の「枝番」の記載求める
2020.11.30
大阪府国民健康保険団体連合会(大阪国保連)は、あはき・柔整の療養費支給申請書に患者の被保険者証の「枝番」の記載を求める通知を、11月17日付で施術管理者宛てに発出した。
枝番は医療保険制度の効率的な運営を図るため、健康保険法施行規則の一部改正によって設けられたもの。府内国保保険者においても、10月から順次、被保険者証の「記号・番号」の後に枝番の記載欄を追加して発行しているという。
ただ、当該事項について、国の通知による「柔道整復施術療養費支給申請書及び療養費支給申請書(はり・きゅう用及びあんま・マッサージ用)」の様式変更等がないことから、大阪国保連は枝番の当面の間の記載方法をホームページ上で示し、記載を求めている。
国民健康保険被保険者証様式への『(枝番)』設置に伴う療養費支給申請書への記載方法について(PDF)
あはき療養費 「過度頻回を償還払いへ」 来年7月導入が決定
あはき療養費 「過度頻回を償還払いへ」 来年7月導入が決定
2020.11.25
10月下旬の第22回あはき療養費検討専門委員会で、議論が交わされた「長期・頻回の施術等に関する償還払いに戻せる仕組み」が、「令和3年7月」から開始されることが決まった。厚労省が11月12日付のプレスリリースで発表した。 (さらに…)
第51回現代医療鍼灸臨床研究会 不妊治療、選択肢の提示が大切
第51回現代医療鍼灸臨床研究会 不妊治療、選択肢の提示が大切
2020.11.25
漢方併用「2年が一つの区切り」
第51回現代医療鍼灸臨床研究会が10月25日、Zoomを用いてウェブで開催された。大会テーマは『不妊症に対する鍼灸最前線』。
教育講演では、北里大学東洋医学総合研究所漢方診療部副部長の森裕紀子氏が講演し、西洋医学と漢方治療を併用した不妊治療の症例を紹介した。
(さらに…)
JASTACのコロナ対策セミナー 空気と手から感染、鍼灸院内で注意
JASTACのコロナ対策セミナー 空気と手から感染、鍼灸院内で注意
2020.11.25
高齢者は「うつりやすく、うつしやすい」
「鍼灸院のための新型コロナウイルス感染症の防止対策」をテーマとしたウェブセミナーを、日本鍼治療標準化学会(JASTAC)が10月8日に開いた。Zoomを用いたウェブ講義で、同学会代表理事の加藤容崇氏が、ウイルスの特性や感染状況などを踏まえて鍼灸院での実践的な感染症対策を紹介した。
重症度の問題から注意すべきは、まず高齢患者だと指摘 (さらに…)
鬱病を克服した鍼灸師、自身を語る――米倉まな先生(まな鍼灸堂院長)
鬱病を克服した鍼灸師、自身を語る――米倉まな先生(まな鍼灸堂院長)
2020.11.25
なぜ鬱に鍼灸が効いたのか興味持ち、この道へ
鬱病を患ったことを「強み」に変え、「メンタル鍼灸」を掲げて女性専門で施術に励んでいる鍼灸師、米倉まな氏。10月3日、三重県四日市市で開催された三重県信用保証協会主催の『創業セミナー』で創業までの自身の来歴と「今」を語った。 (さらに…)
中外医学社、晶文社、医歯薬出版から新刊など3冊 「寝ころんで読む金匱要略」ほか
中外医学社、晶文社、医歯薬出版から新刊など3冊 「寝ころんで読む金匱要略」ほか
2020.11.25
中外医学社から新刊
寝ころんで読む金匱要略
株式会社中外医学社から新刊『寝ころんで読む金匱要略』が発行された。著者は、慶應義塾大学病院や市中の診療所などの勤務を通じて漢方の診療や研究、教育などに携わり、数々の講演や執筆活動も行ってきた医師の入江祥史氏。A5判272頁、本体価格2,800円。 (さらに…)
あはき療養費、第22回専門委の議事録公表
あはき療養費、第22回専門委の議事録公表
2020.11.24
10月29日に開催された「第22回あはき療養費検討専門委員会」の議事録が、厚労省ホームページ上に公表された。
まもなく通知される予定の12月料金改定に関する話し合いがメインで、業界側が委員会開催を2度断ったことを謝罪するなど、改定時期の遅れに関する言及も記されている。
第22回社会保障審議会医療保険部会 あはき療養費検討専門委員会議事録
伝統鍼灸学会 石原克己新会長が承認、来年4月から
伝統鍼灸学会 石原克己新会長が承認、来年4月から
