『ちょっと、おじゃまします』 患者さんの感受性に合わせた女性ならではの鍼灸治療 兵庫県神戸市<えりこ鍼灸治療室>
2023.10.10
「がんばる人を支えるのがやりがい」と話す奥津えり子先生。特に同性だからこそ共感できる月経随伴症状を中心とした、心と体の変化に向き合う治療を行っています。 (さらに…)
『ちょっと、おじゃまします』 患者さんの感受性に合わせた女性ならではの鍼灸治療 兵庫県神戸市<えりこ鍼灸治療室>
『ちょっと、おじゃまします』 患者さんの感受性に合わせた女性ならではの鍼灸治療 兵庫県神戸市<えりこ鍼灸治療室>
2023.10.10
「がんばる人を支えるのがやりがい」と話す奥津えり子先生。特に同性だからこそ共感できる月経随伴症状を中心とした、心と体の変化に向き合う治療を行っています。 (さらに…)
伝統医学の国際標準化のこれまで 第11回政治×鍼灸
伝統医学の国際標準化のこれまで 第11回政治×鍼灸
2023.09.25
日本側の代表の一人、東郷氏が振り返る
鍼灸師がオンライン上で「政治」を語り合うイベント『政治×鍼灸』が8月31日に開かれた。11回目の今回は、伝統医学の国際政治の場といえる「国際標準化」に長年関わっている東郷俊宏氏(順天堂大学協力研究員)がゲストに呼ばれ、国の代表の一人として参加した国際会議等の経験や、それを踏まえたグローバルな視点から見た日本鍼灸について語られた。
2009年以降、WHOとISOで激論
「モノ」と「情報」に議題集約
伝統医学領域における国際標準化の動きが始まったのは1980年代以降で、WHO(世界保健機関)により鍼灸関連では基本用語の標準化などから進められた。東郷氏は2005年から会議に参加し、当時立ち上がっていたいくつかのプロジェクトの中で、伝統医学用語・情報の標準化に携わるようになったという。2009年以降は、WHOのみならず、ISO(国際標準化機構)でも伝統医学領域の国際標準化に係る大きな会議が開かれるようになり、特に中国と韓国と「やりあった」と語った。
(さらに…)
第二回日本の灸シンポジウム 歴史や臨床での知見から学ぶ
第二回日本の灸シンポジウム 歴史や臨床での知見から学ぶ
2023.09.25
日本伝統医学総合研究所と灸法臨床研究会が共催
8月27日に日本伝統医学総合研究所と灸法臨床研究会の共催で『第二回日本の灸シンポジウム―灸の歴史と現在、そしてこれから』が開催された。 (さらに…)
鍼灸業界に必要な安全性セミナー 第1回「発生する事故の原因と対策」
鍼灸業界に必要な安全性セミナー 第1回「発生する事故の原因と対策」
2023.09.25
セイリン株式会社主催のオンラインセミナー『鍼灸業界に必要な安全性セミナー』の1回目が開催された。宝塚医療大学保健医療学部鍼灸学科の菊池勇哉氏が事故発生の原因について具体例を交えて解説。同セミナーは8月から10月にかけて全3回のシリーズ。 (さらに…)
アルテミシア、「経穴かるた」発売
アルテミシア、「経穴かるた」発売
2023.09.25
要穴60を、遊んで覚える
アルテミシア(森ノ宮医療学園出版部)が今夏、経穴を楽しく遊びながら学習できるカードゲーム『経穴かるた』を発売した。
読み札と取り札は60枚ずつ。様々な養成校で以前よりカルタが自作され、ゲームを楽しむにとどまらず、カルタ大会まで開かれるようになった現状を受け、商品化された。札に書かれる経穴は、初学者向けとして要穴(五行穴、計60穴)に限定。
遊び方は一般のカルタと同様で、例えば、「少商」の場合、読み札にある「手の太陰肺経 井木穴」の説明を読み上げ、並べた取り札から先に「少商」を取るのを競う。同社によると、10月22日の日本鍼灸師会の『第18回全国大会in近畿』の中で、初の全国大会として実施される『学生対抗要穴カルタ大会』で使用されるという。
本体価格は1,100円(税込)。問い合わせは、アルテミシア(電話06-6976-6889、メールkoudoku@morinomiya.ac.jp)まで。
令和6年実施 国家試験 日程決まる
令和6年実施 国家試験 日程決まる
2023.09.25
鍼灸は 2/25(日)
