Q&A『上田がお答えいたします』 同意書の交付に際しての医師の基本姿勢とは何か
2022.11.25
Q.
医師に鍼灸療養費の請求のための同意書を交付してもらうに当たり、患者さんや施術者が「留意すべきこと」はありますか? (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』 同意書の交付に際しての医師の基本姿勢とは何か
Q&A『上田がお答えいたします』 同意書の交付に際しての医師の基本姿勢とは何か
2022.11.25
Q.
医師に鍼灸療養費の請求のための同意書を交付してもらうに当たり、患者さんや施術者が「留意すべきこと」はありますか? (さらに…)
コロナ後遺症に対して鍼灸は何ができるか 大阪府鍼灸師会 令和4年度 第3回学術講習会
コロナ後遺症に対して鍼灸は何ができるか 大阪府鍼灸師会 令和4年度 第3回学術講習会
2022.11.25
10月9日、公益社団法人大阪府鍼灸師会の令和4年度第3回学術講習会が開催された。午前は霊枢について、午後はコロナ後遺症について講習がもたれた。
後遺症患者94%に倦怠感、危険なPEMに注意
午後の部前半はヒラハタクリニック院長の平畑光一氏が『コロナ後遺症治療における鍼灸の重要性』と題して、後遺症の種類やそれに対するアプローチなどを解説した。 (さらに…)
柔整あはきは「簡素な仕組み」で 「マイナ保険証」切り替えでオンライン資格確認を拡大
柔整あはきは「簡素な仕組み」で 「マイナ保険証」切り替えでオンライン資格確認を拡大
2022.11.10
専用アプリで必要な資格情報のみ取得
政府が令和6年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードの保険証利用に切り替える方針を示したことに伴い、柔整・あはきの施術所でもオンライン資格確認が導入される見通しとなった。ただ、医療機関や薬局とはシステムが異なり、患者の必要な資格情報のみを取得できる簡素な仕組みになるようだ。 (さらに…)
令和4年 秋の叙勲・褒章
令和4年 秋の叙勲・褒章
2022.11.10
あはき・柔整業界からの令和4年秋の叙勲・褒章は以下の6名。(敬称略)
◇旭日双光章
髙田常雄(公益社団法人東京都鍼灸師会会長)
山﨑健司(元公益社団法人広島県柔道整復師会会長)
山田敏雄(元公益社団法人岐阜県鍼灸マッサージ師会会長)
◇旭日単光章
宮本泰輔(元公益社団法人徳島県柔道整復師会会長)
◇藍綬褒章
徳山健司(公益社団法人大阪府柔道整復師会会長)
中村聡(公益社団法人日本鍼灸師会副会長)
『医療は国民のために』354 被保険者が死亡した場合での受領委任払いの事務処理について
『医療は国民のために』354 被保険者が死亡した場合での受領委任払いの事務処理について
2022.11.10
高齢化が進行する中、療養費の申請後に患者が亡くなっていたということが今後生じうるかもしれない。今回はこれについて考えたい。 (さらに…)
福岡県 施術所5万円、11月申請開始 医療機関への物価高対策で支援金
福岡県 施術所5万円、11月申請開始 医療機関への物価高対策で支援金
2022.11.10
福岡県は、光熱費の上昇など物価高騰の影響を診療価格等に転嫁できない保険医療機関を対象とした支援金の給付を開始した。
施術所も対象となり、給付額は5万円。申請方法は「郵送のみ」となり、受付は11月1日から始まっており、令和5年2月28日まで。
また、申請に当たっては、受領委任取扱いの登録記号番号または医療保険(療養費)の対象となる施術を行っていることが確認できる書類が必要。
柔整とあはきを併設している施術所については、いずれか一方の申請になる。
詳しくは、福岡県医療機関等物価高騰対策支援金事務局(☎092・643・5801)まで。
連載『中国医学情報』212 非小細胞肺癌(NSCLC)Ⅲ・Ⅳ期患者の化学療法に伴う倦怠感(CRF)への鍼灸治療―鍼単独治療と鍼灸併用治療のランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』212 非小細胞肺癌(NSCLC)Ⅲ・Ⅳ期患者の化学療法に伴う倦怠感(CRF)への鍼灸治療―鍼単独治療と鍼灸併用治療のランダム化比較 ほか
2022.11.10
☆非小細胞肺癌(NSCLC)Ⅲ・Ⅳ期患者の化学療法に伴う倦怠感(CRF)への鍼灸治療―鍼単独治療と鍼灸併用治療のランダム化比較