2020.11.19
日本伝統鍼灸学会(形井秀一会長)の総会が11月15日に行われ、次期会長として石原克己氏(東明堂石原鍼灸院院長)が選出・承認された。
任期は2021年4月からの3年間。
総務省、医業類似行為等の事故対策で改善勧告
総務省、医業類似行為等の事故対策で改善勧告
2020.11.17
総務省は11月17日、医業類似行為等による事故に対する関係省庁の対策の実施状況等の調査(平成30年3月~令和2年11月実施)を踏まえ、厚労省に改善を求める勧告を行った。
調査結果で、医業類似行為による健康被害や、エステサロンにおける医師免許が必要なアートメイクに関する相談が、保健所に寄せられていたものの、多くは事実確認が行われていなかったとして、監督権を持つ都道府県等が事業者への必要な指導を徹底するよう厚労省に要請した。
総務省のホームページ上に「消費者事故対策に関する行政評価・監視」として報告されており、「医業類似行為」の中にはあはき・柔整が含まれている。
今後、弊紙で詳しくお伝えします。
東京有明医療大学付属鍼灸センターが研修生を募集
東京有明医療大学付属鍼灸センターが研修生を募集
2020.11.13
東京有明医療大学付属鍼灸センターが、令和3年度の研修生の募集要項を公表した。研修内容は鍼灸施術及び補助、環境維持業務等、勉強会で、応募資格は、はり師及びきゅう師免許取得者、もしくは令和3年に免許取得見込みの者、週2日以上の研修が可能な者、勉強会に参加可能な者など。
出願期間は令和3年2月1日(月)~12日(金)必着。その他詳細は同センターの募集要項ホームページを参照。
あはき療養費「長期・頻回等に関する償還払いに戻せる仕組み」、来年7月から
あはき療養費「長期・頻回等に関する償還払いに戻せる仕組み」、来年7月から
2020.11.12
あはき療養費における、「長期・頻回の施術等に関する償還払いに戻せる仕組み」について、施行日が来年7月1日と決定された。
この仕組みについては、第22回あはき療養費検討専門委員会などで検討され(詳細はこちら)、施行日については意見が分かれていた。
第3回国際美容鍼灸学会 ウェブ開催 「インフォデミック」テーマにシンポ
第3回国際美容鍼灸学会 ウェブ開催 「インフォデミック」テーマにシンポ
2020.11.10
治療家は無根拠な情報の拡散にも注意を
第3回国際美容鍼灸学会が10月11日、Zoomを使用してウェブ開催された。 (さらに…)
第22回あはき療養費検討専門委員会 12月からの料金改定で大筋合意
第22回あはき療養費検討専門委員会 12月からの料金改定で大筋合意
2020.11.10
改定時期の遅れを業界側が陳謝
10月29日、都内で第22回あはき療養費検討専門委員会が開かれ、令和2年度の料金改定案が厚労省より提示された。12月から施行される予定で、改定率は「0.27%」とプラス改定となる。
ただ本来であれば、柔整療養費と同様に6月頃に改定される予定だったが、半年も改定時期がずれ込んだ。この遅れについて、あはき業界側の委員からお詫びの言葉を口にする場面が見られた。
訪問施術制度は次回へ見送り
料金が引き上げられる項目は、はり・きゅうで初検料が60~90円増の1,770~1,850円、施術料が10~20円増の1,550~1,610円。あん摩マッサージ指圧で1局所当たりのマッサージが10円増の350円となる。また、変形徒手矯正術がマッサージの加算(1肢当たり450円)として整理されるほか、往療料では4㌔超の場合が150円引き下げられて2,550円に減額されるなどの案が示された。
当初導入されることが予定されていた訪問施術制度(往療料の距離加算を廃止し、施術料と往療料を包括した料金)は見送られ、次回改定に向けて引き続き検討される。
当日の会議では、冒頭に日本鍼灸師会副会長の中村聡氏がここまでの改定をめぐる経緯に言及。「本来、もっと早くこの会議は開かれるものだったが、 (さらに…)
2020年秋の叙勲・褒章 あはき・柔整業界から11名
2020年秋の叙勲・褒章 あはき・柔整業界から11名
2020.11.10
あはき・柔整業界からの2020年秋の叙勲・褒章は以下の通り。(敬称略・順不同) (さらに…)