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の32回目となる国家試験の日程が、9月1日に厚労省ホームページ上で発表された。
あマ指師は令和6年2月24日(土)、はり師及びきゅう師は同年2月25日(日)に実施される。合格者は同年3月26日(火)の14時から厚労省ホームページなどで発表される。
なお、柔整師の試験期日については、9月21日時点でまだ公表されていない。
都道府県別施術所数 あマ指減少続く
都道府県別施術所数 あマ指減少続く
2023.09.25
厚労省『令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況』から
7月31日付で発表。前回(令和2年)の結果と、そこからの増減率(小数点以下2位を四捨五入)を併せて掲載。前回、前々回に続き、あん摩マッサージ指圧施術所が今回も微減となるも、そのほかは増加を維持。特にはり及びきゅうを行う施術所は5.9%(1,883カ所)の増加となった。(下表参照、単位:カ所) (さらに…)
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』59 素問・二十一 『経脈別論』
連載『あはき師・絵本作家 かしはらたまみ やわらか東洋医学』59 素問・二十一 『経脈別論』
2023.09.25
この篇では、勇者と怯者という性格の違いが、病に関わる話が書かれています。 (さらに…)
【速報】柔整・あはきの「オン資」、来年から義務化も
【速報】柔整・あはきの「オン資」、来年から義務化も
2023.09.22
柔整・あはき療養費において、マイナンバー等による患者の保険資格を確認する仕組み「オンライン資格確認」(オン資)が、来年4月より始まることが決定した。
本日開催された両療養費専門委員会で了承され、医療機関や薬局のシステムとは異なる仕組みで導入。また、紙の保険証が廃止される来秋の令和6年10月以降は受領委任を行う施術所での対応を義務化する方針とした。
詳しくは、今後の弊紙でお伝えします。
マスターズ水泳九州大会 国際大会でのボディケア初 福岡スポーツ鍼トレーナー部会中心
マスターズ水泳九州大会 国際大会でのボディケア初 福岡スポーツ鍼トレーナー部会中心
2023.09.08
8月4日から11日にかけて開催された世界マスターズ水泳選手権2023九州大会であはき師がケアボランティアを行った。福岡・あはき社団のスポーツ鍼トレーナー部会が中心で、国際大会となるマスターズ水泳でのボディケア活動は初めて。マスターズ水泳大会とは年齢別に区分けされた水泳大会で、元五輪選手から市民選手まで広く参加する。今大会には約80の国と地域、約7,500名の選手が参加した。 (さらに…)
『医療は国民のために』374 次の療養費料金改定に物価高騰対策を!
『医療は国民のために』374 次の療養費料金改定に物価高騰対策を!
2023.09.08
次期(令和6年度)料金改定の議論は、7月に開かれた「あはき療養費検討専門委員会」でスタートし、柔整療養費もじきに始まると思われる。毎度のことだが、今回の改定率も慣習通り「医科の改定率の半分」にされるのでは、と少々うんざりしている。 (さらに…)
大阪歯科万博2023 進歩を続ける歯科医療 見て・学んで・体験する
大阪歯科万博2023 進歩を続ける歯科医療 見て・学んで・体験する
2023.09.08
8月4日から3日間、大阪咲洲ATC(大阪市住之江区)で大阪歯科万博2023が開催された。咲洲プレ万博との位置付けの同万博テーマは『歯科医療の進歩と未来』。約40の企業・団体の出展や50以上の講演に一般の家族連れや、歯科医師、歯科衛生士など3075人が来場した。 (さらに…)
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』65 ライオニゼーション
連載『不妊鍼灸は一日にして成らず』65 ライオニゼーション
2023.09.08
今回は、免疫の性差について基礎的なお話をします。これは様々な疾患の深い理解につながるので、知ってもらいたいのですが、基本的な知識は持っているとして進めます。 (さらに…)