四川省重慶市中医院・白平らは、NSCLCの化学療法後に倦怠感(CRF)を発症した患者への鍼灸治療を報告した(上海鍼灸雑誌、2022年4期)。
対象=同院でNSCLCⅢ・Ⅳ期と確定診断され化学療法中の入院患者80例:男56例・女24例、扁平上皮癌49例・腺癌31例、Ⅲ期39例・Ⅳ期41例。これをランダムに鍼群・鍼灸群各40例に分けた。鍼群(男29例・女11例)は平均年齢55±9歳、鍼灸群(男27例・女13例)は平均年齢56±8歳。 (さらに…)
あん摩マッサージ療養費 都道府県別支給状況 厚生労働省『令和3年度 療養費頻度調査』から
あん摩マッサージ療養費 都道府県別支給状況 厚生労働省『令和3年度 療養費頻度調査』から
2022.11.10
調査は、令和3年10月の1カ月間に行われた施術に係る療養費支給申請書が対象。支給申請書のうち、全国健康保険協会管掌健康保険で全件、国民健康保険で5分の1、後期高齢者医療制度で10分の1の割合で抽出している。1件当たりの平均支給額は約60,337円(昨年度より10,235円減)。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』219 続く下痢
連載『汗とウンコとオシッコと…』219 続く下痢
2022.11.10
今年は冬の到来が早いようだ。日中の気温はそこそこ上がるものの朝、夜は11月なのに、12月初頭の衣服でないと過ごしにくい。
10月は桜で有名な京都の醍醐寺で桜が狂い咲きし、金木犀も9月の終盤と10月中旬に2回も香を醸し出した。まるで秋が無かったかのように冬がやってくるようだ。
秋雨前線よりも、しつこく居座る台風や、局所的な雨ばかりだった。急激に気圧を下げたと思えば、上空の空気は乾燥しているので全体的には乾燥傾向が強く見受けられる。こうなると人は意識外で水分が飛ばされることによって、ウイルス感染を引き起こしやすい傾向がある。冬に多く見られることが早々と起きはじめているという具合だ。 (さらに…)
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』21 健康×タッチポイント
連載『鍼灸師・柔整師のためのIT活用講座』21 健康×タッチポイント
2022.11.10
健康になる目的は何なのであろうか? 健康の目的によりその手段も方法も大きく異なる。健康になる目的が「病気から回復・症状の改善」であれば、病気ごとに対応する方法は異なり、改善したい症状の種類や強さ、頻度により内容や量を調整することになる。この場合、健康管理をするきっかけは身体症状であることから、その動機は明確であり、症状が継続する限り健康行動を持続するであろう。しかし、健康になる目的が、「健康維持」となれば、その状況も大きく異なる。 (さらに…)
『ちょっと、おじゃまします』 ~在宅医療に関わり 痛みに苦しむ患者を救いたい~ 大阪府大阪狭山市 <遊楽訪問リハビリマッサージ>
『ちょっと、おじゃまします』 ~在宅医療に関わり 痛みに苦しむ患者を救いたい~ 大阪府大阪狭山市 <遊楽訪問リハビリマッサージ>
2022.11.10
「患者さんの自宅に訪問して施術すれば、身体だけではなくて、生活全体もみられるので、より深いところまで関わっていけます」と話すのは、遊楽訪問リハビリマッサージの川畑大地先生。大阪狭山市を中心に日夜、訪問施術で飛び回っています。 (さらに…)
プロ野球・ヤクルトがトレーナー募集、締切11月14日まで
プロ野球・ヤクルトがトレーナー募集、締切11月14日まで
2022.11.02
東京ヤクルトスワローズが11月1日、選手をサポートするアスレチックトレーナーを募集しているとHPで発表。応募資格は鍼灸師、あんまマッサージ師、柔道整復師等の医療系国家資格を有し、JSPO-AT、NATA-AT等の資格を有することとし、来年2023年1月初旬からの業務開始予定(応相談)。
主な業務は、アスレチックトレーナーとして選手への治療やリハビリテーションの指導、障害評価、安全管理、緊急対応などで、優遇されるスキルとして、プロ・アマを問わずアスレチックトレーナーとして3年以上の経験や、外国人選手への施術も見込まれるため、英語・スペイン語での業務経験などが挙げられている。
応募締切は2022年11月14日必着。詳細は東京ヤクルトスワローズのアスレチックトレーナー募集についてを参照。
現行の保険証、令和6年秋廃止「施術所への対応も」デジタル相言及
