大阪市の介護予防、鍼灸師が機能訓練指導員要件にようやく追加
2024.10.02
9月に入り、大阪市の「介護予防・日常生活支援総合事業」(以下、総合事業)で、選択型通所サービスにおける機能訓練指導員の資格要件の中に、「はり師、きゅう師」が追記されたことが分かった。
関西を拠点とする鍼灸関連団体らが7月中旬に、大阪市に対し要望を出したといい、それが実った形となった。大阪市に働きかけたのは、NPO法人すこやか地域支援協会(鈴木勝也理事長)や大阪鍼灸マッサージ協同組合(勝浦政夫会長)など5団体。
デイサービス等に配置する機能訓練指導員の対象資格については、平成30年度の介護保険制度改正ではり師、きゅう師が認められている。ただ、国が運営する「介護保険」と異なり、 (さらに…)