日鍼会・長野県針灸師会第3回学術講習会 脳外科医に聞く 頭痛の診察と治療
日鍼会・長野県針灸師会第3回学術講習会 脳外科医に聞く 頭痛の診察と治療
2023.09.08
7月22日に、日本鍼灸師会関東甲信越ブロックと長野県針灸師会共催で第3回学術講習会が開かれた。ホテルニューステーション(長野県松本市)とオンラインでの開催で、『今一度、頭痛について考える』のテーマで講演や実技が行われた。 (さらに…)
9月18日は「世界初の 組織的に視覚障害者教育が始まった日」 日本記念日協会に認定
9月18日は「世界初の 組織的に視覚障害者教育が始まった日」 日本記念日協会に認定
2023.09.08
杉山検校の功績を後世へ
公益財団法人杉山検校遺徳顕彰会は、管鍼術の祖・杉山和一が後進育成のため開いた私塾が幕府公認となった9月18日(旧暦)を「世界で初めて組織的に視覚障害者教育が始まった日」と制定し、日本記念日協会に8月3日付で認定されたことを明かした。 (さらに…)
社会福祉法人桜雲会から新刊 「冴え」との共生 2古典医学へのエビデンス―自律神経の体内宇宙
社会福祉法人桜雲会から新刊 「冴え」との共生 2古典医学へのエビデンス―自律神経の体内宇宙
2023.09.08
社会福祉法人桜雲会から『「冴え」との共生 2古典医学へのエビデンス―自律神経の体内宇宙』が刊行された。著者は文教鍼研究会学務部長の加藤秀郎氏。317頁、3080円(税込)。
人体整理と健康管理について述べた前巻に続くシリーズ第2巻。本書は前巻と同様に「冴え」をキーワードとして「体温」「動脈」「皮膚」「飲食」に章分けし、それぞれ症状や生理反応について古典医学的視点と科学的視点を絡めて解説する。
後半には、それまでに述べたテーマも合わせた東洋医学のエビデンスについて詳細に記されている。
筆者は、東洋医学とは人間社会と大自然の狭間にあるものだとし、病は自然の中で覚える人体内の「異質」であると語る。異質を知るべく医学が生まれ、抑えるべく医療が生まれた。二千年前から続く「医」に迫る。 (さらに…)
連載『中国医学情報』222 特発性大腿骨頭壊死症の鍼治療効果―体外衝撃波治療+薬物群とのランダム化比較 ほか
連載『中国医学情報』222 特発性大腿骨頭壊死症の鍼治療効果―体外衝撃波治療+薬物群とのランダム化比較 ほか
2023.09.08
☆特発性大腿骨頭壊死症の鍼治療効果―体外衝撃波治療+薬物群とのランダム化比較
黒竜江中医薬大学付属病院・李志剛らは、特発性大腿骨頭壊死症(ONFH)の鍼治療効果を、体外衝撃波治療(整形外科で除痛治療に応用される新しい治療法)と中薬併用治療群と比較(鍼灸臨床雑誌、2023年4期)。 (さらに…)
Q&A『上田がお答えいたします』「患者に係るすべての同意書等の写し」とは? / 償還払いの領収証は押印がいるの?
Q&A『上田がお答えいたします』「患者に係るすべての同意書等の写し」とは? / 償還払いの領収証は押印がいるの?
2023.09.08
「患者に係るすべての同意書等の写し」とは?
Q1.
あはき療養費に係る厚労省通知で、「当該患者に係るすべての同意書等の写し(紙で出力が可能な電子的記録によるものを含む。)」を施術が完結した日から5年間保存するように、とあります。具体的にどのような書類ですか? (さらに…)
都道府県別の就業あはき師・柔整師数
都道府県別の就業あはき師・柔整師数
2023.09.08
厚労省『令和4年度衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況』から
7月31日付で発表。前回(令和2年報告)の結果と、そこからの増減率(小数点以下2位を四捨五入)を併せて掲載する。 (さらに…)
連載『汗とウンコとオシッコと…』229 熱 居座る。
連載『汗とウンコとオシッコと…』229 熱 居座る。
2023.09.08
9月に入ったというのに日中は「焼かれている」と感じるほどの殺人的暑さが続く。逆に朝晩は涼風が漂い、秋の虫の鳴き声とうまくシンフォニーを奏でる。とにかく差が激しいのだ。 (さらに…)