現行の保険証、令和6年秋廃止「施術所への対応も」デジタル相言及
2022.10.25
紙などで発行されている現行の健康保険証を令和6年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の利用に切り替えることを政府が発表した。マイナ保険証が事実上、義務化されることが決まり、実施時期も早まったことから、あん摩、鍼灸などの施術所でのマイナンバーカード対応も検討される方向のようだ。
(さらに…)
鍼灸学系大学協議会 サマーセミナー開催 モデル・コアカリキュラム策定の現状
鍼灸学系大学協議会 サマーセミナー開催 モデル・コアカリキュラム策定の現状
2022.10.25
鍼灸学系大学協議会(JSACU)の主催で第4回サマーセミナーが9月10日、11日に大阪市内で開催された。コロナ禍による中止で3年ぶりの開催となり、大学ごとに設定している教育課程の中心(コアカリキュラム)の見本となる「モデル・コアカリキュラム(以下モデルコア)」の策定状況について報告され、闊達な議論が行われた。
変わりゆく社会で鍼灸教育の向上を
冒頭、JSACU理事長の矢野忠氏はコロナ禍を乗り越え3年ぶりにサマーセミナーを開催できたことを喜んだ。また、来年度の新潟医療福祉大学の鍼灸健康学科の開設にも触れ、鍼灸医学の発展と優秀な人材の発掘・養成、大学ならではの教育の充実がJSACUの目標であると強調した。 (さらに…)
労災保険のあはき施術 10月施術分から 料金改定
労災保険のあはき施術 10月施術分から 料金改定
2022.10.25
労災保険のはり・きゅう及びマッサージ施術に係る料金が、10月以降の施術分から変更される。厚労省労働基準局長が、9月21日付で文書を発出した。
初検料と、マッサージ施術料の「温罨法を併施した場合」の算定料金が引き上げられた(下表参照)。
西日本最大級の健康施術産業展 からだケアEXPO大阪 ’22
西日本最大級の健康施術産業展 からだケアEXPO大阪 ’22
2022.10.25
施術の商品・サービスが一堂に
施術業界を対象とした総合展示会『からだケアEXPO大阪 '22 第2回健康施術産業展』が11月30日からの3日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催される。
主催はブティックス株式会社(東京都港区)で、介護業界西日本最大級の商談型展示会『第7回CareTEX大阪'22』も同時開催。来場前登録をすることで5千円の入場料が無料に。 (さらに…)
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』21 緩和型通所介護事業の 開設の心がけ②
連載『介護予防研究会による柔整師・鍼灸師のための介護保険講座』21 緩和型通所介護事業の 開設の心がけ②
2022.10.25
今回は、介護予防・日常生活支援総合事業の「緩和型通所介護サービス」の今後の動向について解説します。
令和4年10月現在、財務省の財政制度等審議会は、社会保障制度全体について「検討段階から実施へのカウントダウンが始まっている」との認識の下、様々な議論を行っています。
要支援者に対する訪問介護、通所介護については、「地域の実情に応じた多様な主体による効果的・効率的なサービス提供を行う観点から、地域支援事業へ移行したところ(平成30年3月末に移行が完了)である」としており、要介護1・2への訪問介護・通所介護についても、「生活援助型サービスをはじめとして、全国一律の基準ではなく地域の実情に合わせた多様な人材・多様な資源を活用したサービス提供を可能にすることが効果的・効率的である。先に述べた地域支援事業の在り方の見直しに取り組みつつ、第9期介護保険事業計画期間に向けて、地域支援事業への移行を検討すべきである」としています。 (さらに…)
第17回社会鍼灸学研究会 「商品化社会」での鍼灸を考察
第17回社会鍼灸学研究会 「商品化社会」での鍼灸を考察
2022.10.25
第17回社会鍼灸学研究会が9月18日、19日、オンラインで開催された。『鍼灸のアイデンティティーを求めて―「商品化社会」における鍼灸』をテーマに、様々な立場から報告が行われた。
岡山商科大学法学部客員教授の村岡潔氏は、医療人類学の考え方に基づく「多元的医療システム」(PMS)を概説した上で、鍼灸の目指すべき立ち位置について語った。
PMSとは、社会や集団の中で日々繰り返される健康・医療を保持するための営み(ヘルスケア)が、多層構造的に存在していることを指す概念で、大別して、▽大衆セクター、▽民俗セクター、▽専門職セクターの3つに分類される。 (さらに…)
【無料レポート】オンラインサロンここちめいど主催セミナー メンタル不調からくる頭痛を鍼灸で改善
【無料レポート】オンラインサロンここちめいど主催セミナー メンタル不調からくる頭痛を鍼灸で改善
2022.10.20
セミナー『頭が痛い……それって頭?心? ~頭痛とメンタルの関係~』が 9 月 20 日、Zoomで開催された。主催は、鍼灸×メンタルオンラインサロンここちめいど。
身体化する頭痛
松浦悠人氏(東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 助教)は、「うつ状態やうつ病の患者さんが訴える頭痛の特徴と鍼灸治療について」と題し、メンタル面に注目して頭痛を解説した。
頭痛の中でも「メンタル不調の部分症状としての頭痛」に焦点を当て、国際頭痛分類第 3 版において、頭痛が精神疾患と時期的に一致するなど因果関係がある「精神疾患による頭痛」に含まれる「身体化障害による頭痛」を挙げ説明。医学的な病気の存在がなく、心理社会的要因により症状が出る身体表現性障害(DSM-IV)があり、この疾患概念は国際頭痛分類第3版にて参考にされている。これは現在、身体症状に対する思考や感情が異常であると考える、身体症状症(DSM―5)に更新されているが、この身体症状症やうつ・不安などを含む原因不明で持続する症状を、医学的に説明困難な症状 (Medically Unexplained Symptom:MUS)という。痛みに関しては、▽鎮痛薬の効果なし、▽精神疾患の既往あり、 ▽増悪寛解因子が不明確、▽症状の間欠期がない、▽ストレス因子あり、などのうち2項目以上該当するとその可能性が高く、これがベースで頭痛が起こる場合がある。
また、身体化する頭痛の臨床的な特徴はうつ病と似たものも多く、見極めが大切だと話した。症状が持続する場合は、痛みやストレスにより中枢神経の感受性が変化して痛みを感じやすくなる中枢性感作もあるとし、身体症状が筋緊張など身体局所の病態か、中枢による病態のどちらに由来するか評価する必要があると説明した。
中枢性感作に鍼でアプローチ
中枢性感作は、百会、風池、内関、合谷、足三里、三陰交、太衝などの経穴を中心に鍼で治療すると話し、脳血流の変化を見るMRIで、うつ病患者の左背外側前頭前野や帯状回が賦活、両側海馬や扁桃体の活動が抑制など、脳血流のバランスがニュートラルな状態に変化する様子を示した。また、適度な食事・睡眠・運動の促しや、不調に対する苦しみや思いの傾聴共感で、患者を心身ともに整える鍼の効く体づくりも大切だと話した。
頭痛が起こるきっかけ「不明な刺激」
菊池友和氏(東洋医学研究所主任研究員)は、片頭痛は予兆期、前兆期、発作期、回復期と段階的に進むとし、fMRIによる脳活性の様子から、予兆期のきっかけが、発作の起こる 48 時間前に見られる視床下部の活性に関係あると解説。この時「不明な刺激」があったとし、その内容は肩こり、目の疲れ、ストレス、PMS、睡眠不足などメンタル、フィジカルともにありうるとした。
さらに、西洋医学では予兆期の治療薬はないと話し、鍼灸での中枢感作を抑制し不明な刺激を受けても発作を起こさない全身調整の効果に期待を寄せた。
全体でのディスカッションでは、2021年の頭痛のガイドラインで片頭痛の・緊張型頭痛の標準治療において、予防期、発作期の鍼灸治療が推奨に転じていることが、治療家の間で知られていないことを問題視し、一度推奨に転じても、次回変更の可能性はあり、臨床や研究結果で形に残し続けなければならないと課題を呈した。
2021年柔整・あはき市場は9,680億円 矢野経済研調査
2021年柔整・あはき市場は9,680億円 矢野経済研調査
2022.10.10
前年比5%増、患者数がコロナ前の水準に
株式会社矢野経済研究所(水越孝代表取締役社長)は、2021年の柔整・あはき市場(累計)が9680億円(前年比5・3%増)だったと推計値を発表した。8月23日にリリースした『2022年版接骨院・鍼灸院・マッサージ院市場の展望と戦略』と題する調査結果内で示した。
テレワーク増で施術傾向に変化
同調査は2022年5月から7月までの期間に、全国の施術所に対して面談(オンライン含む)、電話取材、郵送アンケートなどによる方法で実施された。 (さらに…)